プロローグ
プロローグよりあとなんも書いてない。マジでやばいw
とりあえず楽しんで行ってください。
その日生まれたのはこれから始まる物語の主人公。名前はレルカ=アルメニア。この物語は彼が生まれてから大国「神聖アルメニア王国」を築くまでの軌跡を描いたものである。
彼が生まれたのは巨大な勢力をもったエルグランド帝国。しかし帝国は建国されてから300年の時がたち、中央の政治機関は腐りきり、皇帝は酒と女におぼれ、宦官たちの間には賄賂が飛び交う最悪な状態になっていた。当然中央の政治体制が腐れば地方貴族も腐り、民衆は地方貴族の好き勝手な地方統治によって重税を背負っていた。しかも収めた重税の大半は統治する貴族の懐に入り、払っても払っても税金がなくならないという悪循環に陥っていた。
この仕打ちに怒りを覚えたのが当時14歳のレルカである。レルカはとある名も無い村の村長の次男として生まれた。レルカは13歳の時、親が止めるのも聞かず、村を襲った魔物を村の警備隊とともに迎え撃った。そのとき彼はとても初めて武器を持つとは思えない天才的な槍捌きで魔物の集団を蹂躙。その槍捌きに注目した警備隊長は「100年に一人の逸材」といって村長に「このままこの村で才能を腐らせるのは良くない」といい、帝都エルドラの帝立武術訓練学校に推薦した。
レルカは自分は将来軍にはいって国のために働くんだ、と意気込んでいた。しかし彼に待っていたのは腐りきった帝国の実情だった。彼は絶望した。せっかく推薦してくれた警備隊長の手前、学校をやめはしなかった。だが訓練学校主席卒業後、主席卒業者に与えられる軍への高階級での仕官を蹴り、村へ帰った。彼は村で三日三晩悩んだ。せっかく持って生まれた力を捨て、畑仕事をして一生を終える気になれない。虐げられているほかの領地の人もどうにかしてあげたい。そこで彼は自らの理想成就のために戦うことを決心したのだった。
レルカ=アルメニア
職業:ハイ・ランサー
アクティブスキル:ペネトレイター 三連刺
パッシブスキル:(ユニーク:汝背負うは大気の業)気配察知Lv1 投剣術LV1 槍術LV3 軽身術LV1
装備:鉄の槍 重皮の鎧/足甲/腕甲
ペネトレイター:槍術スキル。槍を強くねじりながら突き出すため、防がれにくく、パリィ効果などもある。また、軽いノックバックがある。
三連刺:槍術スキル。名前の通り槍の三連撃を繰り出す。
汝背負うは大気の業:ユニークパッシブスキル。レルカ固有のもの。周りがスローモーションに見えるというテンプレスキル。最大連続使用可能時間5秒。クールタイム3秒。
気配察知:その名のとおり生命体の気配を察知する。
投剣術:その名のとおり投剣を投げるスキル。
軽身術:身軽になる。
スキルレベル:LV1~LV5まであり、1(一般人)、2(二流)、3(一流)、4(超一流)、5(頂点。剣術スキルとかだったら剣聖と呼ばれるレベル)
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