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次の流れへ
でも大事なことに気づく。
僕には恋愛の流れを読む経験が不足している。
そう、初めての彼女だから。
まずい、どうする?
もういいや、ストレートに言おう。
「今の仕事が大変なら転職もありだと思ったんだ。」
「君が初めての彼女だから、どんなやりとりが正解かわからない。
どうしてほしかったの?」
既読がつく。
2分後。
「どうしてほしいとかない。ただの生産性のない会話。」
生産性。
ROI、投資効率みたいなものか。
「でもそういう何気ない会話をしたかったの。
だって、その方が楽しいもん。」
つまり、僕との会話をただただ楽しみたかっただけなのか。
なんというか、嬉しい。
「そうだったんだ。」
「君と話すのが好きだ。でも困っている時は力になれる。
だからズレてるなって時は言ってほしい!」
本音だ。
「ふーん。わかった。あなたらしい言葉。」
僕らしい?僕らしいらしい。
「それで上司が言ったの。これは必要な時間だって。おかしいよねえ」
答える。
「うんうん。おかしい。上司は機会損失を自覚していない!
でも付き合ってあげてる君も大人!」
間髪入れず返信が来る。
「そういうことじゃない!笑」
また外した。
でも、もっと彼女の話を聞こう。
もっと流れを考えよう。
だって、僕は彼氏だから。




