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七 逆鱗に触れたものたち

巨大な水球が落ちてきた、、

そこにいたのは水の管理者「ウォースメルバ」、地の管理者「アルドバルド」であった、、

しかし、「世見(よみ)」と「冥霊(めいれい)」にも攻撃が当たってしまった、、、

それは、フォスの逆鱗に触れてしまった、、

巨大な水球がフォスたちに落ちる、、


「フォス様!!「冥霊(めいれい)」!!」


「わしは大丈夫だ、、だが、、主殿が!!主殿が見当たらないのだ!!」


「、、「ウォースメルバ」、、倒せてなくない?」


「ん?まぁ、「冥霊(めいれい)」のじいさんは、俺たち管理者の中で一番硬いじゃん、爺さん殺すなら、「魔境の樹海」全域を沈めないといけないからな、ほぼ不可能に近いわ、、、」


「そう、、なら、あの浮いてる奴は?」


「え、、?は、、?ど、、どうやって、、」


「お前らが「アルドバルド」、「ウォースメルバ」だな?私が一人の時に戦いをするのは良い、、だが、、お前らは「世見(よみ)」と「冥霊(めいれい)」を巻き込んだ、覚悟はできてるな、、?」


フォスが聞いた瞬間、周囲に強大なプレッシャーが襲う、、


「、、!?は、、はは、、これが人間のプレッシャーか?俺たちは、、管理者なんだぞ!?」


「だから、、行ったであろう、、このお方に喧嘩は売るなと、、もう、、止められんぞ、、、」


世見(よみ)」と「冥霊(めいれい)」はその長い生を基に、フォスの危険性を知っていた、、しかし、「アルド」、「ウォース」は短い生とプライドによってフォスの危険性を知らなかった、、それが、戦いの差、、、生死の差であった、、


「お前ら、、魔術と魔法の違いは知ってるか?」


「は、、?知ってるも何も、魔術も魔法も自身で扱うものだろ?」


「はぁ、、お前ら、それでも管理者か?魔術は「世界の現象に干渉する」、魔法は「世界の理に干渉する」、この二つが大きな違いだ、、まぁ、細かい違いもあるがな、、」


「それで?どうして、今、そんなことを聞いたんだ?」


「あぁ?んなもん、今から魔法と放つからだよ、、」


「はぁ?魔法と放つ!?人間の魔力量じゃ無理だろ!?」


「あぁ、普通なら無理だな、、まぁ、いいじゃないか、簡単な話、お前らが俺の魔法を耐えられたらお前らの勝ち、だだそれだけだ、、」


「そうか、、なら、、「ウォースメルバ」!!全力で行くぞ!!」


「あぁ!!水命魔術「生命を守り育む水壁」!!」


「地生魔術「大地は皆の揺りかご」!!」


「アルド」と「ウォース」の魔術は混合した、その、防御力は「冥霊(めいれい)」の樹木よりも数段硬くなった、、


「準備はできたのか?なら、雷魔法「紫電轟雷」!!」


フォスが放った魔法は「雷魔法」、、その魔法から放たれたのは、紫の雷、、雷は本来、無差別に落ちるもの、、しかし、フォスの魔法により、指向性をもって、「アルド」、「ウォース」に一直線に向かって行く、、


「紫の雷!?な、、何だよそれ!!」


「、、「紫電」、、指向性を持った雷、、まぁ、本来なら青色で無差別に落ちるもの、、まぁ、雷の危険性は雷による電撃ではなく熱による火傷なんだけどな、、、」


そうして、二人の盾に「紫電」が当たる、、

盾に当たった瞬間、周囲に爆音が鳴り響き、水の蒸発と地の融解が起こる、、


「、、!?な、、なんて威力だよ!!俺たちの盾が!!」


「おぉ、、「紫電」を受けてもすぐに壊れないとは、、随分と頑丈なんだな、、、」


「くそが!!どうして!!人間如きに!!」


「随分と耐えられるな、、それじゃ、もう一発受けてくれや、、」


「は!?ふざける、、、」


「アルド」が声を出そうとした瞬間、フォスがもう一度「雷魔法」を放つ、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

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