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二十三 突破の報酬

管理者は統治者が作成した体に入る、、

そうして、フォスと統治者がダンジョンについて話し合う、、

そして、「世見(よみ)」たちを外に出すため、「魔境」をダンジョン化することを

提案する、、


最古の管理者は、統治者が作った体に入った、、


「どうかな?新たしい体は?」


「、、あぁ、、問題ないよ、、」


「それはよかった。」


「ところで、その体のスペックは?」


「あぁ、この体は管理者が入って使うから、だいぶ頑丈に作ったよ、、まぁ、第九階層の海獣でも傷はつけられないよ。」


「それは、、私よりも頑丈じゃないか?」


「うん、そうだね、でも、あなたが使ったらあなたの方が固いでしょ?それに、あなた、、管理者と戦いながら新しい魔術を会得したでしょ?」


「、、どこから、、見ていた?」


「あはは!!僕は統治者だよ?ダンジョンの中ならどこからでも見れるんだよ。」


「そうだったか、、まぁ、それはいいとして、、私はボスを倒しただろ?」


「そうだね、じゃあ、そこの転移門を通って、そしたら外に出られるから。」


「そうかい、、そう言えば、ここに来てからどれくらいが経った?」


「そうだね、、あなたが入ってきてから外の時間計算だと、大体四日ほどかな?」


「四日か、、まだそんなものか、、もう八日以上はこちらかと思ったが、、」


「ははは、あなたは能力の使い方だけでなく、時間間隔も完璧とは驚いた、、たしかに、ここでは八日ほどたっている、「魔獄の門」は外の世界の1.5倍の速度で流れている、だから、ここでは八日、外では四日だ。」


「なるほど、、では、ここから出た場合、外のどこに繋がっている?」


「あぁ、それなら、門前に繋がっているよ。」


「なるほど、、」


「貴方は、「魔境」を出るつもりなのだろ?」


「あぁ、そのつもりだが、、」


「ならば、我々に許可をくれないか?」


「ん?どうして、私なのだ?」


「貴方が、ダンジョンを突破したことによりこのダンジョンの所有権はあなたになった、だから、このダンジョンから出るためにはあなたの許可が必要なのだよ。」


「そうか、、なぁ、「魔境」をすべてダンジョン化はできるのか?」


「あぁ、それなら、可能だ、僕と管理者がいることにより「魔境」のダンジョン化が可能になった。」


「そうか、、なら、「世見(よみ)」たちを外に連れて行こうと思ってるから、お前らでダンジョン化して管理してくれ。」


「そういうことなら、、」


「よし、なら頼むぞ。」


「はい。」


そういうと、フォスは転移門を通る、、

そうして、門前へと出た、、


「本当に、門前なんだな、、よし、、」


フォスは浮遊魔術を使い、「世見(よみ)」たちのところへと飛んでいった、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

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