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二十二 最古の最後

管理者はフォスの三球を見事攻略する、、

しかし、これは命を懸けた戦い、、

故にその一瞬の隙が死につながる、、

しかし、フォスが搦め手を使わなければならなかったことを表す、、

すると、管理者とフォスの前にダンジョンの統治者が現れる、、

管理者は、混同魔術をフォスの三球に向かって放った、、

それは、土が炎を包むようになっていた、、

その構造がフォスの三球を破る、、

水球と風球による防壁を土が破り、土球によって砕かれた、、

しかし、包まれた炎によって土球は溶けた、、、


「よし!!これで、、!!」


管理者が三球の攻略を成功させると、そこにはフォスの姿はなかった、、


「あ、、あれ、、?ど、、どこに行った!?」


「これは、、戦いだよ、、一方に注意が向けばもう一方はおろそかになる、、それが戦いにおいて最大のミスだ、、」


フォスの声が聞こえた場所は、管理者の上であった、、、

そうして、フォスは剣を上に構え、振り下ろす、、


「、、っ!!く、、空間ま、、!!」


管理者は「空間魔術」を使おうとした、、

しかし、魔術が発動する前に、フォスの剣が先であった、、、

フォスの振り下ろした剣は、空間ごと管理者を切り、一時的に空間に断片ができた、、


「、、、、、」


「、、じゃあな、、「魔」の管理者、、誇っていいぞ、俺に全スキルを使わせたんだからな、、」


フォスがそうつぶやくと、管理者が声を出す、、


「ふふふ、、私も本気で戦ったが、、ここまでか、、強いな、、」


「おまえ、、いきて、、」


「いいや、魔力によって意識だけを残している状態だ、、体は死んでいるからもうじき魂だけの存在となる、、」


「、、魂だけの存在になると、どうなるのだ?」


「さぁな、、私は死ぬことも始めただからな、、「魔」の管理者だったころから、数えて早数百年、、もう、、わしが管理するのは時代遅れということかの、、」


「さぁ、、お前がどんな管理をしていたかは知らん、だが、今も昔も安全であったことは確かだな、、」


「あはは、、その言葉は嬉しいな、、さて、、私はどうなるのだろうな、、」


すると、ダンジョンの管理者が現れる、、


「初めまして、最古の管理者、、」


「お前は、、?」


「私は、ダンジョンの管理者、、あぁ、、でも管理者って言っても混乱するね、なら、統治者だ、、」


「、、ダンジョンの、、統治者?が何の用だ?」


「疑ってるでしょ?まぁ、それでいいけどね、、それで、用件だったね、、簡単に言えば、お前、私の右腕になれという話だ、、」


「そうか、、それもいいかもしれないな、、しかし、私はフォスとの戦いで体は死に、魂だけになったぞ、、」


「そうだね、このままじゃあ、魂はダンジョンに吸収されるね、、」


「じゅあ、、」


「でも、それはダンジョンで生きている者だから、私は統治者、ダンジョンを作り、ダンジョンを自由にできる、だから、、」


統治者がそういうと、横に手を伸ばすと、体が作られていった、、


「こんなこともできる。」


「、、そうか、、つまり、その体に入れということだな、、」


「あぁ、さぁ、どうする?」


「、、私は管理者だ、、この魂をまだ使えるのならば、、」


管理者が統治者が作った体に入っていった、、

お読みいただきありがとうございます。

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