二十 フォスの本気
最古の管理者たる「魔」の管理者との戦いが始まった、、
すると、フォスは自身のスキルをすべて使う、、
スキルにより、戦いが始まって初めての傷を負わせる、、
そうして、フォスは「魔導の極」を使い、「無魔法」を放つ、、
フォスは自身の持つすべてのスキルを使う、、
「ふぅ、、これが俺の全力、、認めよう、君は今まであってきた誰よりも強い、、きっと、今の俺よりも、、だから、、、だからこそ、俺のすべてを、、」
すると、フォスは「神の手」で鉄剣を作る、、
そうして、「剣神の業」にて、「龍狩り」の剣技を模倣する、、
その剣技は、豆腐を切るかのようにいとも簡単に空間を裂き、管理者に当たる、、
「、、っ！？な、、なん、、、っ！！ぐふぅ、、、！！」
その剣技は、これまで刻まれてきた傷のどれよりも、深く切りつけた、、
「な、、なんだ、、あれは、、」
「あれは、「龍狩り」の剣技だ、、」
「はぁ！？「龍狩り」と言ったら、わしがまだ管理をしていた時に生きていた人間だぞ！？」
「あぁ、、俺のスキル「剣神の業」っていうやつだ、、」
「な、、なんだそれは、、それに、、その剣はどうした！？」
「、、まぁまぁ、一つづつ答えるから安心しろ、まず、「剣神の業」っていう、スキルは「過去、未来、現代の剣技を使える」ってやつだ、、そして、この鉄剣は、「神の手」っていうスキル、まぁ、これはこのダンジョンに入ったときに見た鉱石を使って作った、、」
「そ、、そのようなスキルが、、ゆ、、許されるわけ、、、」
「許されてるんだよ、、それが「神の招待者」だからだ、、」
「、、そうか、、ならば、、わしも、、まだまだ、、」
そういうと、管理者が息を切らしながら立ち上がる、、
すると、管理者は両足を地につけ、フォスと相対する、、
「ふぅ、、行くぞ、、」
「あぁ、、こい、、」
すると、管理者は今までにない速度でフォスに向かう、、
それは、今までの動き回る速さではなく、直線的の動き、、、
動き自体は単調で読み易い、、しかし、それは反応できたらの話、、
管理者のその速さは眼で追える速さではない、、
その速さは、海獣の倍の速さ、しかし、フォスは自身のスキル「先見の見切り」、「観測の眼」を駆使し、管理者の行動を先に読む、、
「、、っ！？これを避けるか、、！？」
そう言い振り返ると、フォスは頭上に飛びあがっていた、、
「あぁ、、そうか、、これがわしの最後か、、」
管理者がそう考えたのは、フォスが自身の頭上で行っている行動によるものであった、、
その行動とは「魔導の極」にて、炎、水、風、土、雷の魔法を発動させていた、、
それぞれが球体の形をとっており、その球体はフォスの周りをまわるように浮いていた、、
「、、それが、、無魔法「五無球理」か、、」
「よく知っているな、、それなら、どこまで耐えられるかな？」
フォスがそういうと、火球が落ちてくる、、
「まずは、炎からってことか！！」
管理者がそう言い、水流魔術を使う、、
すると、火球と水流魔術がぶつかり、水蒸気を上げた、、
「おぉ、、さすが「最古の管理者」、、魔法を魔術で防ぐか、、それならば、、」
そうして、フォスは次に雷球を落とす、、
果たして、最古の管理者はどうなるのか、、
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