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十九 「魔」の管理者

第九階層を超え、最終階層に向かう、、

最終階層にいたものは、かつての「魔」の管理者、、

今は四体をもって管理している者をすべて一人で管理していたものだった、、

その実力は、フォスを、海獣を軽々超えていた、、

それを目にしたフォスは、自身のスキルをすべて使う、、

フォスは第九階層のモンスターを倒し、最終階層に向かう、、

最終階層はフォスと話した管理者が唯一手を加えられない階層、、


「、、さぁ、最終階層、、確かステージはないんだったか?どうなることやら、、」


フォスはそう言いながら、最終階層へと降りていく、、

すると、最終階層にたどり着き、フォスが目にしたものは、、真っ暗な空間であった、、


「な、、何だこれ、、真っ暗で階層の全体がわからない、、、」


フォスがそう言うと、その真っ暗な空間の奥から声が聞こえる、、


「、、ん、、いつ振りの来客か、、どちら様かな、、?」


「、、このダンジョンを攻略しに来たものだ。」


「攻略、、か、、なるほど、、第八階層、第九階層のやつらが倒されたから何事かと思ったが、、そういうことだったのか、、」


声がそう答えると、真っ暗な空間が少しづつ光がともる、、

すると、体は傷だらけだが、強靭な体と強い意志による強さがフォスを圧倒する、、


「、、その体で、、ここまでプレッシャーがかかるか、、」


「、、そうか、、お前は分かるやつなんだな、、ならば、、」


そういうと、声の主が立ち上がり、フォスと相対する、、


「ほう、、随分と小さいのだな、、」


「お前が大きすぎるんだよ、、」


「ははは、、これでも元は「魔」の管理者と呼ばれていたからな、、」


「それについて聞きたいのだか、、「魔」の管理者とは何だ、、?」


「あぁ、、お前は今の「魔境の樹海」の管理者を倒したんだろ?それの前任者のようなものだ、、」


「、、前任者、、だが、今の管理者は四体、、その前任者ということは、、一人で守っていたのか?」


「あぁ、「魔境の樹海」だけではなく、「魔獄の門」「魔谷の滝」を管理していた、、」


「そうか、、」


「まぁ、、後任者がお前にやられたのだ、私も最初から全力だ、、」


そういうと、傷だらけの体とは思えないほどの速さで動く、、

その速さは、第九階層にいた海獣に引けを取らないほどの速さであった、、


「、、っ!?早すぎだろ!?俺よりでかいのに、あの海獣と同等か、それ以上の速さだろ!?しかも、薄暗いせいではっきりとした輪郭がわからない!?」


フォスが薄暗い中、周りを見渡していると、その巨体がフォスを吹き飛ばす、、


「、、っ!!ぐふぅ!!、、がはっ、、、」


「ほう、、突進を食らっても体が形を保っているな、、」


「、、はぁはぁ、、速さと体積でい、、威力が、、」


「ほれ、、次、行くぞ、、」


そういうと、管理者はもう一度同じ速さでフォスの前から消える、、


「、、くそ!!、、あまり使いたくはなかったが、、使うか、、」


フォスは、自身の持つスキルをすべて使う、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

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