十六 火山は氷海
フォスは、第八階層に降りていく、、
そこは、火山のステージ、、、
そして、フォスの皮膚を焼くほどの高熱であった、、、
それを目にしたフォスは、魔法を使う、、、
管理者につてれ来られた、第八階層の階段を降り、フォスは火山地帯を目にする、、、
「、、こ、、これは、暑そうだな、、寒冷魔術「我が身を冷やせ」、、」
フォスが魔術を発動させると、徐々にフォスの体を冷やしていった、、
「さて、、ここでは、「管理者」候補だったか?」
フォスがつぶやくと、溶岩がうごめきだした、、
「、、?」
フォスはそれが何かを考えていた、、
その時間が、フォスの怪我につながった、、
「、、っ!!ま、まずい!!」
フォスが声を荒げながら身を引いたが遅かった、、
フォスの利き腕を焼いた、、
「、、っ!!あっついな!!あぁ、これは、、神経まで焼かれたな、、回復は、、できないか、、」
フォスがそう考えた理由は、まさに目の前にあった、、
そこにいたのは、溶岩に潜りながらも焼ける様子が無く、さらには、自身も溶岩に匹敵するほどの温度を誇っていた、、
「、、これが、、守るものがない「管理者」候補、、ダンジョンゆえの強さだな、、」
フォスが声を漏らすと、目の前のモンスターが溶岩に潜っていく、、
すると、モンスターの気配が溶岩に溶け込んだかのように消えた、、、
「あぁ、、厄介だな、、、」
フォスはそう言いながらも、周囲の警戒を怠らなかった、、
しかし、ここは相手のフィールド、、、
それが現すことは、、、
「、、くそ!!何処にいるんだ!?」
すると、足元の岩石がひび割れる、、、
「、、っ!?ど、、どういう!?あぁ!!くそ!!そういうことかよ!?」
そう、、ここは先ほど言った通り、相手のフィールド、、
それは、相手が有利になることを意味する、、
それが、フォスを苦しめることを意味していた、、、
「、、あぁ!!やりにくい!!足元が溶岩と岩石のせいで不安定、、そして、相手は溶岩に潜り、気配が同化する、、どうすれば、、、」
フォスが考えていると、フォスはあることを考え付く、、
「あぁ、、そうか、、この階層を凍結させればいいのか、、」
そう、フォスが出した答えは、まさに、「破壊者」による考えであった、、
それは、管理者すらも恐怖を覚える、、
「はぁ、、、」
フォスが深く息を吐くと、その息は白くなっていた、、
その違和感に気づいたモンスターは、フォスに向かって全霊をもって飛び掛かる、、、
しかし、フォスの魔法の発動が一歩早かった、、
「氷魔法、、「零結水氷」、、」
フォスの唱えたその魔法は、フォスの皮膚すら焼く溶岩をいとも簡単に凍らした、、
それはまさに、氷の世界、、溶岩は氷海となし、岩石は氷山となっていた、、
モンスターは、一言で表すのならばまさに、氷像であった、、
「はぁ、、ごめんな、、さすがに私の皮膚を焼く溶岩をポンポンと出されたらな、、、」
フォスはそういうと、氷海とかした溶岩の上を歩いていき、第九階層に向かって行った、、
「ふぅ、、これが第八階層、、これは楽しめそうだな!!」
フォスは、自身の利き腕を治しながら第九階層に降りていく、、
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