9話
「お前…何をしている?」
「すみません…いつの間にかイカサマサイコロが入れ替わっておりまして…」
「何言っているか自分でわかっているのか?」
「私も何が何だかわからない状態でして…」
「お前のせいでウチはすっからかんなんだが、どうケジメをつけてくれるんだ?」
「大丈夫です!既に手は打っております!」
「それが失敗した場合はどうする?」
「それはありません。今までの仕事でミスをしたことがない連中を雇ってありますから」
「その雇った金はお前の懐から出ているんだよな?」
「も、もちろんですとも…」
「まぁ、回収できなかったらどうせお前の身体が無くなっていくだけだけどな」
「…」
―
戒徒「だいぶ稼げたな」
ヨナ「こんな大金見たことがないです…」
戒徒「そのうち見慣れるようになる。ただ、金銭感覚はバグらせるなよ」
ヨナ「は、はぁ…」
―
「あのガキと娘がVIPだとはな」
「これは簡単な仕事になりそうだ」
「あの僕ちゃん可愛いじゃないか」
「おで、あの子を可愛がりたい」
「さっさと済ませちゃお」
「分前は5等分だ」
―
戒徒「やっぱヨナの飯の方がうまいな」
ヨナ「あ、ありがとうございます」
戒徒「流石に飯の時間は取らせてくれたみたいだ」
ヨナ「どうかされましたか?」
戒徒「カジノから出てから5人につけられている」
ヨナ「本当ですか…?」
戒徒「後を向くな。勘付かれる可能性がある」
ヨナ「はい!」
戒徒「どこに誘き寄せるのがいいか…」
ヨナ「またご主人様悪い顔をされている」
戒徒「5人か…」




