26話
レット「早速行くぞ」
フルー「まず一発でかいの!」
縄に火をつけ、放る。
大きな衝撃と爆風が全船を襲う。
レット「飛ばしていくぜ!」
先頭だったレットたちの船は一段と他の船の差を広げた。
『また爆風を使った加速だぁ!ふざけるなぁ!他の船がダメになったらどうするんだぁ!』
フルー「一位を取らないと意味がないんだ!」
『初めに第一地点についたのはレット兄弟!停泊中には攻撃は禁止!この規則をぶっ壊してでもあの船をぶち壊してほしい!』
フルー「それじゃ行ってくるよ」
レット「頼んだぞ」
フルーは船から飛び降りて脱兎の如く駆ける。
レット「先に第五地点で待ってるぜ」
『おおっと!これは蛮行かぁ!?海神祭始まって以来の奇行!相棒を置いてきぼりダァ!何があるかわからないこのアイランドラウンド!相棒を置いて行く船は初めてだー!』
レット(何が起こるかわからない。早めに第五地点に行くに越したことはない。ましてや連中と一緒に伴走していていいことがあるはずがない。見えないうちに移動するのがベストだ)
すでに後ろに見えている、数台の船。
レット「負けてらんねーんだよ!」
再び爆弾を使い、加速する。
―
ヨナ「はぁー…すごいですねぇ」
膝の上に頭を乗せる戒徒に声をかけても反応は返ってこない。
ヨナ「この大きな音によく寝ていられますね…こちらも凄いです」
―
『それでは第一地点の第一競技は3kgの魚料理をかっ喰らえ!“豊漁の儀”だー!』
フルー「余裕だ」
―
食べ進めて行く間に他の人たちも食べ始める。
フルー「これで最後だ!」
口に放り込み、飲み込む。
『これは恐ろしい!なんと15分で3kgを食べ切ってしまったー!なぜ毒が入ってないんだー!』
フルーは再び駆ける。
『ここから走って行くには無謀だと考えるが…一体どうなる!?どうやって万壁を超えて行くのかー!?』




