20話
戒徒「これを動かせる人間がいたら貰ってもいいんだな?」
「いないよ…。もうこの世の中には」
戒徒「ほう…」
―
ヨナ「見つかりましたか?」
戒徒「まず人を見つけないとダメそうだ」
ヨナ「そうですか…あの船とかいいと思うんですけど…」
戒徒「行くぞ」
ヨナ「はい…」
―
戒徒「ティフはどこに行ったんだ?」
ヨナ「わかりません…」
戒徒「呼び出すか…」
―
ティフ「急に足を動けなくするのはやめていただいていいですか…。人集りができてしまいました」
戒徒「どこにいるかわからないからな。足の動きを止めるのが手っ取り早い」
ティフ「海に潜っていたら死んでしまいますね…」
戒徒「それは考えてなかったな…」
ティフ「それで御用でしょうか」
戒徒「大型ガレオン船を動かせる腕利きの操舵師を探せ」
ティフ「操舵師…ですか」
戒徒「簡単だろう?出身なのだから」
ティフ「!」
戒徒「動きでわかる。早めに頼むぞ」
ティフ「かしこまりました…。三日程お時間をいただければ」
戒徒「任せる」
ヨナ「大丈夫なんでしょうか」
戒徒「あいつなら大丈夫だ」
ヨナ「ご主人様がそういうのであれば大丈夫なんでしょうね…どこへいきますか?」
戒徒「魚料理食いたいな」
ヨナ「それじゃ買い出しに行きましょう!」
戒徒「そうだな…」
ティフ「いつから気づかれていたんですか」
戒徒「ギルドとは反対にすぐに向かった。それも無駄のない動きで。地元の知っている人間ではないとできな
い動きだな」
ティフ「そうですか…それだけで…」




