18話
ティフ「いいのですか、海賊討伐の報奨金を貰わなくても?」
戒徒「奴らの持っていた財宝はいただいた。今更小さな金なんていらないだろ」
ヨナ「さすがです」
ティフ(財宝もほとんど盗ってない…まさか街の復興のために?どうして?)
戒徒「何か顔についているか?」
ティフ「何でもございません」
―
ティフ「リバイまで三人」
「ああ、どこかの英雄が海賊を倒してくれたみたいでな。やっと海に出られるぜ!さっさと乗ってくんな!」
ティフ「乗りましょう」
戒徒「ああ」
―
「それにしてもリバイにまで行ってどうするんだい?」
戒徒「旅をしている。船を探してな」
「それなら港のギルドに行くといい、そこならいい船も見つかるだろうぜ」
戒徒「そうか、情報感謝する」
「お、こんなにいいのかい?」
戒徒「情報には対価がつきもんだ」
「わかってるね兄さん」
―
「そろそろ着くぞー!」
ヨナ「大きな港です…!」
戒徒「ああ、さっきの場所の5倍以上はあるか」
ティフ「降りましょう」
戒徒「驚かないんだな」
ティフ「故郷ですから…」
そう言い放ったティフの顔は少し寂しげだった。
戒徒「そうか」
―
戒徒「港のギルドとやらに向かうとするか」
ティフ「私は少し確認したいことがありますので別行動でもよろしいでしょうか」
戒徒「構わないが…無理をするなよ」
ティフ「私にもお優しいのですね」
戒徒「俺のものだからな」
ティフ「ありがとうございます」




