14話
ティフ「ご主人様は勇者なのですか?」
戒徒「一応そういうことになっている」
ティフ「それでしたら船に乗り、アステト国に行くのがよろしいかと」
戒徒「何があるんだ?」
ティフ「噂程度ですが、前回の勇者が出た国と言われております」
戒徒「ほう…どうせ何処にも行く予定は無いんだ行ってみよう」
ヨナ「船はどうしましょうか」
戒徒「ティフ操舵できるか?」
ティフ「いえ…」
戒徒「そうか…船を買うくらいの金ならあるんだがな」
ヨナ「雇うのはいかがでしょうか?」
戒徒「この大陸にはあとどれくらいの都市がある?」
ティフ「南にある海上都市に西にある鉱山都市ですね」
戒徒「海上都市に行けば雇えそうだな」
ヨナ「鉱山都市などは行かなくて大丈夫なのですか?」
戒徒「武器を持っていたら怪しまれるだろう。第一武器なんかなくても大丈夫だろう?」
ヨナ「失礼しました」
戒徒「いい。思ったことは口にしろ」
ヨナ「かしこまりました」
戒徒「海上都市にはどうやっていくんだ?」
ティフ「南にある街ネトロから船が出ております」
戒徒「ネトロから海上都市に行ってそこからアステト国でいいんだな?」
ティフ「はい。海上都市リバイに操舵技能がる人間は豊富かと」
戒徒「それではネトロに向かうか」
ティフ「南門から定期便が出ているのでそちらにお乗りになった方がいいかと」
戒徒「そうか」
―
戒徒「ヨナどうした?」
ヨナ「ティフさんが詳しいなと…」
戒徒「気にするな」
ヨナ「でも…」
戒徒「人には得手不得手がある。だから気にするな」
ヨナ「はい…」
―
ティフ「定期便3名でお願いします」
「あいよ。乗ってくれや」
戒徒「ネトロか」




