1話
俺の名前は黒川戒徒。
ビルから飛び降り、死んだと思ったらなぜか別の世界へ飛んできていた。
体の痛みは感じない。
目の前にはウィンドウが出ている。
『再び生きてみよ』とだけ
そして別のウィンドウが現れる。
戒徒<Lv1> 職業:盗人
スキル:強奪※ターゲットの所有しているモノ全てを奪える。
戒徒「おもしれぇじゃん」
ここはどこかの部屋みたいだ。周りに何人か人がいる。
「あなたは呼び出された勇者!」
戒徒「盗人が勇者か…」
「すぐさま王様と謁見を!」
戒徒「あぁ、いいぜ」
よくわからない人間についていく。
部屋から出て長い、長い廊下を通り、階段を登ると大きな扉がある。
「それでは」扉が開く。
奥にはふんぞり返った王様らしきモノがそこへ鎮座している。
「王よ、勇者の召喚に成功いたしました」
王「おお、其方が勇者か」
戒徒「みてぇだな」
王「ん?なんだその態度は?」
戒徒「初対面の相手にはまず名乗るのが普通じゃねぇのか?」
王「何様のつもりだ?余は王であるぞ?」
戒徒「俺からしたら関係ねぇよ。どれだけ偉いかなんてしらねぇ」
王「貴様…いい加減にしないと反逆罪で処すぞ」
戒徒「お前が名乗ればいいだけだろう?そんな簡単なこともできないのか?そのでかい体についている頭はただの飾り
か?」
王「貴様ぁ!」
戒徒「ったく…」
王「おい!誰か呼べ!おい!おい!どうした!」
戒徒「お前はこいつらをモノとしか見ていなかったようだな」指をパチンと鳴らすと兵隊が来る。
王「やっときおったか!早くこの輩を…なぜ余に矛先を向けているのだぁ!」
戒徒「お前のせいだな、死ぬかちゃんと俺と話かどっちがいい?」槍が喉元に。
王「わ、わかった…余はフリード4世である」戒徒「俺は戒徒だ。よろしく」




