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詩*海辺にて*

海の向こうに

作者: a i o



霞んでいく海の向こうに

会いたい空があったよ

雲を透いて

射す光の方に


散らばったシーグラスで

面影を描いて

足りない色ばかりだから

欠けた貝殻を置いた


だからもう一度ここで

一緒に波の音を聞いてほしい


遠のいていく水平線に

どこにもいないあなたを見て

叫びたい空があったよ


溢れだしたものは

塞き止められずに

沖を越えていくから

風は送り出してよ


あなたはまたねと言ったのに

私はまたねと言いそびれたまま

あなたのまたねを生きているよ


尽きた星が

まだ輝いて見えるなら

あの空いっぱいに

輝いてみせてよ








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― 新着の感想 ―
[良い点] 「海の向こうに 会いたい空があったよ」という始まりにまず、心を惹かれました。 足りない貝殻の色、もう一度一緒に聞きたい波の音、叫びたい空。その言葉の一つひとつが、星の輝きを願う気持ちととも…
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