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人間
僕は君が好きだ…
例え報われない恋でも
想いは伝えられ無くても。
俺は気がついたらドラゴンになっていた。
白いドラゴン。
兎と同じくらいの身長しかないけれど。
兎にも負けるけれど。
そんな俺は絶対父竜より強くなるって決めていた。
1000年もすれば立派な竜になれるだろう。
その日、この世界の母さんと父さんはいつものように
圧倒的な力で大量の魔物を狩ってくる、、つもりだった。
人間たちがいなければ…
俺たちの住処の洞窟から出るとき 待ち伏せをしていたみたいだ。
戦いになった
人間たちは圧倒的だった
恐らく勇者とかそういう洗練された人たちだったのだろうが
たった3人で父さんや母さんはうごかなくなってしまった。
残るは俺のみ 俺は洞窟の奥で震えて待つしかなかった。
殺される時を