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第一話 唐突の異世界
俺の名前は武藤 魁斗最近厨二病をなんとか脱し高校生になった良い子だ。 今は休日なので家にいる。ほら、休日は部屋の中から出ない人が多いじゃん? 俺もそれだよー。と一人で虚しく思っていたら床全体に魔法陣が現れた。「なんだこれ?」
そう思って呑気に観察していたら急に魔法陣から強い光が溢れてきた。光のせいか頭が痛くなった。
「起き....、起きて下さい 」 唐突に聞こえた声で俺は目覚めた。 どうやらしばらく寝ていたらしい。それにしてもベッドの上のはずなのに背中が痛い。 目を開けると石で作られた空間に居た。 「うぉ!?」 思わず変な声が出た。「ようやく目覚めましたね」目の前に居た可憐な少女が俺の顔を見てそう言った。もしかして...異世界?
一話目なので短いです。