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重度のブラコン少女の異世界無双!?  作者: 辛夷
始まり
4/7

懐かしさ

誤字脱字あったら指摘お願いします。

午前の授業終わりのチャイムが鳴り、何人かの生徒が教室を出ていく。教卓の所には、このクラスの担任で世界史の先生である、段 真人(だん まさと)がいる。当の双子というと、一番後ろで並んでだれていた。SHR前に二人は雫にメンタルをゴッソリと削られていたのである。その影響か二人は机に伏せたまま何やら、唸っている。

 その二人に雫が近付く前にもう一人の幼馴染の夏野 龍騎(なつの りゅうき)が鈴の背を思いっきり、叩いた。その勢いに、鈴は変な声をもらした。

「龍…痛いんだけど、もうちょっと加減してよ。」

「あはは、ワリィ。でもよ、こんぐらいじゃぁ何ともないだろ。」

「う…そうなんだけどさぁ。痛いのは痛いから。」

「そうよ、龍のは加減がなってないんだから、気をつけなさいよ。」

 今まで、被害に遭い続けている、雫も鈴の援護射撃に出た。龍騎は幼いころから、実家の道場で鍛えているので、他の高校生に比べても体の大きさが全然違う。鈴と蘭は同じように鍛えられているので、大して動じないが、他の人が同じように背中を叩かれれば、ただじゃすまないだろう。

「ハァ、言っても変えられないでしょうし、もういいわ。とりあえず、そんな風にするのは私達だけにしなさい。じゃないと、私が倍にして斬り伏せるから。私達相手でも、調子乗ったら斬るわよ。」

「は、はぃ…」

 雫の実家は居合抜刀道の名門である。なので、次期当主と言われている雫の技は美しくもある。が、力が強いので竹刀でも、斬られれば痛いどころではすまないのである。それをよく知っている龍騎はビビりながら、返事をした。この幼馴染達の中では、雫>>>>>>>>蘭>>>超えられない壁>>>>>男子2人というのが、暗黙の了解になっている。

「もう…蘭、お手洗いに行きましょ。この馬鹿はもういいわ。」

「う…んにゅぅ。ん、雫行こ」

 蘭がのそりと起き上がった、途端。教室の前後のドアが閉まり、足元が輝きだした。その光は、教室全体を包みこむ。クラスメイトの驚愕の声が響く。

「お前等ッ!!今すぐ教室を出ろ!!」

 段先生の叫び声に雫がいち早く反応して、ドアへ駆けるがドアに手が触れる前に足元の光が強まる。

「魔方陣…?」

 鈴が小さく呟いた。確かに足元の光は西洋の魔方陣に酷似していた。いや、“そのもの”だった。

「「こ、れは…」」

 光が強まっていく中、鈴と蘭は何か、懐かしさを感じていた。目を開けていられない程の光を全身に浴び、その教室に居た者は全て、その場から消えた。

鈴、蘭、雫、龍騎は雫の実家や龍騎の実家の道場に通っているので、戦闘力高めです。

この先の話まだ固まってないんですよね…矛盾だらけになるかも分かりずらかったら、すみません…

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