♨38 ベテラン社員老湯♨ ~崖っぷち章 開幕~
この物語は、
空っ風吹き溢れる
鶴舞う形の上州からやって来た、
老湯♨が2012年6月ESR天津
(中国にある人材紹介会社)
に入社してから、
どのように歩んできたのか、
振り返っていきます。
順分満帆というよりは、波乱万丈。
事実に基づいて書いておりますが、
記憶が曖昧なところもあり、
妄想が膨らんでいるかも。。。。
ご了承くださいませ(^_^;)
老湯♨にとって、西暦2016年は
もし、ESR天津が利益を作れなかったら、
即、撤退!
という崖っぷちの状況のもとで
スタートしたわけだが、
もちろん順調ではなく、波乱万丈。
【ポジションの数】
2016年は、
天津の日系の募集数、つまり、
ポジションの数は、
2014年はもちろん、
天津大爆発があった、
2015年よりもさらに少なくなった。
天津に進出する日系企業は1年に、
数える程度しかなく、
新規企業の大量募集はもはや
期待できない。
また2016年は、以前より、
新人スタッフの教育などに時間が取られ、
企業訪問が今まで一番少なかった時期だった。
今までは企業訪問をして、
ポジションをgetし、
コンサルにポジションを
与えることで、仕事にリズムを
与えていたが、
ポジションが少なくなったことで、
それができなくなった。
ではどうする老湯♨?
【老湯♨の成長期?】
人材の面からだと、
ESR入社当初2012年は、
28歳だった老湯♨も
ESR、5年目の2017年は33歳、
すでにベテランの域に入っていた。
日系企業の募集で多いのが、
30歳前後あるいは、
30歳より若い人材の募集が多いわけで、
ESRに登録する候補者は年々老湯♨より、
若い人たちが増えていく。(当たり前だが)
以前は自分と同年齢が多かったが、
年下が徐々に増え始め、
スタッフも、老湯♨より、
年下が増えてきた。
以前より、
もっと自分がやらなきゃ!
という気持ちが強くなり、
空回りしやすい時期でもあった。
ただ
自分のほうが、年上ということで、
以前は候補者に対して、
履歴書に顔写真がないな。。。。
これだと書類選考通りづらいな。。。、
この候補者年上だし、
言いづらいな~など
あれして、これしてと、
言いづらかったが、
この時期になると、
人材5年生(2012年入学)ということで、
経験もあり、自信もできたことにより、
以前よりは、
候補者をコントロールできる
ようになった。
(もちろん人はモノと違うので、
100%コントロールすることは不可能だが、
ある程度は計算できるようになった)
企業からの人事担当者もこのころから老湯♨
より、年下の人事がでてきて、
以前は企業様から教えていただくことが、
ほとんどだったが、(今もそうだが(;´Д`))
この時期から企業様を逆に(ごくたまに)、
リードできるようになった。
【科学の進歩】
また以前は電話、
メールが連絡の主な手段だったが、
この時期からwechatなどのSNSも活発に活用するよになった。
SNSなどをうまく活用することによって、
交流がスムーズになり、
以前より、
効率よく仕事を行うことができる反面、
Wechatだけで交流、
虚の部分でやりとり、
やはり、もし、本当に大事な話をする場合は、
電話あるいは、直接会うことが大事と再認識した時期でもあった。
【管理は芸術だが、まだまだ】
管理の面だと
すでにベテランで、
以前は遠慮して、言いづらかったことも、
ズバズバ、言えるようになった。
ただ、
感情的になりやすく、
時には、物に当たって、
スタッフを怯えさせることも。
たぶん崖っぷちということもあり、
ナーバスになっていたのかなと。
【戦友】
2016年には、とっておきの
ルーキーが北京入社
そう、後に北京責任者になる、
知る人ぞ知る Kyoである。
彼の影響で、今まで、老湯♨に足りなかった
ものが追加され、
パワーアップされた。。
(次回は北京責任者Kyoについてのおはなし)
【ESR天津スタッフ】
ESR天津のメンバーを見てみると、
幸い、2016年のメンバーは
2015年、給料制度が変わり、
引越しをしたにも関わらず、
残ってくれて、4人でスタート。
途中5人になったが、2015年年末、
3名が抜け、そして、
新人2名が入ることに。
激動のごとく、
スタッフの入れ替えがあり、
教育して、よし、これから!
となっても、
やめてしまったりして、
なかなか業務に力を入れづらかった。
ポジションが少ない上に
売上を作りづらい
という原因があったのかもしれない。
『負のスパイラル』
こんなことで、
2016年利益をつくることができたのか?
いよいよ
崖っぷちの第3章、
次回から本編のスタートです。
お楽しみに♬。
人口1500万(2018)の
狗不理包子が名物の天津を舞台として、
老湯♨は今後どうなってしまうのか?!
You never actually own your story.
You merely look after it for the next generation
「物語を語り継いでいきましょう~」




