表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
グンマー人の老湯♨が 天津飯はない天津で働きながら感じたこと  作者: 老湯♨
3章【2016~17】ベテラン社員老湯♨ 
54/80

♨38 ベテラン社員老湯♨ ~崖っぷち章 開幕~

この物語は、

空っ(カラッカゼ)吹き溢れる

鶴舞う形の上州からやって来た、

老湯♨が2012年6月ESR天津

(中国にある人材紹介会社)

に入社してから、

どのように歩んできたのか、

振り返っていきます。


順分満帆というよりは、波乱万丈。

事実に基づいて書いておりますが、

記憶が曖昧なところもあり、

妄想が膨らんでいるかも。。。。

ご了承くださいませ(^_^;)

老湯♨にとって、西暦2016年は

もし、ESR天津が利益を作れなかったら、

即、撤退!

という崖っぷちの状況のもとで

スタートしたわけだが、

もちろん順調ではなく、波乱万丈。


【ポジションの数】

2016年は、

天津の日系の募集数、つまり、

ポジションの数は、

2014年はもちろん、

天津大爆発があった、

2015年よりもさらに少なくなった。

天津に進出する日系企業は1年に、

数える程度しかなく、

新規企業の大量募集はもはや

期待できない。


また2016年は、以前より、

新人スタッフの教育などに時間が取られ、

企業訪問が今まで一番少なかった時期だった。

今までは企業訪問をして、

ポジションをgetし、

コンサルにポジションを

与えることで、仕事にリズムを

与えていたが、

ポジションが少なくなったことで、

それができなくなった。

ではどうする老湯♨?


【老湯♨の成長期?】

人材の面からだと、

ESR入社当初2012年は、

28歳だった老湯♨も

ESR、5年目の2017年は33歳、

すでにベテランの域に入っていた。

日系企業の募集で多いのが、

30歳前後あるいは、

30歳より若い人材の募集が多いわけで、

ESRに登録する候補者は年々老湯♨より、

若い人たちが増えていく。(当たり前だが)

以前は自分と同年齢が多かったが、

年下が徐々に増え始め、

スタッフも、老湯♨より、

年下が増えてきた。

以前より、

もっと自分がやらなきゃ!

という気持ちが強くなり、

空回りしやすい時期でもあった。


ただ


自分のほうが、年上ということで、

以前は候補者に対して、

履歴書に顔写真がないな。。。。

これだと書類選考通りづらいな。。。、

この候補者年上だし、

言いづらいな~など

あれして、これしてと、

言いづらかったが、

この時期になると、

人材5年生(2012年入学)ということで、

経験もあり、自信もできたことにより、

以前よりは、

候補者をコントロールできる

ようになった。

(もちろん人はモノと違うので、

100%コントロールすることは不可能だが、

ある程度は計算できるようになった)


企業からの人事担当者もこのころから老湯♨

より、年下の人事がでてきて、

以前は企業様から教えていただくことが、

ほとんどだったが、(今もそうだが(;´Д`))

この時期から企業様を逆に(ごくたまに)、

リードできるようになった。


【科学の進歩】

また以前は電話、

メールが連絡の主な手段だったが、

この時期からwechatなどのSNSも活発に活用するよになった。

SNSなどをうまく活用することによって、

交流がスムーズになり、

以前より、

効率よく仕事を行うことができる反面、

Wechatだけで交流、

虚の部分でやりとり、

やはり、もし、本当に大事な話をする場合は、

電話あるいは、直接会うことが大事と再認識した時期でもあった。



【管理は芸術だが、まだまだ】


管理の面だと

すでにベテランで、

以前は遠慮して、言いづらかったことも、

ズバズバ、言えるようになった。

ただ、

感情的になりやすく、

時には、物に当たって、

スタッフを怯えさせることも。

たぶん崖っぷちということもあり、

ナーバスになっていたのかなと。


【戦友】

2016年には、とっておきの

ルーキーが北京入社

そう、後に北京責任者になる、

知る人ぞ知る Kyoである。

彼の影響で、今まで、老湯♨に足りなかった

ものが追加され、

パワーアップされた。。

(次回は北京責任者Kyoについてのおはなし)


【ESR天津スタッフ】

ESR天津のメンバーを見てみると、

幸い、2016年のメンバーは

2015年、給料制度が変わり、

引越しをしたにも関わらず、

残ってくれて、4人でスタート。

途中5人になったが、2015年年末、

3名が抜け、そして、

新人2名が入ることに。

激動のごとく、

スタッフの入れ替えがあり、

教育して、よし、これから!

となっても、

やめてしまったりして、

なかなか業務に力を入れづらかった。

ポジションが少ない上に

売上を作りづらい

という原因があったのかもしれない。


『負のスパイラル』


こんなことで、

2016年利益をつくることができたのか?


いよいよ

崖っぷちの第3章、

次回から本編のスタートです。

お楽しみに♬。

人口1500万(2018)の

狗不理包子が名物の天津を舞台として、

老湯♨は今後どうなってしまうのか?!


You never actually own your story.

You merely look after it for the next generation

「物語を語り継いでいきましょう~」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ