♨3 ついに出会う(ちょっと)
この物語は、
空っ風吹き溢れる
鶴舞う形の上州からやって来た、
老湯♨が2012年6月ESR天津に入社してから、
どのように歩んできたのか、
振り返っていきます。
順分満帆というよりは、波乱万丈。
事実に基づいて書いておりますが、
記憶が曖昧なところもあり、
妄想が膨らんでいるかも。。。。
ご了承くださいませ(^_^;)
ESRの面談当日、
老湯♨は大学4年生の卒業式前に購入した、
KATHARINE HAMNETT LONDON
の紺色のスーツを来て、出発。
老湯♨は【質の良いものを
長く使いたい派】なので、
当時の老湯♨にしては奮発した
買い物だった。
買った場所は東京の町田の百貨店。
スタイルがよく見える、
シルエットが気に入っていた。
(当時は、ちょっと緩いなと思っていたが、
今ではズボンのチャックがしまらない
メタボの老湯♨(つд⊂))
老湯♨は自宅を8時に出発。
徒歩7分ほどで、迎水北里のバス停に到着。
バス停の後ろには、王頂堤商業中心という、
服や、食べ物、が売っているshopがあったり、
食事処があったりする、
毎日がお祭りのような市場が広がっていた。
食事処の一つに6畳ぐらいの大きさの
韓国料理屋があり、
1杯10元の冷麺が老湯♨は大好物だった。
安く、甘辛い味で、
するすると吸い込まれるように喉を通る面、
夏のカラッとした天津の暑い季節に、もってこいで、
最高に美味しかった。
老湯♨が王頂堤から
引っ越した後も、
夏場は必ずそこで冷麺を食べていたが、
2018年に行ったとき、
いつも店内は狭いのに人に溢れていたが、
誰もいなく、「どうしたんどろう?」と近づいてみると、
【地下鉄3号線大学城付近へ引越します】
というチラシが、門に貼ってあった。
残念ながら引越ししてしまったようだ。
話は戻り、
ナンバー685のバスに乗り、金皇大厦に向かう。
バスは手前など人が多いが、奥に行くと、
少々スペースがあり、天津動物園駅で、
人が降りて、
座ることができた。
窓から、水上公園、山谷商業中心、天津タワー、
天津外国語大学など、天津の町並みを眺めながら、
約60分すると、南京路沿いの、大营门のバス停に到着。
DIESELの黄色ガラスの腕時計をみると、
まだ、時間は9:30~
面談開始まで30分あった。
金皇大厦はどこかな~と、
メモしたノートを取り出す。
当時は携帯の地図アプリなどはなく、
出発前に、パソコンで調べて、メモをとった。
メモによると、大営門バス停の目の前ということだが……
探すまでもなく、
ピカピカと黄金に光っているビルが
そこにそびえ立っていた。
入口から入ると、すぐにフロントが目に入った。
案内をみると、1~24Fまでは、ホテルで、
25F以上は、オフィスビルになっていた。
看板を見ると、
日本語とわかる漢字の会社がいくつか見受けられた。
日本の会社もいくつか入っているようだ。
喫茶店を通り過ぎて左に曲がると、
エレベーターが4つあった。
向かって左側2つが『单』と
右側は『双』と書かれていた。
老湯♨は特に考えず、、
『单』側のエレベーターの
上がるボタンを押していた。
そして、無事
25Fに行くことができた。
(後にわかったが、单は奇数の階
双は偶数の階にとまるエレベータでした。
25Fは奇数でしたので、
無意識に正解のエレベータを
選んでいたようだ)
エレベータからでると、
2516の透明ガラスの門を見つけることができた。
DIESEの腕時計をみると、
時計は9時45分。
まだ時間はあるな、ということで、
25Fをぐるっと一周、歩いてみた。
いくつか日本の会社の名前が会あるプレートを見かけた。
トイレに入り、ネクタイを整え、
身だしなみをチェックし、
「よし!」
9時57分、透明ガラスの門の
【コン、コン、コン】と、3回叩く。
そうすると、ガラス門の向こう側から、
1人の40歳前後の足の長い男性が歩いて来て、
門を開けてくれた。
老湯♨:「あの、本日面談しにきました、老湯♨と申します」
相手♂:「老湯♨さんですね どうぞ こちらへ」
と、ソファーの奥に座るように促された。
オフィスは約40平米の1部屋。
木の材質の、フローリング。
部屋にはもう一人、女性がいて、
その女性が、お茶を出してくれた。
老湯♨はどこかで見覚えがあるな~
思っていながら、その男性が、
相手♂:「初めまして猿渡と申します」
老湯♨:「初めまして!!」
……
あ?!会社案内に載ってた人だ!(心の声)
猿渡BOSSとは数え切れないぐらい面談しましたが、
次回は、「猿渡BOSSとの『初』ESR面談」です。
乞う\ご期待!
人口1500万(2018)の
狗不理包子が名物の天津を舞台として、
老湯♨は今後どうなってしまうのか?!
You never actually own your story.
You merely look after it for the next generation
「物語を語り継いでいきましょう~」