表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/80

♨3 ついに出会う(ちょっと)

この物語は、

空っ(カラッカゼ)吹き溢れる

鶴舞う形の上州からやって来た、

老湯♨が2012年6月ESR天津に入社してから、

どのように歩んできたのか、

振り返っていきます。


順分満帆というよりは、波乱万丈。

事実に基づいて書いておりますが、

記憶が曖昧なところもあり、

妄想が膨らんでいるかも。。。。

ご了承くださいませ(^_^;)

ESRの面談当日、

老湯♨は大学4年生の卒業式前に購入した、

KATHARINE HAMNETT LONDON

の紺色のスーツを来て、出発。


老湯♨は【質の良いものを

長く使いたい派】なので、

当時の老湯♨にしては奮発した

買い物だった。

買った場所は東京の町田の百貨店。

スタイルがよく見える、

シルエットが気に入っていた。

(当時は、ちょっと緩いなと思っていたが、

今ではズボンのチャックがしまらない

メタボの老湯♨(つд⊂))


老湯♨は自宅を8時に出発。

徒歩7分ほどで、迎水北里のバス停に到着。

バス停の後ろには、王頂堤商業中心という、

服や、食べ物、が売っているshopがあったり、

食事処があったりする、

毎日がお祭りのような市場が広がっていた。

食事処の一つに6畳ぐらいの大きさの

韓国料理屋があり、

1杯10元の冷麺が老湯♨は大好物だった。

安く、甘辛い味で、

するすると吸い込まれるように喉を通る面、

夏のカラッとした天津の暑い季節に、もってこいで、

最高に美味しかった。


老湯♨が王頂堤から

引っ越した後も、

夏場は必ずそこで冷麺を食べていたが、

2018年に行ったとき、

いつも店内は狭いのに人に溢れていたが、

誰もいなく、「どうしたんどろう?」と近づいてみると、

【地下鉄3号線大学城付近へ引越します】

というチラシが、門に貼ってあった。

残念ながら引越ししてしまったようだ。


話は戻り、

ナンバー685のバスに乗り、金皇大厦に向かう。

バスは手前など人が多いが、奥に行くと、

少々スペースがあり、天津動物園駅で、

人が降りて、

座ることができた。

窓から、水上公園、山谷商業中心、天津タワー、

天津外国語大学など、天津の町並みを眺めながら、

約60分すると、南京路沿いの、大营门のバス停に到着。

DIESELの黄色ガラスの腕時計をみると、

まだ、時間は9:30~

面談開始まで30分あった。


金皇大厦はどこかな~と、

メモしたノートを取り出す。

当時は携帯の地図アプリなどはなく、

出発前に、パソコンで調べて、メモをとった。

メモによると、大営門バス停の目の前ということだが……

探すまでもなく、

ピカピカと黄金に光っているビルが

そこにそびえ立っていた。


入口から入ると、すぐにフロントが目に入った。

案内をみると、1~24Fまでは、ホテルで、

25F以上は、オフィスビルになっていた。

看板を見ると、

日本語とわかる漢字の会社がいくつか見受けられた。

日本の会社もいくつか入っているようだ。

喫茶店を通り過ぎて左に曲がると、

エレベーターが4つあった。

向かって左側2つが『单』と

右側は『双』と書かれていた。

老湯♨は特に考えず、、

『单』側のエレベーターの

上がるボタンを押していた。

そして、無事

25Fに行くことができた。

(後にわかったが、单は奇数の階

双は偶数の階にとまるエレベータでした。

25Fは奇数でしたので、

無意識に正解のエレベータを

選んでいたようだ)


エレベータからでると、

2516の透明ガラスの門を見つけることができた。

DIESEの腕時計をみると、

時計は9時45分。

まだ時間はあるな、ということで、

25Fをぐるっと一周、歩いてみた。

いくつか日本の会社の名前が会あるプレートを見かけた。

トイレに入り、ネクタイを整え、

身だしなみをチェックし、

「よし!」

9時57分、透明ガラスの門の

【コン、コン、コン】と、3回叩く。

そうすると、ガラス門の向こう側から、

1人の40歳前後の足の長い男性が歩いて来て、

門を開けてくれた。


老湯♨:「あの、本日面談しにきました、老湯♨と申します」


相手♂:「老湯♨さんですね どうぞ こちらへ」

と、ソファーの奥に座るように促された。


オフィスは約40平米の1部屋。

木の材質の、フローリング。

部屋にはもう一人、女性がいて、

その女性が、お茶を出してくれた。


老湯♨はどこかで見覚えがあるな~

思っていながら、その男性が、


相手♂:「初めまして猿渡と申します」

老湯♨:「初めまして!!」

……

あ?!会社案内に載ってた人だ!(心の声)


猿渡BOSSとは数え切れないぐらい面談しましたが、

次回は、「猿渡BOSSとの『初』ESR面談」です。

乞う\ご期待!

人口1500万(2018)の

狗不理包子が名物の天津を舞台として、

老湯♨は今後どうなってしまうのか?!


You never actually own your story.

You merely look after it for the next generation

「物語を語り継いでいきましょう~」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ