始まり
███「ただいま」
母「おかえり」
「今日の夕飯もうすぐ出来るから███も準備出来たらご飯食べに降りてね」
███「分かった」
そう言って2階の自室へ入っていった███
███「はぁ、、この紙なんて書くかな」
部屋の電気を付けて自分の勉強机に先程先生に配られた紙をみて頭を悩ませる███
この国では基本将来となると大きくわけて5つの道がある
1つは冒険者。。冒険者は特に学歴などを問わず卒業資格なども必要ないため1番気軽になれる職業である
だがその反面、国のきめた法律に基づき新たな遺物や鉱石、新たな魔法動物などを探して活動し、稀に未開拓のダンジョンや未だに足を踏み入れたことの無い土地を開拓する依頼が国から来ることがあるため冒険者の死亡率はとても高いのだ
2つ目は国の元で働く魔術師や治癒士。これはそれぞれの専門学校を卒業し更に特別な試験をクリア出来たら者のみがなれる職業である。専門学校は凄く高額だし試験も厳しいものだと聞くがその分将来は約束されているし収入もそれなりである
更に仕事内容は基本国の調査をされて難易度分けされたダンジョンやその他討伐などその人にあった物を振り分けられるので比較的安全なのである
3つ目は公務員だ。仕事内容は学校の先生から役所の職員、さらには王宮で働く書記官や補佐官など様々だ。公務員になるには高校を卒業して公務員の試験をクリアした者がなれる職業である。
試験は魔術師や治癒士よりは難しいと聞くがお金もそんなにかからないし、戦闘には基本行かないので比較的安全でとても人気のある職業らしい
4つ目は商人だ。これは高校までの卒業資格と、国の定めた基準をクリアしていれば商人として認められ
食材や衣服、武具や美術品、生活用品に至るまで様々な物を取り扱い商売をする人達だ。
この職業も戦闘などに出向くことはないが、公務員とは違い緊急時でも決して戦闘には参加させないという決まりがあるので1番安全な職業だ
最後は◼️だ。これは国の法を破った物や他国から追放された者の事を言い、体のどこかに刻印を付けられ、まずどこの職業にも就くことが許されない。
なので裏の依頼や犯罪を犯してお金を稼ぐしかない。
また基本的人権が適応されないのでもしバレると殴る蹴るはもちろん性的暴行や最悪の場合殺されてしまうことも少なくはないという
███「とりあえず◼️はないとして、魔術師や治癒士はお金かかるし、冒険者は命の危険が高いから避けたいな。となると、公務員か商人どちらか、、か。
どちらでもいいけど、いまいち決めれない。どうしようかな」
そうこう悩んでいるとあっという間に夕飯の時間になり父と母と弟と一緒にご飯を食べた後にお風呂に入り眠り次の日になってしまった
███「結局なんも進まないまま学校着いた」
「とりあえず今日中に提出すればいいからそれまでに考えればいっか」
友達A「なんだお前まだ決まってなかったのかよ。」
「別に今書いた職業から変えたらダメって決まってるわけでもないんだからとりあえず書いとけばいいだろ」
███「そうなんだけど、いまいち決めらんないんだよ」
「まぁ、とりあえず今日中に書いて出せばいいらしいからそれまでに書くよ」
友達A「そっか。」
そんな事を話しながら教室に入り席に着く
ふと普段あまり人と話しているのを聞いたことがない○はなんて書いて書いたのか気になり聞いてみる
███「おはよう○ ○は将来何するか決めた?」
○「おはよう」「僕は将来何にするかはずっと前から決めてたよ」
███「以外だね。何になるの?」
○「すぐ分かるよ」
少し引っかかったが特にこれ以上は聞くことはなく授業が始まった