東アジア人の特徴
幾つかの特徴を整理したい。どうもこの手の情報は古いものが多すぎる。
一重と蒙古ひだに絡む部分。これはフィンランド人や北欧人(サーミ人)で稀に出るが、これは東アジア人が移住して混血したからになる。アフリカのサン族に蒙古ひだがあるらしい。これはかなり問題人類最古の系統から多少バンツー族が混じった種族。ゆえに出アフリカメンバーがすでに一重を持っていた可能性はある。
ただ古い系統であまり新しい系統が混じってないって意味ではアボリジニがいるが、一重は居ないようだ。たまたま一重やはれぼったい目が劣性遺伝としてC2の集団だけが受け継いで東アジアまで来たのか?可能性はないとは言えないが、サン族は後天的に得たものだとは思われる。まあ寒冷適応なのか怪しい部分。
ただこれアメリカ先住民はなんとも言えない。多少はれぼったい目と言うのがあるらしい。ただそれもモンゴル人に顕著なC2の特徴なのか?と思う。そもそもC2は目が特徴的だったと思う。当然エスキモーは一重。これは後から移住したからが大きい。寒冷適応が絶対的と思われてるが、これ違うそもそも変異が起きなければ始まらない。
ポンポンと変異が起こる肌の色とは違う。一つの遺伝子の変異ならアメリカ先住民にたまにあるはれぼったい目は多分エスキモーとの混血か?またはそもそも人の顔の個人差が集団で特異になるものと同じだと思う。遺伝的浮動ってやつだが。
白人は地域によって意外とモンゴロイドが混ざってるので、一重じゃなくても顔つきにそれが出やすい。アメリカ先住民はモンゴロイドって思い込みでそう見えてしまうのも知れない。蒙古ひだなら脂肪が厚いまぶた程度の個人差じゃないのですぐ分かるのだが。体全体で皮下脂肪が人種で全く違うので、そういう部分の差がまぶたに個人差で出てもおかしくはない。
ただ基本北方のモンゴロイドの皮下脂肪が厚いのは寒冷適応だと思われるので、重なってる場合も多い。ただインデアンは典型的な寒冷適応はしてない。だから分かりにくい。
ネアンデルタール人もそうだった手足の短さはインデアンは持ってない。別の種族でもなる形質さえ持ってない。寒冷適応において変化しやすく、重要だから変異するとこういった収斂進化は分かる。魚や鯨の流線型の体も多分そうだろう。水の抵抗を減らすためだと思われる。インデアンはかなり寒かった時期に北方にいたのだが大して変異してない。
1つ言われてるのは、寒い事は寒いが今の環境でも存在する寒さだったという研究もある。ロシア人がアジア人の顔にならないように。ただそれよりはおそらく、東アジア人の寒冷適応は必然ぐらいのものじゃなかったと見ている。これと良く似たものが乳糖分解遺伝子で、まず牧畜を始めたイラン農耕民は持ってない。そしてそれを白人から受け継いだモンゴル人も持ってない。
しかもモンゴル人は白人との混血がそれなりに居て初期はモット割合が高かった。はっきりと中間体の骨がモンゴル高原で過去みつかっている。それにも関わらず増えなかったんだ。有意である事は間違いじゃないが絶対じゃない。これは初期イラン農耕民がもってなかった事があり、そこで初期に乳酸菌の利用があったからとの研究がある。
それでも白人にその遺伝子が広がったのは特別有利じゃないが、全く意味が無いわけじゃなかったからと思われる。
後は耳垢だが、これは前回やったので、汗腺と関係した部分で、耳垢が寒冷適応だったのか?よりも汗腺のほうだったと思われる。これはアメリカ先住民と共通してるため東アジア人に共通する特長よりは北方のモンゴロイドに共通する特徴だったと思われる。特に重要なのは明確な適応的形質である点。まず似たような環境の2集団でしっかり相関関係がある点。次に南下した先住民は北方型じゃなくなってしまった点。最後にDNAの調査で適応的な部分がある点。
次に体毛。これは顕著に少ないらしい。インデアンはひげが薄い。考えてみると長髪のインデアンがひげが無い写真絵しかないってのは奇妙だ。そってるよりそもそもはえにくいと見て良い。体毛も汗腺と密接に関係した部分なので何かあるのだろう。
手足の短さは無いがちゃんと寒冷適応してる部分がある。寒い地域に居て同じPから分岐したRが体毛が濃いのは、東アジア人も共通してるし最初からC2がこの性質を持っていたと思われる。肌の色以外はやはり重要なのは変異が起こった固体が集団に居たか?がポイントになると思う。後はC2の集団が多数派だったからになる。
ただモンゴロイドの皮下脂肪は南方系から共通の物と聞いている。その点適応的に増えた可能性がある。元々は南方型の倹約遺伝子のせいが大きい。コーカソイドとネグロイドの差はあまり良く知らない。北方のモンゴロイドに南方とは違う皮下脂肪を蓄える仕組みがあるのか?は分からない。
後はフラットフェイスだが、これは東アジア人だけでインデアンとは共通してない。これは、一重の集団で起きた別の変異だと思う。多分一重、フラットフェイスは同じ小集団で起きたと見ている。シベリア集団は遺伝距離が遠い2集団がはっきりあるので、均一な混血はしてない。別の場所で発生したなら綺麗に分散するのがおかしいから。
金髪白肌青目ってセットはコーカサス草原民だけの特徴で、原住民のクロマニヨンは青い目しかもってなく黒肌だった。小集団ではないが、ある程度セットで複数の特徴がまとまった集団が周囲に広げていくというのが重要になる。
ただフラットフェイスと言う顔全体じゃないと、鼻は全人類に選択的な変化があるらしい。コーカソイドの高い鼻は何かしらの必然があるって事。例えば家畜の模様なんてそうなる。自然状態では地味な模様になるらしい。シマウマの場合明細効果一見目立つが、あれ背の高い草の草原だと目立たないらしい。これは人間の迷彩服も同じ。パッと見は効果があると思えないがあるらしい。
ただ適応的じゃない。選択的、顔は男女の好みって部分が大きいので。後DNAからそれを判断する理屈はとても難解なので私もほとんど理解してない。適当じゃなさそうだ程度の理解しかない。基本の理屈は多少分かるので。細かく説明するのはとてもじゃないが無理。
ただ基本として重要なのは、DNAは重要じゃない部分の変異は確率的には一定って点。
重要な変異は
有利不利どっちもあるから。内蔵の機能とかなら大体不利になる。それで淘汰されてしまうので、DNAの変化がそれ以外に較べて少ない。その差を使って必然と偶然を見分けてる。ただもっと難しい。これは本当に難解だから。
後唇はコーカソイドも薄いな。これは肌のように起こりやすい寒冷適応じゃないかな。その肌も農業が密接に関係してるからな。
上に張り出した頬骨はモンゴロイド全体の特徴だと思う。ただ、先祖系であるアボリジニはネグロイドとほぼ代わらない。この点サフルランドに行ってしまって独立したもので残ったスンダランド全体の特徴じゃないかな?と思う。分布は倹約遺伝子と似てるとは思う。ただ基本東南アジアの隅々まで北方モンゴロイドの特徴が伝わってるたためなんとも言えない。
ただ典型的な寒冷適応じゃないのはアメリカ先住民にも顕著な特徴だから。多分P系の骨格からC2の特徴。適応的なのか?は不明。C2は南方に居る時にボトルネックを体験してるため、偶然性の高い創始者効果を生む可能性が高い。だから必然とは言い切れない。後スンダC1にも共通していた可能性はあるから。
寒冷適応だとの説明も多いけど、この点は元のC2の遺伝的浮動と創始効果が否定できないので原因遺伝子の選択的変異を確認し無いとなんとも言えないと思ってる。
最後がまとめて黒い直毛と歯になる。これ汗腺も絡んで同じ遺伝子が形質の複数の変化に絡んでいる。そのためこの中の1つが選択的で他は副産物だった可能性が高い。その点なんとも言えない部分。
後歯は大きさはあまり重要じゃなかった。実はシノドントといわれるのだが、中国人大きくなかった、弥生人より小さいとされる縄文人と大差が無い。じゃ何故シノドント?前歯がシャベル型になってるか?がキーだった。これは顕著な集団間の差があった。中国人とモンゴル人とインデアンは顕著にこの率が高い。ネグロイドやコーカソイドは一番低い。南方アジアがその次。
確かにこれは北方に居たアジアンだけの顕著な特徴になる。今まで大きさで見てたので、ネグロイド大きいらしい。一番遠い人種がこれだから。アボリジニはむしろネグロイドの形質をそのまま受け継いだだけで、スンダランドの住人だけが小さくなったようだ。大きさは全く集団間の特徴であてにならない。
これが今回一番言いたかった事になる。北方に居たモンゴロイドは特徴的に大きいわけじゃない。このシャベル型や他の歯の特徴の方が重要。かつ、過去の話だといかにも適応的と書いてあるが、複数の形質が絡んでいるため何が適応的だったか?は全くの不明。本当にいい加減で古臭い情報ばかりで、私の話を見れる人幸せだと思う。
私も度々間違えてるが基本更新してるし、根本的にはいい加減で古臭い情報を元に憶測は書いてない。