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旅人の1日

作者: 砂上楼閣
掲載日:2019/02/20

寝起きの作者が漠然と頭に浮かんでいたイメージをメモ書きして、それを投稿しただけです。


起承転結も何もありません。

ボクは旅人。


ずっと旅をしている。


目的地はない。



日がのぼったら目を覚ます。


カチカチの乾いたパンをナイフで小さく切り取って食べる。


よく噛んで、よく噛んで飲み込む。


干し肉も同じようにする。


今日はドライフルーツも食べよう。


最後に少しだけ水を飲んだら荷物をまとめる。


そして太陽に背を向けて歩き出す。


朝日はとてもまぶしいから。


自分の長い影の頭を見ながら歩く。


もしかしたら顔かな?


自分の影と笑いあう。


前へ、前へ。



いつの間にか影は僕の下。


すぐボクを戻そうと後ろに回る。


後ろに、後ろに。


だから真下に隠れた影には内緒で一休み。


パンと干し肉、お昼だから瑞々しい果物も。


足元ばかり見ていたけど今度は顔を上に向けて。


今日は青い空。


見ながら横になる。


ちょっとだけ。


まだ影にはバレないはず…。



ちょっと白くなった空から目をそらす。


影はもう後ろにいる。


目は合わさない。


誰もいない地面を見ながら前へと進む。


影が覗き込んできたら慌てて反対へ。


今日はちょっと影がしつこい。


知らんぷりして道を行く。


そしたら今度は太陽が顔を覗き込んできた。


こっちはムシしない。


向かい合って前へ、前へ。


おいでおいでと手招きされる。



手を振って太陽がいなくなる。


また明日。


今度は大きく膨れた影に覆われた。


辺り一面は影に隠れて何も見えない。


もう進めない。


荷物を下ろして今日はおしまい。


パンに干し肉、今日は味のついたワインを一口。


月がおいでと手を振るけれど。


毛布をかぶって目をつむる。


すねた影と眠りについた。


明日もきっと旅は続く。

ただ旅人がいる、それだけの夢でした。

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― 新着の感想 ―
[一言] たしかに文はあっさりめですが、世界観は個人的にストライクでした笑 なんというか、キノの旅を思わせる静かで、淡々として、清潔な世界。本腰いれたら、もっともっと広がりそうですね。
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