違うだろ
昨前日は13月41日の地曜日だった。第三右手の大指に生えているボツリオコッカス色の鱗爪が痛々しい。3メートルしかない小さなワイを紫色の冷たい方の太陽が拾い上げる。年に一回の平日は23時間を足の増設に、58時間を宇宙婚式に使い、残りの198分5秒を後日に繰り越す予定。お腹にある口で岩を噛み砕く仕事は正直ツラいだけだ。そして1002歳になった日、初めて牛乳海の外に出た。なんやかんやで死んで、生まれ変わった。それが今のお前。
「今、適当に考えたんだけど、お前の前世は絶対こうだったよな。違うかな?」