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臨の字を背負う者

 九字護身の《字》を背負う者たち――。

 それはかつて争いや飢饉といった不条理が闊歩する平安時代において人の世と密接に繋がっていた魑魅魍魎の世界を退け、人々が安寧に暮らせる世界の土台を作ったとされる影の功労者たちの末裔であるという証。


 ――臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前。


 一般的に認知はされずとも二条(にじょう)()(ぐも)がこの時代における九家九人が一人、九字護身《臨》の字を受け持つ二条家当主となってから三年の月日が流れていた。


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