表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/18

逆転戦争3

銃弾は間一髪心臓は避けたが、肩に当たった。

痛みはあるが、慣れっこだ。

撃たれたと同時に、後ろにいる人の眉間部分を銃で撃ち抜く。

見事命中した。

だが、これで戦闘が始まった。

俺の目的はボスを倒すこと。

一直線に走り抜く。

そして一度、跳躍。

銃弾をかわしていく。

幾つか掠ったが、大したものではない。

ボスの背後に回り、頭に銃口を向けた。

刹那、手に衝撃が走り、少し痺れた。

ガードマンの1人が、俺の銃を撃ったのだ。

だからこのボスは余裕があるのか。

頼れるガードマンがいるから。

俺の銃を弾いた奴を、投擲したナイフで仕留める。

「1匹いれば30匹はいるってか!?」

あの黒い虫(G)のようだ。

次々と湧いてくる。

リスクもあるが先にボスを殺ろう。

もう一丁の銃を出すと同時に標準を合わせ、撃つ。

寸分違わず眉間の位置。

任務完了。後は逃げるのみ!

そうして後ろの窓から出ようかと考えていると…

ジャキジャキッ

嫌な音。

皆俺を囲み、対物ライフルを構えていた。

(ボス)が殺られてんのにまだ闘るか。

敵討ちのようなものなのか?

なんて呑気に考えていると。

一斉に引き金が絞られ、俺の視界はスローになった。

能力を、大分扱えるようになったな。

全てナイフで弾くか避けるかして防ぐ。

肩からの出血はというと収まらない。

が、それ程の出血でもないので放置。

それなりには痛い。

全弾撃ち尽くされると、一瞬の隙の間に逃げ出す。

肩の傷は、取り敢えず止血にと縛っておいた。

一刻も早く最前線に、ボスが殺られたとの報告が入らないか。

最前線に向かわなければ。

…でも、どこだ?

「オリヴィア!マッドファミリーの戦争の最前線は何処だ!?」

『声がでけェ!確かカナユリ和平王国のアルンって所だよ!情報料10万ハントな!』

「マナイシティから行き方は?」

俺は方向音痴ではない。

『南西に向かって走りゃ着く!』

礼を言ってから電話を切る。

またもやパルクールで突っ切る。

小高い丘のような所から見ると、情報屋の言った通りの場所で戦争していた。

それから、何処を如何(どう)すれば敵を潰すのに効率が良いか黙考した。

最終的には指揮官を殺ればいい、と思い立ち、坂道を一気に駆け下りた。

いきなり敵の陣地に突っ込む。

流れ弾や攻撃を捌けるよう、能力を使って視界をスローにした。

邪魔な兵をある程度殺していったので目を付けられた。

銃弾は弾くか(かわ)すかだ。

ナイフで弾く際に、キイィィィンッと金属音が鳴る。

いきなり敵地のど真ん中に現れたので、多少の混乱はあるのか、射撃のタイミングがバラバラだ。

至極避けやすく、俺には好都合だった。

その間にも、俺は兵を殺し続ける。

紅い噴水は段々と増え、地面に大きな血だまりを作っていた。

ぴちゃぴちゃと音を立てて指揮官らしき男の所へ走り抜ける。

弾切れを恐れて敢えて銃は使わず、首を斬る算段だ。

しかし現実はそう甘くない。

「…鎌鼬(かまいたち)

そんな呟きめいた言葉が聞こえたかと思えば、風の刃が襲い狂う。

視界がスローとは云え、当然風は見えない。

だが、もしかしたら。

俺の能力なら、見えるんじゃないか?

神経を集中し、鎌鼬を見ようと目を凝らす。

…見えた。

蒼く発光しているようにみえる。

これなら、避けられる。

上手くすれば、これを利用して指揮官を殺れる。

「ちっ」

鎌鼬の野郎が舌打ちした。

だがすぐに、口角を上げた。

と同時に、蒼い風が消えた。

今度は、何をする気だ…?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ