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Miracle Sound 【本編】  作者: 柏田 華蓮
第5章 ほんねとたてまえ
62/73

膨張する心01 side 果琳

章管理と「膨張~01」話前半大幅改訂。

ご迷惑おかけします。

 あなたの隣にいるとほっとする。


 真綿にくるまれて眠る赤ちゃんのように安心出来る。


 それって、あたしの居場所が決まってる、て言えるのかな?

 あなたもあたしと同じ気持ちだって言うのは、思い過ごしなのかな…?

 自意識過剰なのかな?



*****




 学校を何時ものように終わると何だかホッとする。

 今日も無事、生き抜いた気がする。


 膝上まで裾あげしたスカートを気にもせず、校門を抜けてすぐ目的地まで速足に歩いた。


 お昼休みに奏太さんからメールが着ていた。



『今日会えないかな…?』



 短いその一言が、どれだけあたしを待たせていたのか知らないでしょ、と内心思いつつ、


『良いですよ』


と、ちょっと時間をかけて返信した。


『放課後、前待ち合わせた場所にいる』


 5分も待たずに着たメールにあたしの頬はは緩んだ。


 急いだ先には、前に見た白のフェラーリ。

 見えた瞬間走り出そうとして、勢いをつけたはずが、後ろになぜか引っ張られた。



 トンッ…


 背中にぶつかったのは、ちょっと固い壁。

 なぜか二の腕は血が止まりそうなくらい窮屈な感覚だ。


 何、と振り返ると目の前には白い見慣れたシャツ。


 顔を上げればそこには…


眉間にシワを寄せた険しい顔の横峰君がいた。



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