サバイバーVSギャングVSゾンビ
ギャング達は、十人くらいで、アサルトライフルを連射しまくる。
中には、ミニボウやクロスボウを持っている連中も存在しており、当然ながら矢を放ってくる。
しかも、その背後には、M60機関銃から火を放ち続けている、ハンヴィーまであった。
このように、敵は火力を集中して、賢一たちを圧倒をしようとした。
「ヤバいっ!! 連中…………本気で、潰しに来やがったっ!? くっ!!」
バクバクと心臓が高鳴る中、賢一は直ぐさま、AR15を両手で握ると、射撃を開始した。
大型機械の陰に、じっと隠れていた彼に、ギャング達は、全く気がついてなかった。
「くあっ!」
「ガンナーが撃たれたぞっ!」
「あそこだっ!」
当然ながら、機関銃手を撃たれたため、ギャング達は、賢一を見つけて反撃してくる。
M16A2とCARー15による銃撃が、大型機械に当たり、ド派手な金属音を鳴らまくる。
「うわわっ! ヤバいっ!」
すかさず、賢一は奥に引っ込んだため、弾丸に当たらずに済んだ。
「私だって、隠れているんだよ…………」
「ぐえっ!?」
「うぐぐっ!?」
パンパンパンッと、モイラが両手で握るコルト45は、乾いた発射音を連続で立てた。
それで、ギャング達を倒したかと思ったが、防弾ベストが、弾丸を阻んでしまったようだ。
とは言え、連中を怯んでしまい、あまりに腹や胸などが痛いため、うずくまってしまう。
こうして出来た隙を、他の仲間たちも見逃さず、素早く行動に移る。
「逃げるわよっ! ゾンビの方が、相手は楽だわっ!」
「お、おうっ! 取り敢えず、援護するからなっ!」
エリーゼは、フレッシャーの正面に回り込み、顔面に、ハチェットを横凪に叩き込む。
それを見て、ダニエルは適当に、トンプソンを連射して、ギャング達を牽制した。
「おわわっ! 今度は、あっちから撃たれているぞっ!」
「下がれ、俺たちも隠れるんだっ!」
「こっちだっ! ドラム缶を盾にするんだ」
「不味いっ!! 後ろからも、ゾンビ達が来ているぞっ!?」
「グウウ」
ダニエルの射撃は、当たりこそしなかったが、ギャング達に圧力は掛けられた。
白人ギャングは、左側のカーテンへと逃げだし、黒人ギャングは地面に伏せる。
ミニボウを構える黒人ギャングは、青いドラム缶の陰から矢を放ちまくる。
背後から現れた青い結晶が生えているゾンビを、アジア系ギャングは、クロスボウで射ち倒した
「混乱しているなっ! メイスー、先に行くんだっ!」
「は、はいっ!」
モスバーグ500のポンプを引きながら、何度も散弾を放ち、ジャンは自身を囮にする。
パレット側に、彼が移動していくと、メイスーは大型機械の方に走っていった。
「逃がすなっ! 追えっ! ぐふっ!」
「ここから、逃げられると思うなよっ! うおっ!」
「させるかよっ!!」
白人ギャングと黒人ギャング達も、走りながら、大型機械に近づこうとした。
だが、賢一は素早く、AR15の銃口を向けて、二人とも射殺してしまった。
「あそこの奴が、厄介だっ!」
「正面にも、撃ちまくれっ!」
「ギュアアアア」
「シャアアーーーー」
「うわあっ!? 後ろから、さらに来たぞっ!?」
左側の大型機械に向けて、また何発も、ギャング達から銃撃が、ドンドン放たれまくる。
そんな連中を、フレッシャー&ジャンピンガー達が、後方から襲ってきた。
「今だっ! 援護するっ! 先に行ってくれっ!」
「分かったよ? でも、そっちも無理はしないでねっ!」
大型機械の左側から、AR15を何回か単発連射させながら、賢一は自身が囮になった。
その間に、モイラは先に退避して、シャッターから外に出ていく。
「死ね、死ね」
「逃がすか」
ラテン系ギャングは、地べたに這いつくばって、CARー15から連続で、弾丸を放ち続ける。
アジア系ギャングの方は、ハンヴィーに飛び乗って、死体を退けてから、M60を乱射しまくった。
「くっ! ここは危ないか? あっちに下がるか? メイスーとジャン達は…………モイラも逃げたか?」
「賢一、早くきてっ!!」
「こっにも、ゾンビ達がっ!?」
「ひっ! 不味いです、こちらからも押されて」
大型機械の右側にまで逃げてきたあと、賢一は仲間たちが、無事か心配しながら入口を見た。
そこでは、モイラが両手で握るコルト45を乱射して、入口の右側から叫ぶ姿が見えた。
ジャンは、ゾンビ達に対して、タガネを持ち、ファイティングポーズを取る。
中華包丁を振るっては、メイスーは敵を近づけまいと、顔を青くしながらも、なんとか奮闘する
「ギャアアアア」
「グルオオーーーー」
「ギエエエエ~~」
「ウオオッ!?」
ゾンビ・フレッシャー・ジャンピンガー・マッスラーからなる一団が、ギャング達の後方に現れた。
もちろん、銃撃しまくったせいで、この区域に残っていた連中を寄せつけてしまったワケだ。
「うわあっ!? ぐああああああっ!」
「くく、くるなっ! くるなっ!」
後ろからの襲撃で、銃を乱射しまくっていた、ギャング達は、大混乱に陥る。
「ギャギャアアアアッ!?」
「グルアアーーーーーー」
「ギュエエ~~~~!!」
「うぎゃあっ!! く、くるなああああっ!?」
中でも、ハンヴィーの銃座で、M60を撃っていた東アジア系ギャングは、凄まじい悲鳴を上げる。
三体のフレッシャー達が、車体に飛び上がり、奴を狙って、体に噛みついたからだ。
「ウエア?」
「アア」
「前からも来たぞっ!」
さっき、賢一が殺したはずの白人女性ギャング&アラブ系ギャング達が、ゾンビ化して歩いていた。
二体は、太平洋系ギャングを狙って、ゆっくりと向かっていき、銃弾に撃たれて倒れる。
「アレは…………いや、今は逃げなきゃっ!」
「賢一、今がチャンスだよっ!」
おそらく、ゾンビを倒したあと、ゴボウ銃剣で殺害したため、付着した血液から感染したんだろう。
そう思った賢一は、勢いよく走っていき、入口の左側から飛び出ていった。
モイラは、コルト45で援護射撃しながら、彼を無事に逃がそうと、ギャング達を狙う。
その後、駐車場にも、ゾンビ達が集まってきため、彼らは背後に目を向ける。
「この野郎っ! コイツらを倒して、逃げるぞっ! 撃ちまくっている間に逃げろっ!」
「そうは言っても、この数じゃあね」
「ふぅ? 骨が折れるなっ! このっ! このっ!」
「撃ちまくるしかないですっ!!」
トンプソンを撃ちまくり、ダニエルは左側から現れるフレッシャー達を殺しまくる。
エリーゼは、ジャンピンガーの飛び付きを、サイドステップで、回避しながら呟く。
ペティナイフを連投しながら、ジャンは右側から襲撃してくる、作業員ゾンビ達を殺す。
メイスーは、パイプガンを撃っては、次の弾が入った物に取りだしつつ、兵士ゾンビ達を射殺する。
「中央を突破するっ! 右のゾンビ達は、任せろっ!」
「ギャアッ!」
「グッ!」
「ギイイーー!」
賢一は走りながら、右のタンク側からくる、フレッシャー達&作業員ゾンビ達を狙う。
AR15から放たれた弾丸は、連中の体を貫き、一瞬だけ動きを怯ませる。
「分かったよ、こっちは左側の連中を殺ってやるわっ!!」
「グフッ!!」
「ギャ…………」
「グエッ!」
モイラは、コルト45を片手で撃ちながら走り、兵士ゾンビや作業員ゾンビ達に、射撃を加える。
そして、正面に立ちはだかり、邪魔になった防弾兵士ゾンビの首を、マチェットで跳ねた。
「よし、このまま行けば、あのトラックを盗めるっ!! はっ! 嘘だろ…………」
賢一は、M35小型トラックに乗って、混乱する駐車場から逃げようと考えた。
「銃撃が始まってるぞっ!」
「早く、撃ち殺すんだっ!」
だが、そこに何と、ピックアップが二台も現れて、ギャング達が飛び下りてきた。




