#8 ゴーレムを倒そうと思います
300pvありがとうございます!
&ランクインありがとうございます!78位でした...感無量です
目と脳を疑った戸茂川です。
今回もお楽しみください。
感想お待ちしています。
目指すは500pv
二人はゴーレムの放ってきた拳を避け、ゴーレムを挟むようにして立ち、ゴーレムを攻撃した。
「火球!」
「炎鞭!」
ドォオン!
攻撃が命中するが、体がレンガでできているゴーレムには傷一つ与えることが出来なかった。
(うそでしょ...どうすれば...)
ゴーレムがまた拳を放ってきたので避けつつ、攻略法を考える。
(多分、火球と冷気は効かない...雷撃も...だとすれば、使えるのは武器巨大化だけ...あっ!)
ランは前に見たベリーのステータス画面を思い出す。
そして隙を見て、ベリーにメッセージを送った。
『私が鞭に武器巨大化を使うから、闘気鞭で攻撃して!』
ベリーが頷いたのを確認すると、ランは武器巨大化を使った。
鞭がみるみる大きくなった。
そしてベリーが闘気鞭を使用し、闘気を纏った鞭がゴーレムの体を砕いた!
✦・ーーー ・✦
ゴーレムを倒し、ドロップアイテムを回収した二人は遺跡を抜け、次の町へ向かった。
次の町、レガシーシティは歩いてすぐのところにあった。
「レガシーシティは学問が盛んで、学者が多くいる町なんだよ!」
「へぇ〜!」
そんな会話をしていると。
「君たち。確かエンペラーゴブリンを二人で討伐してたよね?」
知らないプレイヤーが話しかけてくる。
「えっ、あっ、はいっ!」
ランは急に話しかけられたので緊張して変に返してしまった。
「実は君たちを僕のチームにスカウトしたいと思ってるんだ」
「「スカウト?」」
声を揃えて尋ねる。
「僕のチームは色んな人からの依頼を受けて、それと引き換えに報酬をもらっているんだ。お金稼ぎにもなるし、なにより色んな人と交流できるんだ!」
(どうしようかな...)
「ねぇベリー、どうしよう...?」
「うーん...まあ、やってみてもいいんじゃない?好きなときに抜けれるから」
「...うん、そうしよう」
そして、そのプレイヤーが拠点へと案内してくれた。
✦・ーーー ・✦
「ようこそ、Δ秘密倶楽部へ」
と言って案内されたのは、飲食店の裏道の避役だった。
「僕達はここのスペースを借りてるんだ、この店はあまり見つかりにくいからね」
(そうなんだ...)
「あっ、鍵を渡しておくよ、これがないとここに入れないからね」
と言って渡されたのは、三角が複雑に絡みあっているモチーフがついた鍵だ。
(おしゃれだなぁ...)
そして話を聞いているうちに時間がかなり経っていたので、ログアウトした。
ミニメモ
スカウトしてきたプレイヤーはレベル50ぐらいです。
ゲーマーです。
レガシーシティの周りには遺跡がたくさんあります。
感想お待ちしています。
出来ればアドバイスもよろしくお願いします。(´・ω・`)