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プロローグ上 魔法は邪

異世界ファンタジー系です。

詳細な世界観は以下の通りです。

第三次世界大戦により人類滅亡から5500年後の世界――


人類はかつて、戦争と科学の果てに滅亡を迎えた。その後、自然と時が新たな生命、エルフ、ドワーフ、獣人などを育み、やがて魔法と呼ばれる力が生まれた。人類滅亡から3000年後に人類もまた生れた。文明は魔法により新たな発展を遂げた中世のような世界だ。だが、魔法、それは科学でも解明できない異質な存在であり、この魔法により魔獣や魔族と呼ばれる生物たちが姿を現した。人間たちは、この魔法の力を理解することができず、恐れと差別を抱くようになった。そして、魔法を操る者たちは社会から疎まれ、忌み嫌われる存在となっていった。この世界では魔法を使う者を汚れた者とし悪魔と呼ばれている、、、

深い夜の闇が、静寂の村を包んでいた。森に身を隠すように佇むその村は、他の世界から隔絶されたかのように、昼間も静かな場所だったが、夜になるとさらにその孤独さを増した。そしてこの村に住む人々は、魔法を扱う者たちとして知られていたため、王国の人々から異質な存在として恐れられ、忌み嫌われていた。


だが、その夜、異変が起こった。突如として、地面を揺るがす轟音と共に赤々とした炎が村を照らし出した。村を囲むように、王国の軍勢が襲いかかってきたのだ。兵士たちは松明と王国の旗を掲げ、容赦なく木でできた家々に火を放ち、業火になっている。そんな中逃げ惑う人々に容赦なく剣を振り下ろしていく。

兵士達「お前らは人間じゃねえ!!」

兵士達「邪は滅んでしまえ!!!」



少女の母親は、必死に彼女の小さな手を引き、混乱の中を走っていた。幼い少女は、母親の手の暖かさと優しい感触を頼りに、全力で足を動かしていた。しかし、恐怖で震える体は重く、何が起きているのかも分からず、ただ母親の必死さについていくことしかできなかった。


「いい? この森を抜けるまで、絶対に後ろを振り返ってはダメよ。」


母の声は、いつもの優しい響きとは違い、何かを必死に抑え込むような震えが混じっていた。少女はその言葉に無言で頷き、ただ前を見つめて走り続けた。


兵士の声が聞こえる

「全員抹殺せよぉ!!!」

森の奥へと逃げ込むと、母は少女を強く抱きしめ、低く静かな声で語りかけた。


「月に向かって走りなさい。そして、絶対に振り返ってはだめよ…」


少女は母の温かい手が髪を撫でるのを感じ、その言葉を胸に刻もうとした。しかし、母は不意に背後から迫る足音を聞きつけ、彼女を最後に強く抱きしめた後、そっと手を離した。


私は手には血が付いていた

でも感じる暇もなく、

「?@…大好きよ。どうか、生き延びて…」


母の声が、悲しみと祈りの色を帯びて森の中に消えていく。少女はその指示に従い、振り返ることなく森の奥へと駆け出した。彼女の胸には、計り知れない悲しみと、何かを失ったような深い空虚さが広がっていたが、それが何なのかを知るすべはなかった。気づかぬうちに彼女の足は止まり、静寂と疲れが彼女を包み込み、やがて意識は深い闇の中へと沈んでいった。


その瞬間、彼女の周りの木々の間に影が揺らめき、風に乗って囁くような声が響いた。


「この娘は優秀だ暗い世界を照らす光となるだろう…


兵士のヒソヒソと話す小さな声が聞こえる。

兵士 「ところでなんでこの村を滅ぼせなんて言ってくるんだろうな?」

兵士2 「だから言っただろ?ここは確か魔法使いの村、だからだろ。魔法使いは俺らが学校で学んだ通り悪魔なんだよ」

兵士 「確かに。あいつら、、

と話が聞こえてくる。




私は声が聞こえなくなるまで走っていた。

その時、木にぶつかって、空が見えた。

私「月、綺麗だなあ」

視界が暗くなってくる…

……


私が目を覚ましたとき、その心にはただ空虚な感情だけが残っていた。彼女は自分が何者で、なぜここにいるのかさえ思い出せない。ただ、夜明けを迎える森の木の下の影の中ひとり寝転がる。木々から入る光は曇りでもとても綺麗だ。冬の晩冬は肌寒い。私は見知らぬ世界に向かって歩き出す以外に選ぶ道はなかった。あそこに見える立派な城に私は足を運んだ-----

プロローグ上終

初めて書いたんですがどうですか?

題名はまだ完全には決まっていません。仮です。

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