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昼食を済ましてジェラルドと別れた後、実技の為にグラウンドにやってきた。 すでにかなりの人数が集まっている。 キンコンカンコンと鐘が鳴る。 試験官とだと思われる人物が現れた。 


「よし受験生達よ、これから実技試験を行う。受験番号1番から49番はあちらに、50番から99番は私のところに、それ以降は向こうで試験官が待っている」


僕は87番なのでこの試験官が担当だ。


「実技内容はいたって簡単、各試験官たちと1対1で戦ってもらう、魔法、近接、搦め手、何を使っても勿論良い。全力で倒しに来い」


相手が子供とはいえ50戦も連続で戦うのか、試験官の先生も大変だ。それともこの程度余裕だろうか。

考えてるうちに早速1人目の実技試験が開始された。


「次!80番!」


どんどん実技試験が終わっていく、僕から見て強そうな子は今のところいない先生も余裕そうで汗一つかいていない。 そして80番と呼ばれ出てきたのはジェラルドだった、お昼に話した時に聞いたが彼は氷魔法が得意みたいだ、その他の属性もいくつか扱えるらしい。


「はい」


ジェラルドは杖を構えている。杖や魔導書といった装備は魔力を安定させ魔法の威力を上げることができる。僕も何か武器を買おうかと思っていたけど想像以上に値段が張ったのでここまで買わずにいた。

ジェラルドの杖には青い宝石、おそらくサファイアが装飾されている。サファイアは水、氷魔法と相性が良い、と魔法学の試験でも水や氷魔法と相性が良い宝石は何かという問題が出ていた。


「凍てつけ氷の矢!アイスアロー!」


詠唱とともに7本の矢が試験官に向けて飛んで行く。矢だけあってかなりの速度で発射される。目で追うのがやっとだ。試験官は6本を木剣で薙ぎ払い残りの1矢を手でつかみ受け止めた。これにはジェラルドも若干の驚きの表情を浮かべている。


「ふむ、速度は1流だ、威力も上等、中々の逸材だ。さあ次はどうする80番」


試験官は剣を構えジェラルドに近づいていく、ジェラルドはすぐに冷静さを取り戻し再び詠唱を開始する


「氷の壁よ我を守り給え、アイスウォール!」


ジェラルドの前に分厚い氷の壁が素早く生成される。試験官が振るった剣を氷の壁は見事にはじいた。はじかれた木剣は二つに折れていた。


「素晴らしい!良し、やめ、これでお前の試験は終わりだ」


「はい、ありがとうございました」


両者とも汗一つかいていない、まだまだ余裕そうだ。ジェラルドはかなりの好感触を持たれたようだ。筆記次第だがおそらく特待生、Sクラスに行くだろうそう感じた1戦だった。



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