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「え、学園、ですか・・・・・・」
思いがけない提案に思わず驚く。
「そうじゃ、ワシが副理事をしておる帝都シュクレイン魔法学園で学んでみないかのう、もちろん入学試験はうけてもらうが」
学園か、魔法はもちろん、この世界のことも知れるし良いかもしれない、しかしラルクは村で勉強などしてこなかった。
「試験ですか、あいにく不勉強でして試験に受かるかどうか分からないです、でも学園通ってみたいです!」
「むう、そうか、では来年までに知識を蓄え勉強に励むがよい、そして来年新入生として入学するのはどうじゃろう」
「分かりました、よろしくお願いします」
来年の入学試験までは6か月ちかくある、大学まで通っていた知識はあるし基礎的な部分は大丈夫だろう、問題は魔法知識。突如魔法が発現したラルクは魔法のことに関してほとんど知識がない、まあ6か月もあれば大丈夫だろうか。
「そうだ!D級試験の結果はどうでしたか?お金がないので早速なにか依頼を受けたいのですが」
「ほほ、そうかそうか、もちろん合格じゃ、早速ギルドカードを作るのでな少しまっておれ」
10分後、銀色に輝くプレートが渡された。
「うむ、依頼を受けるときと終わったときに提示するんじゃ、報奨金をカードにためることも可能じゃぞ、帝都の店なら殆どの場所でカード払いができるんじゃ」
「なるほど、それは便利ですね、では早速依頼を見させてもらいます」
受付の隣の掲示板を見るそこにはぱっと見100を超える依頼書がランク分けされて張り出されていた。そしてじっくりと依頼を眺めていると1つの依頼書に目が留まった。
緊急!Dランク以上水魔法使い求む、火炎蝶の掃討依頼。報酬5万ベル
依頼内容 この季節になると湧きやがる火炎蝶。やつらの鱗粉は風に舞うと発火し森を燃やす。過去いくつもの貴重な森を焼いてきた。水魔法を使える者ぜひ来てくれ。場所 レントの森
他のDランクの依頼が5000ベル前後に対してその依頼は10倍の金額だった。
「これ、受けます」
受付に依頼書とギルドカードを渡す
「はい、受理しました。3人集まりましたのですぐに出発していただけますか?お二人はすでに森へ向かってい居ると思いますそれと立会人としてギルド員が1人付いていきます」
レントの森は帝都に来る際に通ってきた森だ、幸い場所は分かる。
「分かりました、早速向かってみます」
門番にギルドカードを見せ森へ向かった。




