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《 触れたい 》



    嬉しい時、


    哀しい時、


    楽しい時、


    心細い時、

 

    疲れてしまった時も、

 

    想い浮かぶのは やっぱり貴方の顔。



    「 今 抱きしめに来てほしい 」



    そう願えば、


    貴方は 腕を捥ぎ取られ、


    脚を捻り切られても、


    必ず逢いに来てくれるでしょう。



    どれほど遠くに居ても、


    這いずって、


    貴方は逢いに来てくれるでしょう?



    だから私は、


    貴方に 私の首と心臓をあげる。



    皮膚が裂け 肉と骨が露出した血塗れの肩で、


    胴から離れた私の首と、


    血を滴らせて 拍動を続ける私の心臓を、


    優しく優しく触れて 愛して。



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