ループでオプション
いわゆる、ループものって、よくある題材だと思うんだよね。
でもって、転生も。
で、ループものとか、転生ものって、いわゆる悪役が本当は冤罪だったり、物語では悪役だったけど中身違うとそうならないよねって方向でいくものが多いかなというイメージだ。
じゃなきゃ、チート貰ったりとか。
しかし。
「全部てんこ盛りとか、情報量多すぎるんですけど」
そんな風に叫んで起きてから、数時間後。
私は、この体の主の父親と対峙していた。
いや、娘記憶喪失になりましたとか、性格変わりましたとかが済む次元じゃないので。
完全に人が変わっているのがばれるレベルで別人格なもんだから、先ずは、両親に現状をバラそうと思ったわけです。
で、先ずは父親からと思って、お話をはじめようとしたわけですが。
「娘と真面に会話が出来るようになるとはっ」
いや、残念なことに、あなたの娘ではないんですけどね。私としては。でも、この体と人生はこの人の娘のものだから、娘と真面に会話が出来たって言う認識で良いのか?
ちょっと、なんか、宗教とか入ってきそうな倫理のお話になりそうなので、横に置いておこう。哲学苦手なんですよ。
「いや、厳密には娘ではないですけど、まあ、その辺りは平気です?」
「確かに人格が変わっているというのは、理解した。けれども、君もまた娘の要素の一つなのだろう?」
そう問いかけられると、どう言ったものか。今世の私の感覚は、実は、ないんだけど、私がこの体、ようは前の人格の過去世、前世というものであることは理解している。
大きく括れば、確かにこの子を模る要因の一つであったと言えなくもないけど、人格形成には何一つ役立ってない。
「まあ、それでお父様が納得出来るのならいいのですけど。そういうわけで、婚約を解消したいんです」
だって、彼を好きなのは私じゃないし。私的には、好みじゃないし。前の主のやらかしが酷くて、人生イージーモードが過ぎて、なにやっても、全肯定されそうでいや。
「今の君なら、彼とも上手くやっていけるだろうに。どうして、婚約を解消しなくてはならないんだい?」
それはそうなんですけどね。それで納得出来るタイプでもないんですよ。私。
「確かに上手くやれるでしょうけど、ずるをしているようでいやなんです」
いや、私でなくとも、誰でもあの前の主よりは、上手くやれると思う。それは、別人だからいいのであって、中身ごっそり違うのは、穿かせられる下駄が高すぎて、きつい。
己の評価が五割り増しくらいになりそうで。
いや、そのくらい前の主はやらかしてた。
そう、だからこそ、ここの世界の両親に包み隠さずすべてを話そうと思ったくらいには。
とにかく、酷かったのだ。目覚めて、てんこ盛りに突っ込んだ後、頭を抱えるくらいですまないほどに、本当に筆舌に尽くしがたかった。
お陰で、両親と話をしようと思いつくまでが数時間かかり、思いついてからは、ほんの数十分だった。
いやだって、本当酷かったんだ。
数時間前。
私は見知らぬ天蓋付きの豪奢なベッドの上で目を覚ました。
「えー」
起きてすぐ、大した混乱をしなかったのは、きちんと前の記憶があったからだ。
しかし、あったからといって、全く混乱がないわけじゃない。
「いやいやいやいや」
もたらされた事実の方が、混乱を起こさせることもあるのだと、初めて知ったよ。
だってだ。この体の前の主、すでに何回かループしてる。
いや、まあ、ループはいいんだ。ループは。
まあ、それも問題ではあるけど、ことここに至っては、些事。
前の主、ループするごとに、ループから脱却するためのチートをもらってたらしいんだけど、それを全く生かさないままだった。
普通はもう少し、上手く立ち回ってみよって思うじゃない。
だいたい、ループしたら、まず、前と同じ道は進まないよね。なにかしら変化させるよね。
それをしないでいられる鋼の精神もすごいとは思うけど、それじゃあ、どうにもならないと思われたのか、もう当人じゃ無理って思われたのかは分からないけど、満を持して私登場的な?
「いやいやいやいや。て言うか、このループを数十回失敗し続けるのもなかなか酷い」
十数回じゃないんだよこれが。数十回なんだよ。三桁はまだ見えないけど。
だけど、このループ、おそらく、婚約者との仲をどうにかすればクリアできると思うんだよね。
ただ、前の主、病的なまでの天の邪鬼だった。
実は呪われてんのかってレベルで、呼吸するように相手を罵る。
そして、謎の上から目線。どんだけお前は偉いんだ? と、問いかけたくなるほどの傲慢さ。
まずお前はそこ全部直すか、謙虚って言葉を覚えろと、我が肉体のことながら思ってしまう。
まあ、リトライ数十回ともなれば、送り出す神様もいい加減イラッとしそうだ。性格に難あり、自己矯正できずのレッテルを貼られたとしか思えない。
いや、その性格のままというのを貫き通すのはいいと思うんだ。そこは好き好きだし。
しかし、何も変えず、変わらず、同じことを同じように数十回繰り返すとか、もう、なんのためのループなのか。
ループしてる人間が変わるか、相手を変えるようにアプローチしなくちゃ、そのまま死ぬでしょ。
だって、それで死んで、その選択は確実間違いだったって結果が出てるわけじゃん。
だから、案の定毎回同じ死に方をした。それに対して、前の主は、なんでこうなるんだって、抗議の声を上げてたけど、なんで、その結末にならないと思ったんだと、逆に問い詰めたい。
自分なので問い詰めらんないのが実に無念。
まあ、そんなアホの子に見切りをつけたってのが正解なのか。
それが正解だと言わんばかりに、前の主の記憶はあるけど、感情とかそういうのまるっきりないんだよね。映像情報としてあるだけ。
何でそういう行動とったかとか、そのときこんなこと思ってたとかは、台本のト書きの説明みたいに、必要なら追加されてる感じ。
だから、天の邪鬼だった。てのは分かるわけ。
一例を出すなら。
婚約者に唐突に会ってしまって、慌てたのは分かる。
それで、つい言葉がきつくなる程度だったら、理解できなくもない。あんまりしたくないけど。
でも、罵るのは違うよね。
「私に許可も無く、私に声を掛けるなんてどういうつもりなのっ」
から始まる聞くに堪えない罵詈雑言。
その副音声が。
(どうしよう、突然姿が見えて、びっくりした。もっとちゃんと声かけて欲しい。恥ずかしい)
なのはもう、どっか神経可笑しいんじゃないかなって思った。
とうしてその照れ隠しがあの罵詈雑言なのか。照れ隠しってもっと可愛らしいものだろう。いや、百歩譲って、照れ隠しだったとして、あれを照れ隠しと気が付く人は、確実にいない。気が付かれない照れ隠しに何の意味があるのか。
実際誰一人として、あれを照れ隠しだと気が付いていなかった。実の両親や兄と妹そして弟も。
何をどう進化したのか。そしてどうしてそう進化してしまったのか。自分が照れているって言うのを強い言葉で隠したがったみたいなんだよね。理解は出来ないけど。
まあ、その結果、互いに理解されない婚約者同士は、見事愛憎渦巻く間柄になり、最終的に殺されたわけです。いや、正しくは暗殺な。
いやでも、婚約者は頑張ったと思うよ。心病んでたもんな。それに気が付いて、彼の両親は心を痛め、彼の心を救ってくれた娘に感謝し、彼は、二度と前の主と関わりたくなくて、一番手っ取り早い、暗殺って言う手段をとった。
なんでこんな彼の実家情報に詳しいかというと、これも特典チートなんだよね。これで彼の心情を知って、上手く立ち回れって言いたかったんだと思うよ。神様的な人は。
いや、まあ、私は会ってないんだけどね。
それと、もう一つのチートが、死んだ後を少し見ることの出来る能力。どう考えても、己の所業を振り返れって言われてると思うんだけど、どうして、活用できないのか。
前の彼の事情と、周りが自分をどう思ってたかを知れば、普通は、照れ隠しのレベルをせめてどうにかすると思うよね。
いやまあそれはおいとくとして。
先ずは、それで見た、前の主の死んだ後のことだ。
実は、前の主の両親、暗殺を仕向けたのが婚約者の彼だって気が付いてたんだよね。
でも、彼の苦悩と苦痛も一番近くで見てて、どうして彼がこの凶行を取ったのかって言うのも理解できちゃって。
なもんだから、実は、証拠はあったけど、事故ってことで処理しちゃった。
実の両親ですら、こうなるのも仕方ないって思えるくらいの所業だったわけだ。
しかしながら、彼は、悲しいことにどこまでも善人だった。
前の主を殺してしまったことは後悔してるけど、別れる手段として、殺すことを選んだことは後悔してなくて。だけど、そんな自分が彼女と幸せにもなれないからって、独身を貫こうとするんだけど、やっぱり彼女が彼を助けてくれて最後は結婚できそうな雰囲気のところまで見ることが出来た。
なんて言うか、私、このままフェードアウトすんのが正解じゃないのかって思うんだけど、そこんとこどうなんだろうな。
トライ&エラーを繰り返してないループものって、斬新すぎなんだけど。
普通は、どうしたら、死なずに済むかとか、考えるよね。少なくとも、死にたくは無かったんだから、その努力ってしないもんなのか。
そう考えると、本当、前の主は何をしたかったんだろうか。
婚約者が好きだったのは分かるけどさ。正面切ってダメだったら、手紙出すとかやりようはいくらでもあるだろうって思うんだけど。さすがに手紙まで罵詈雑言書き連ねるんだったら、結ばれることを根本から諦めた方がいいって思うわ。
でも、前の主って、欠片も努力しなかったんだよね。
その理由がさ。
運命の相手なら、ありのままの私を好いてくれるはず
っていう、よく分かんない自信みたいなもので。
お前、あんだけ罵詈雑言浴びせられて好きでいて貰えるとかあるわけないだろって思うんですよ。
で、実際ループ中、毎度同じ手口で死んでるわけですけど。
運命の相手だとしても、あんな口汚く罵る相手に向ける愛情なんて、数秒で枯渇するわ。少なくとも私は枯渇する。なんならマイナス積み重ねて、無になるね。
と、まあ、前の主でない私は、前の行動をそうやってバッサリ切り捨てるわけですが。
しかし、天の邪鬼は私もそう変わらない。
いや、人の敷いたレールの上を唯々諾々と行くのはどうにも気に入らない。
漠然と求められてるものが、婚約者との関係修復と、無難なゴールインだって分かるんだけど。
私は元の主ではないわけで。
ぶっちゃければ、あの婚約者が死ぬほど好みじゃない。
いや、前の主が婚約者を好きだったのは分かるんだよ。素直になれなくて、いつも辛らつな言葉を向けてたのも。
けどさ。ここまで人格分けられちゃうと、完全に私と前の主は別人で、転生とかしてたとしても、接点を感じない。
記憶として、幼い頃から積み重ねてきたものって言うのはあるし、彼がいい人だって言うのも分かる。
けど、その関係築いてきたの、ぶっちゃければ私じゃないしね。
彼と私の間に積み重ねた時間なんて無いわけですよ。
だって、幼い頃の私は、前の主で、会えば呼吸をするように罵詈雑言を吐いてた子なんだもの。
それとコミュニケーションを取ろうと頑張ってたのは評価するけど、正直、あれと比較されたくない。
だって、息をするように罵ってたんだよ。罵らなくなっただけで、株爆上がりしちゃうじゃない。
なんか、自分を正当に評価されないようでどうにもなぁ。
私と交代させるなら、出会いからやり直させて欲しかった。関係修復って言うか、私と新たに関係を築いた上で、殺されるのか確認したいところだよ。
死ぬ二年前とか、正直微妙。
まあ、その前に好みじゃないんだけどね。
でも、好みと愛情ってまた別だから、それを育む時間が合ったなら、また別だったんだろうけどね。
しかし、こうなってしまっているので、さらに、過去に行きたいですって言っても、詮無いこと。
無意味きわまりないので、ここはもうぶっちゃけるしかないと腹をくくった。
そうして、両親に私の存在をばらすことにした。
と言う紆余曲折を経て、今です。
しかし、話てみたって、疑われるだろうなと覚悟していたのに、まさかの全肯定の上に、私を前の主と同じだと言い切るお父様。
お陰で、何とかこう、言いくるめてとか、身構えていた分が無くなって、さて、こっからどうしたものかと、逆にこれからを話し合う方が、どうして良いか分からなくなったせいで、ちょっと怯んでしまったよね。
果たして、婚約破棄、出来るのか。無理なのかなあ。
もしかして、これが強制力というものなのかっ。
いやでも、あらかたてんこ盛りだったけど、乙女ゲー要素はなかったと思うんだけどな。
「リルローズ」
難しい顔をしてると、お父様が心配そうな顔をしている。
リルローズとか可愛らしい名前だけど、茨がでかすぎて花がちっちゃいって、暗喩かなって思いましたよね。
「お父様。ちょっと懐が大きすぎて、付いてけないんですけど、厳密には、私は娘ではないので、その辺りを」
私という精神を基準とすれば、親子関係は否定するしかない。私にこの人が父親だったという記憶は無いし、違う親の記憶もあるしね。その上、前の主の記憶は、私に馴染んでないから、まあ、この人の娘だって理解してるけど、感覚的にはこの人の娘と思えない。
「り、リルローズ」
私のその言葉に、絶望の底に落ちたような顔をしているのを見ると、さすがに罪悪感が。
でも、娘じゃないって思って貰った方が個人的には楽なんだけど。
圧が。無言の圧が。
「いや、まあでも、娘だってことも否定はしません、よ」
と、思わず日和る。
いやだって、娘じゃないだろう精神の私に、娘じゃないって真実を告げられただけで、地獄の底に落ちたような絶望顔見せられたら、そりゃ日和るでしょ。
このまま突き通したら、自殺すんじゃないかって思ったよ。洒落じゃなく。
まあ、この体は正しく娘だし。記憶も、あると言えばあるし。気分的に私がリルローズだって思えないだけだし。
「それで、リルローズ、どっかに行ったりしないよね」
ああ。これを心配してたのか。いや、ちょっとそんなことを考えてもいたんだけど。これ逃げ出したら、考えたくない事態が引き起こるよね。確実に。
「いや、まあ、そこそこ頑張ってみます」
そう言うしか、私に選択肢は残っていなかった。
そして、件の婚約者とも、顔合わせ。
正直に、リルローズじゃないとも告げたが、何故か一笑に付されたあと、死にそうな顔をされた。
「リルローズは、死んでしまったのかい?」
リルローズじゃないって言うのを秒で受け入れられたようで、ちょっとそれはそれで凄いなとも思った。
え。やっぱり、会話が出来るかどうかってのが、リルローズかリルローズじゃないかの基準なの?
絶望したような顔で婚約者に言われて、私はしばし悩む。
リルローズは居なくなってしまったけど、厳密に、リルローズが死んだわけではない。だって、リルローズだとは思っていないけれども、私の体はリルローズのものだし、私って存在は、リルローズになる前のもので、リルローズが居なければ、前である私も居ないことになる。
「死んだわけではない、ですね」
としか、私には言いようがない。
いやだって、リルローズは死んでないから、私がここに居るわけで。でも、今まで皆がリルローズだって言ってた、リルローズは、いない。それが死んだと言うなら、死んでるけど、そうなると私が生きてるとも言い難い。
「君は、リルローズなの?」
「そう、言えます、ね」
むっちゃ難しいんで、その質問止めて貰いたいです。
だって、私はリルローズじゃないけど、この世界で言えばリルローズで、でも、リルローズだった前の主は、もう居なくて。
なんて言うか、名状しがたい。コロンブスの卵並みに。
「そうか」
少し寂しげに、でも、淡く微笑んだ婚約者。理解したのか、諦めたのかは、私には分かんないけど、彼なりに納得したんだなってのは、理解した。
理解したけど、なんか、リルローズを諦めたみたいな気がして、ちょっと引っかかった。
なんて言うか、一応、相思相愛だったらしいよ。リルローズ。
それでも人間は、慣れてく生き物で、今あるものを受け入れていく。それは仕方の無いことだけど、リルローズがなくなってくみたいで、私はちょっと、なんというか、もやる。
リルローズが正しいとは言わないし、はっきり言えば、そんなに好きなら自分を変えたって良かったじゃないかって今でも思う。
だって、現実に、リルローズが思っているような運命なんて有り得なかったんだから。
まず、自分がされたらって、置き換えてみれば良かったのにと思わなくも無いけど。
ただ、なんとなく、もう、あのリルローズは戻ってこないんだろうなってことは分かってた。
傲慢で、臆病で。だから、自分を変えられなかったリルローズ。なにがそんなに怖かったのか、私には全く分からない。だって、私が知れるリルローズの感情は、ト書きのような短いもので、他人の感想を読んで貰っているようなものだから。
きっと、その中に、リルローズなりの沢山の葛藤とかあったのかも知れないし、どうして譲れなかったのかも、理由があったのかも知れないけど、私にしてみれば、それはもう、永遠の闇の中だ。
日和に日和った私は、ずいぶんと後ろ向きに頑張った。
実は解消できないかなーと、ちょっとちらりと仄めかしてもみたんだけど、理解できない言葉を話しているような顔で流されたので、その後話題に上げるのは止めました。
なにより、悲しいことに、やっぱり、私だったら、健全な関係が築けたようで、婚約者、リルローズと別れたときに懇意になった彼女とは、会いもしなかった。
正規ルートで、結婚。子供も出来て、私は、ひ孫の顔まで見る大往生のエンディングを迎える。
まあ、好きになれなかったけど。
と、最後まで思い続けてたけど。家族としては好きになれたから、良いよね。
子供も産んだし、これで満足でしょう。怪我も病気も無く老衰大往生だもの。これで文句付けるとか、ない、よね。
神様だかなんだか分かんないけどさ。
なんて思ったのが、まさかのフラグだったとはっ。
「ちょっと、これどう言うことにゃにょっ」
盛大に噛みまくった。
いや、舌が回らんのよ。
そうだね。まだ、若返り逆行はやってなかったね。
って、そう言う問題かっ。
なに、どう言うエンディングご所望なのよっ。かっちりきっちり言葉にして言えやっ。
……。
えっと、なんというか、そんなこんなで、リテイク出されました。
ふざけんな、関係者出て来いって気分ですが、戻ってしまった以上、なんとか頑張るしかないので、頑張っていこうかと思います。
くっそ、あの大往生に更にプラスされた日々を頑張るのか。
苦行かな。
なんて思いながら、現在、齢三歳の私は、新しいリルローズになるしかないのだと、妙に悟りながら、これからの日々を考え、気が遠くなったのだった。
ループものも、異世界転生も、チートも、良くあるネタだけど、全部まとめててんこ盛りにされると、情報過多すぎるよなって思って、書いてみたお話。
いや、てんこ盛りにされる前提が、酷いっちゃ酷いんですけど。
ちなみに書き始めて中程で、幼児期に生まれ変わるラストは決めてました。
そして、リルローズは、主人公の名前に対する感想を思いついて、つけました。