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骨が砕けるほどのショック。シーノ嫁に行くってよ。

しゅじんこうのなまえがはんめいしました

クライドは、変わらずシーノに仕えているが、

同時にイコン族とナグル族の連絡係も務めることとなった。



はじめは何をして良いのかもわからず

戸惑い気味であったが次第に慣れてきた。


また連絡係はスピードが大事ということで、

馬の乗り方を覚えたし、情報伝達の役割を行うために

必要な知識も得ることができた。



情報というものは、内容の重要度と必要伝達速度という

2つの要素で判断される。

簡単で重要度がそれほど高くない情報は手紙を持っていく。

重要度はそれほど高くないが伝えるスピードが

重要な場合は、複数の者が伝言ゲームのように伝達を行う。


これらに関してはクライドは概要把握や指示を行う程度で

実作業にはほとんど関わることはなく、重要度や秘匿性が

高い情報の伝達がクライドの仕事であった。


重要な情報の場合、手紙に


「この手紙の持ち主に詳しく聞いてくれ」


と書いてあるだけ。


実際の情報は、使いの者―この場合クライド―

が伝言を行う。


また、伝言の内容で緊急事態が起きた場合

例えば、A氏をこちらへ連れてきてくれ。

という内容だが諸事情でA氏が行くことができない時。

現代社会であれば、電話かメールでA氏が

これないんですけどどうします?と聞けば良いが、

この世界では残念ながらその方法は無い。

(魔法という例外はあるが)


したがって、伝言者はある程度の機転を利かせる

必要があるし機転を利かせることを許された権限を

持ち合わせる。


クライドは、連絡係と聞いて、最初は

単なる伝書鳩役でしょ?くらいに軽く考えていたが、

これら情報伝達の役割と仕組みを知り、

さらにイコン族そのものが情報を重んじる一族であるため、

イコン族とナグル族の連絡係というのは想像する以上に

重要な役割であることを理解した。



その証拠に、イコン族、ナグル族それぞれで、

非常に高待遇な扱いを受ける事となった。


自分が重んじられるというのがひじょーにキモチイイのは

当然として、情報に関わることで、この世界に関する

色んな事(この世界の住人にとっては当たり前

かもしれないがクライドにとっては重要なことも含めて)

が、理解できるようになってきた。



まず、

そもそも疑問に思っていたことだが、

イコン族がナグル族との婚姻を一方的に破棄した理由。

表向きは強い勢力とつながれそうだから

という身勝手なものであった。


短い期間ではあるがエイトやシーノの人柄から考えて

この理由は何か変だと違和感を感じていた。

そして、あらゆる情報を知ることで

その真相を知ることが出来た。


その真相は

魔王4軍団の一つ、

ジュード・アークが率いる軍団の重役にベルザ・アーク

という高位不死者(ハイアンデット)がいる。

このベルザ・アークがどういったきっかけかわからないが

シーノを気に入り、愛人にしようとしてきた。


正妻ではなく側室でもなく非公式な愛人という

立場であったこと

そして、その申し出が非常に高飛車なものであったことで

イコン族は申し出を断った。


しかしベルザ・アークは諦めずあらゆる手段で

イコン族に圧力をかけてきた。


クライドにとってイコン族は強大な一族に感じられるが

魔王軍の中で見れば戦闘力、勢力ともに弱小であり

4軍団の重役であるベルザ・アークの圧力は

とても強大なものであった。


それでもイコン族は苦しみながら抵抗をしていたが

ある時、ベルザ・アークの上役にあたる軍団長である

ジュード・アークがその話を耳にし、自軍団員の身勝手な

行動を諌めるどころか、イコン族へ自らも圧力をかけようと

暗躍しだした。という噂まで出てきた。


そもそもイコン族は魔王直属の情報部隊と言われているが

それは非公式なものであるため表立って魔王の力を

借りることはできないし、その立場を堂々と

利用することも難しい。


そこでベルザ・アークの圧力に対抗する手段として

ベルザ・アークが手を下せない人物と

正式な婚姻関係を結ぶ。という策をとることにした。


それが魔王軍団の魔王親衛隊の一人と婚姻関係を結ぶ

ということであった。


魔王親衛隊の一人に権力など無いが魔王直属部下の

正妻になろうとする話をつぶしてでも愛人にする

ということは、ベルザ・アークも行うことができず、

結果ベルザ・アークはシーノから手をひくことになった。


これがことの真相であった。

ナグル族に真相を話せば揉めることもなかっただろう、

とクライドは考えたがもしナグル族に相談し、その結果

彼らにも害が及ぶことになっては申し訳が立たない

ということで黙っていたそうだ。


後々、ワズム・ナグルは、婚約破棄の本当の理由を知り

自分が同じ立場ならそうしたであろうから、

もうわだかまりはなくなった。

しかし、知らないとはいえ何も力を貸すことが

できなかったことが悔やまれると度々拳を握りしめていた。


これがイコン族とナグル族の婚姻問題の真相であった。



そして、気になるもう一つの話題。

婚姻の真相でチラリと出てきた魔王軍と

魔王4軍団について。こちらも色々と知ることが出来た。


魔王4軍団とは、

魔王サウロ・ノヴァの配下は、4つの軍団(派閥)に

わかれている。

魔王軍全体の戦略は魔王が判断し指示を行う。

それらの仕事を4軍団それぞれが請け負う。


実行方法は、様々な形式ではあるが、

派閥内でチームを組んだり、

個人で行ったりで任務を遂行するという流れになっている。

任務を成功させることによって、


そのメンバーが出世する

その軍団の立場が強くなる

やる気出る。

結果的に魔王軍の支配が拡大する。


という仕組みだ。


しかし弱小種族は4軍団に入れるとは限らない。

ゆえに弱小種族は魔王から直接指示を受けるのではなく

4軍団から指示を受けることになる。

言ってみれば下請けみたいなものだ。


魔王(社長)が仕事発注して

幹部(重役)が仕事を受けて

4軍団(社員)が仕事を実際にやるが

弱小種族(下請け)が仕事を実際にやることもある。


良い悪いは色々あろうが、

魔王軍は、こういう組織だそうだ。



次に、魔王4軍団とその長に関して。


まず第一軍団、

魔王4軍団の筆頭にあたる軍団。

この軍団を率いるのは、「ラ・モンド」

という悪魔族である。

現在魔王軍は能力主義で多様性を重んじるため

魔王筆頭軍であるラ・モンドの軍団にも様々な種族がおり

種族や経歴に関係なく、優秀な者が活躍する。

ある意味一番魔王の思想に近い軍団である。

軍団長のラ・モンドは、白金の鎧をまとった

騎士のような魔王に似た容姿である。

(魔王は、真っ白な鎧をまとった騎士のよう

な姿をしている。魔王なのに真っ白)

現在の魔王が魔王になる前から仕えており容姿と

その関係の深さから、魔王の片腕とも呼ばれている。


第二軍団は、

ドラゴニュート族である「カーツ・シーヴァ」が

率いている。

(カツシマ?名前がいらっとしたクライドであった)

第二軍団も第一軍団と同様に様々な種族が活躍しているが、

ラ・モンドの軍団が能力の種類を問わず優秀な者を

重んじるのに対してカーツ・シーヴァの軍団は、

戦闘力が高い者を重んじる傾向にある。

ドラゴニュート族は、クロノスの設定通りであれば

人型のドラゴンと表現できる、二足歩行のドラゴン

と考えれば良い。

その容姿から想像する通り、

すさまじい戦闘力を保持する種族である。

また、軍団長であるカーツ・シーヴァは、

その戦闘力からか武人然とした人物であり

軍団内にとどまらず、他の魔王軍の者や正式な

魔王軍ではない弱小種族の面々からも信頼を集め、

若い魔物達からは「オヤジ」と呼ばれ慕われている。

快活で非常に面倒見が良い人物らしい。


第三軍団は、

悪魔族である「ジーク・ハイム」が率いている。

ジーク・ハイムは先々代の魔王の時代から

魔王軍に仕えている。

長く仕えているということから想像できると思うが

その容姿は作務衣を着た老人である。

今は好々爺といった風であるが、現在の魔王になって

ラ・モンドが筆頭の座につくまでは、

筆頭軍団長でありその戦闘力や荒々しさは

まるで悪魔のようだと言われていたそうだ。

(いや悪魔やがな)

しかしながら時がたち、すっかり角がとれたのか現在は

魔王の相談役や、お互いいがみあう他の軍団長間の

調停役などを担っており一歩引いた立場にあるといえる。

軍団も花形な任務やメインを務めることはほとんどなく、

他の軍団の補佐や、他の軍団の手がまわらないときに

仕事を請け負うという魔王軍全体のバックアップを

担うことが多い。

出世を望むなら、ジーク・ハイム軍に入ってはならない

と悪態をつくものもいる。


そして第四軍団が、

ジュード・アークが率いる軍団である。

シーノさまやイコン族の面々と因縁がある軍団がここだ。

ジュード・アークは、受肉したリッチである。

リッチとは、高い魔力を持つ者が永遠の命を得るために

邪法でアンデットになった姿である。

その後なんらかの強力な手段を使い再度肉体を手に入れた

存在が受肉したリッチである。

通常のリッチをはるかに超える力をもつ高位の

アンデットである。

第四軍団の特徴としては、構成員はすべてアンデットのみ。

不死軍団というわけだ。ジュード・アーク自身は、

軍団長になってまだ日が浅く、

もっと言えば魔王軍に加入したのも

ここ近年の新参者である。

しかしながら凄まじい勢いで頭角をあらわし、

勢力を爆発的に伸ばしている。

魔王軍全体の方針である多様性を無視した構成であるため、

魔王から疎まれているのではないか?

と考えてしまうが魔王の方針は、能力主義を第一

としているため能力があるジュード・アークの軍団を

魔王が表向き問題視することは無い。

むしろ武力に偏りがちな、他の魔王軍に比べて

武力は当然ながら諜報活動や破壊工作、交渉、儀礼式典の

対応など多様な任務を高いレベルでこなすことができるため

疎まれるどころか魔王から重宝されていると言える。

シーノに関するいざこざからわかるが、卑劣な策や

圧力を平気で使うし、自分たちの邪魔になる存在であれば

たとえそれが同じ魔王軍であったとしても

迷わず潰し(ときには暗殺という手段などを取ることも)

他を蹴落としてのし上がっているという黒い噂が絶えない。

流石に表立って批判されることはないが、他の軍団とは

あまり関係が良くないのも事実である。

ちなみにシーノさまとのいざこざで出てきた

ベルザ・アークも含めてジュード・アーク配下の幹部達は

みな受肉した高位のアンデットである。



様々な情報に触れ、特に魔王軍の情報を集めるたびに

クライドは、自分はクロノスの世界にいるんだと意識し

心が震えるような、そんな感覚を感じるのであった。

(怖い?いや違う、骨だから寒い?絶対違う。

魔王軍の情報は妙に気持が高ぶるんだ)







そんなこんなだが、シーノの婚姻はうまくいきそうで、

ジュード・アーク軍からの圧力は無くなりつつあるらしい。

ジュード・アーク軍の行動はいささか気に食わないが、

ともかく平穏無事になりつつあるのは喜ばしい。


ちなみに、シーノの婚姻相手の魔王軍親衛隊の兵士は

イケメンだそうだ。(出典ボニー情報)

シーノさまと婚姻というだけで腹立たしいのに、

さらにイケメンということなのでクライドは個人的に

敵認定することにした。


婚姻の準備は着々と進みつつあり、近々シーノは

イコンの屋敷を出ていくらしい。

みんな勘違いしているが、クライドはシーノに対して恋心を

抱いているわけではない。淡い恋心というよりも、

姉を慕うようなそんな気分だ。

しかし、大好きな姉が嫁ぐというのは喜ばしい反面、

複雑な気分とも言える。


複雑な心境のクライドであった。



クライドの今の日常は、ワズム・ナグルのもとへ行く。

重要な連絡事項が毎回あるわけではないが

連絡密度を落とすわけにはいかないということで、

定期連絡。

そこでクライド自身が気になることを含めた様々な

情報交換を行い、任務を終える。

その後、ワズムとお茶を飲みながら、ワズムの武勇伝や

昔話などを聞く。


これはこれで結構楽しい。


ひとしきり話終えると、イコンの屋敷へ戻り、エイトと

ナグル族の情報交換を行う。

エイトはここ最近はクライドに対して、一人前として

対等な対応をするため、ちょっと照れくさい。

ちゃんと仕事の話を行った後、シーノの婚姻話を

聞き出そうとして毎回怒られるのは、ご愛嬌だ。


イコン族とナグル族の連絡係の仕事が終わると、

とりあえず一段落ということでリラックスタイム。


ボニー、スケベイとおばかトークを繰り広げる。


ひとしきりおばかトークをやった後は、

他のイコン族の面々とも世間話などを行いながら

情報収集する。


一つ一つの情報は単なる世間話で全く意味が無いように

感じられるが、それらを無数に集めると全体が見え

重要な情報になりうる。

とは、エイトやワズムから教わったことだ。



その後、シーノの部屋に行き、少し仕事をして

―最近はクライドも忙しいでしょう。

とシーノが気を使い雑用はあまりない―

シーノと会話してデレデレする。

だいたいこんな日常だ。



クライドにとってなんとも楽しい日々ではあるが、

いずれこの日常からシーノがいなくなる。

そうなっても、ボニーやスケベイ、エイトや

他のイコン族の人々ともうまくやっていける自信は

あるけれど魔王軍の話、4軍団のこと、世界の動向

これらに触れそのことを考えるたびに

今が何か物足りない、心がざわつく。

そんな気分でもあった。








ある日、クライドはシーノに呼ばれた。

最近シーノはクライドの忙しさに遠慮して、

クライドを自ら呼ぶことはない。

クライドが自主的にシーノの元に行くことばかりだ。


それが今回珍しく呼ばれた。


シーノの部屋に顔を出す。


「クライド、私が嫁ぐ日が決まりました。」



いつかやってるとはわかっていたが、いざその時になると

全身の骨が砕けるんじゃないかってくらい

ショックを受けるものだ。



「あなたにはとってもお世話になりました。

ナグル族との一件は私や兄だけでなくイコン族全体が

あなたに多大なる恩を受けました。本当に、本当に

良くしてくれました。感謝しても感謝しきれません」


とシーノが頭を下げる。


「や、やめてください!シーノさま」


クライドはぶんぶんと手をふる。


シーノはクスリと笑い、

「クライド、迷惑かもしれませんが、私はあなたを

弟のように思っていました。本当にありがとう、クライド」


なんかもうなんていうかね、

お美しい人から弟と思われていたって、もうこの喜びね。


照れて顔が赤くなってるきがしたクライドであった。

(注:骨だから赤くなるかどうかは不明です)


クライドがニヤニヤしていると、

シーノの表情が急に厳しいものになった


「クライド、あなたを本当の弟、私の家族と思い、

今から厳しいことを言います」


急に凛とした表情となったシーノを見て、

クライドは思わず背筋を正す。


「私がいなくなった後、あなたは屋敷を出ていきなさい」


え!?とクライドは驚きを隠せないでいると


「クライド、あなたはこんな小さな屋敷で

小さくまとまってはいけません。

あなたは、きっと大きく羽ばたくことができます。

兄には話を通しています。

あなたが好きな時に旅立ちなさい」


そんな自分は大きくはばたくなんて、と否定しようとすると


「あなたはきっと大成します。

もちろん確証なんてありません。

ただの私の勘です。でもね・・・」


シーノはいたずらっ子のように笑うと


「私の勘は当たるんですよ?ふふっ」


と笑った。


そして再び厳しい顔になり


「あなたがここに物足りなさを感じているのは

わかっています。

外の世界、魔王軍や世界のことを知れば知るほど心が

ざわついているのではありませんか?」




その日は返事を濁したクライドであった。







シーノが嫁入りする日。

シーノはクライドを最後に一目みようと屋敷を探すが

どこにもいなかった。


クライドがこの屋敷に来た経緯や、シーノとの関係、

シーノの思いなどを知る周囲のイコン族の者たちは、

クライドを恩知らずだなどと言う中、


いいえ、あの子はそんな者ではありません。

別れが寂しいのでしょう。

と少し寂しそうな微笑みを浮かべ、


それにあの子は大きく羽ばたかなければなりません。

私のことであの子を引き止めてはいけません

と言い馬車に乗り出発した。



移動する馬車の中、シーノの向かい側には

ボニーがのっており、シーノはボニーに向かって


「3人バラバラになってしまいましたね。

ちょっと寂しいんじゃありませんか?」


と声をかけた


ボニーは引き続きシーノに仕えることになり、

シーノの嫁ぎ先についていくことになっていた。


ちなみにスケベイはイコン族の屋敷に残ることに

なっている。


「ぜんぜっっっっっっっっっん、寂しくなんかありません」


とボニーは強がったがその目には光るものがあった。



そんなシーノの乗る馬車を屋敷の屋根の上から

一体のスケルトンが見守っていた。


「シーノさまぁぁあ、俺、ぜったいでっかく

なってやるからーーーーーー」


と叫ぶ。


しばらく馬車に向かい大きく手をふっていたが、

やがてうつむき、しゃがみこんでしまった。


屋根の上で膝を抱え顔を伏せるクライドへ下からエイトが


「納得したら降りてこい、いつまでも待っててやるから」


と心配そうに、しかし優しく声をかけた。




この日から

クライドの姿はイコン族の屋敷から忽然と消える。



時折聞こえてくる噂によると、

剣の修行をしていたとか、

大工の修行をしていたとか

魔法を習おうとしてさっぱりものにならない骨がいた

とか、何がしたいのかさっぱりわからない噂が

流れてきていたが、やがてそんな噂も聞こえなくなり、

屋敷の者は誰もクライドの話をしなくなった。


おとこだち、ひとりだち

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