初恋
ふわりふわりと落ちる雪。
それは、桜の様にキレイに輝き、儚く消える…。
少し触れただけで溶けてしまう儚いモノ。
雪と桜は、とても似ていて似ていない。でも、儚く消えるがとても大きい存在。
まるで、恋する気持ちみたいに―…。
初恋とは、儚く美しいモノだと私は思う。
でも、苦しくて辛くて、切ない…。それでいて、甘く嬉しいモノ。
例え、この想いが儚く消えようとも…私は決して忘れないだろう。恋する気持ちを。
だから、消えるまで大切に守っていこう。
大切で大好きな君の恋が実るその時まで…。
どうか、気付かないで下さい。
大切な幼馴染みのままでいたいから…気持ちが伝わらなくていいから。
気付かないでっ。
初めての恋は、例え叶わなくてもいい。
ただただ君が幸せになってくれればいい。
それだけで私は、幸せになれるから…うれしいから…。
だから、応援しているよ。
――君が幸せになれるならば
この恋を諦めよう――。
私の初恋は、
とても美しく…
とても儚く…
残酷なモノでした――。
あなたにとって、
大切な恋になりますように。
恋が見つかります様に。