第6話
どうも、神夜晶です
今回は春雪異変です!
竜斗が天界から下りて何かしらの行動を・・・
短い&駄文ですが・・・それでも宜しければどうぞ!
今の時期は誰もが喜ぶ“春”だ
長い長い冬が終わり雪も溶け暖かくなって来る頃だろう
だが幻想郷の春は……まだ来なかった
もう5月になろうというのに雪が降り続いている
天界は雲より上なので雪は見れないが寒い事には変わりないだろう
~龍神宅~
「今日も寒いですね、竜斗」
「……」
竜斗はコクと少しだけ首を上下に動かし頷いた
相変わらず竜斗はワンピース1枚だけである
しかし竜斗は自身の能力で寒さを破壊しているのだ
能力の無駄使いとも言えるだろう
「やはり竜斗はワンピースが似合いますね
私の、お古ですが……物凄く可愛いです!」
龍紀は辛抱溜まらず竜斗に抱き着いた
竜斗は為すがままに頬ずりをされている
そんな時だった
コン!コン!
誰かが部屋をノックした
「龍紀様、衣玖です」
「衣玖ですか、入って良いですよ」
「失礼します」
「どうしたのですか?」
「はい、下界にある冥界で春を集めている様です
その所為で5月でも寒さが続いています」
「成程、博麗の巫女が動くと思いますので
私達は何時も通りにしていましょう
動かない場合は私が動きます」
「分かりました、その様にします」
「えぇ、お願いします」
「失礼しました」
衣玖は丁寧な、お辞儀をして部屋を出た
何処ぞの桃を乗せた帽子を被った、お嬢様とは大違いである
?「へっくち!誰かが噂してるのかしら?」
龍紀は竜斗分をチャージした後に仕事に戻った
竜斗は羽を出して、またもや脱走していった
~場所は変わって博麗神社では~
「霊夢、異変解決行くぞ!
この雪は、どうみても異変だろ!?」
「あ~はいはい……」
「~~~っ!?
もう良い!私一人で解決して来るからな!」
魔理沙は何時までも炬燵に入ってる霊夢に呆れて
一人で異変の場所へと向かった
霊夢は立ち上がり障子を閉めて
また炬燵に入った
~数分後~
障子が再び開かれた
「あら、まだ居たのね」
「どうして皆、玄関から入って来ないのかしらね」
「お嬢様も寒いのが苦手なのよ
早く解決しなさいって伝言を頼まれたわ」
「面倒くさいんだけど……」
「あらあら、巫女なのに異変解決を面倒くさがるなんて
罰が当たるわよ?」
「罰なんて……当たるかもね」
「え?(冗談で言ったのに本気にしたのかしら?)」
「アンタの後ろ」
霊夢は寝転がりながら咲夜の後ろを指す
咲夜は後ろを振り向いた、其処には……
「? 貴方は、あの時の……」
「……」
パタパタと羽を羽ばたかせて宙に浮いていた竜斗だった
何故か、この神社に来た様だ
竜斗は宙に浮きながら咲夜の横を通り過ぎて霊夢の前に移動した
人差し指を出して神力で霊夢に考えを伝えた
「冥界?」
竜斗は小さく頷いた
再び神力で考えを伝えた
「『冥界で死んだら永遠に成仏が出来ずに亡霊となる』」
「……」
霊夢は無言で炬燵から立ち上がり棚から赤いマフラーを出した
マフラーを首に巻いて竜斗と咲夜の横を通って何処かへと飛んでいった
残された咲夜と竜斗だった
「ふふ、貴方は人を動かすのが上手ね」
「……」
「それより私に……だ、抱っこされてみない?」
咲夜は照れた顔で竜斗に両手を広げた
ショタコンな咲夜であった
竜斗は怪しいと思いながらも無言で咲夜に抱かれた
咲夜も心の中で「夢にまで見たショタを抱っこ!最高ね!」と叫んでいた
それから咲夜は数十分堪能して竜斗を下ろして帰って行った
竜斗は霊夢達が向かった方へと飛んでいった
うぅ~・・・
短い・・・w
駄文で、ごめんなさい><
次回は幽々子と霊夢&魔理沙が決戦?かもです
でわ、また次回に!