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東方龍弟記  作者: 神夜 晶
紅魔郷
3/21

第1話

どうも、神夜晶です


今回は紅魔異変から書きたいと思います


竜斗は喋りませんが、それでも宜しければ見てやって下さい><


でわ、どうぞ!

此処は幻想郷と呼ばれる場所

現実世界で忘れ去られた者達が存在している

舞台は天界へ……



「竜斗、御飯持って来ましたよ~?」



「……」



龍紀は御飯を持ってきた

ベッドの近くにあった椅子に座る



「今日は竜斗の大好きな、お肉ですよ?

一杯食べて下さいね!」



「……」



竜斗は、まるで死んでいるかの様に動かない

龍紀も色々と手を尽くして来たが一向に心が戻らないのだ

精神を竜斗に戻したが心が壊れたままなのだ

竜斗が暴走してから数億年経ったが、何の進展もないままだ



「竜斗……このまま心は戻らないままなのでしょうか」



龍紀は悲しみに暮れていた

コン!コン!

誰かが扉を叩いた



「龍紀様、衣玖です……入っても良いでしょうか?」



「衣玖ですか、入って良いですよ」



「失礼します」



ガチャ!キィィィ!バタン!

其処に入って来たのは永江衣玖だ

彼女は竜宮の使いで有るが故に此処に来れるのだ

此処には限られた者しか入れない

龍紀が無断で入る事を禁止しているからだ

衣玖が入って来て龍紀は衣玖へと振り向く



「それで、どうしたのですか?」



「はい、下界で紅い霧が発生しました」



ピク!

竜斗が一瞬だけ反応した様だ

衣玖は、それを見逃さなかった



「紅い霧? 何者かが異変を起こしたのでしょうか?」



「その様ですね、如何致しますか?

(今、一瞬だけ竜斗様が……気の所為でしょうか?)」



「博麗の巫女が動いてくれるでしょう

動かなければ私が直々に動きます」



「分かりました、少し様子見をします

(何にしても決定的な証拠があるまで黙っておきましょう)」



「そうして下さい」



「竜斗様の心は戻られないのですね……」



「えぇ、何をしても駄目なのです」



「お力になれず申し訳ありません……」



「衣玖は良くやってくれています

謝る事は、ありませんよ」



「はい、失礼しますね」



「えぇ、報告ご苦労様です」



「龍紀様も余り無理は、なさらないで下さいね?」



「ふふ、分かってますよ」



「それでは」



衣玖は御辞儀をして部屋から出た

龍紀は再び竜斗へと振り返る

竜斗は“何時の間にか”御飯を食べていた



「竜斗……?」



「……」



竜斗は何も言わないが涙を流していた

龍紀は驚いた

何に驚いたのかと言うと

泣いた事と初めて食べた事にだ



「食べてくれたんですね?」



龍紀は涙を流した

初めて食べてくれた事を嬉しく思った

竜斗は何故涙を流したのか

龍紀の作る御飯が美味しかったからだ



「……」



「ふふ、今までの努力は無駄では無かった様ですね」



「……」



龍紀は笑いながら食器を集めていく

食器を持ち部屋を出た



「……」



竜斗は、ゆっくりと横に振り向き窓の外を見た

此処まで行動を露にするのは貴重とも言えるだろう

竜斗は、足がふら付きながらもベッドの上に立ち上がり窓を開けた

開けた窓から羽を出して飛んでいった

何処に行くかは竜斗のみが知るだろう



場所は変わり下界にある紅魔館では……

門番は魔法使いと

メイドは巫女と戦っていた



「いい加減に倒れて下さいよ~……」



「それは無理な相談だぜ!」



「そうね、異変解決するまでは倒れないわ!」



「しつこい女は嫌われるわよ?」



「「嫌いで結構よ(だぜ)!」」



ガサ!ガサ!

4人の耳に聞こえた草が揺れる音

戦闘は一時中断して草の方を見る



「今、何か聞こえました?」



「あぁ、確かに聞こえたんだぜ」



「誰かが覗いてるのかしら?」



「私が見て来るわ」



メイドの咲夜が見てくると言い出す

時を止め様とした瞬間に草から何者かが出て来た



「「「「!?」」」」



「……」



龍の羽を生やしワンピースだけを着た幼女らしき人物……竜斗だった

竜斗は羽をパタパタさせて木の陰から4人を見ていた



「何ですか、あの子……」



「私も分からないんだぜ」



「私も分からないわ」



「何者かしら?」



「……」



竜斗は羽をパタパタさせて4人に近づいた

4人は咄嗟に身構える



「「「「っ……」」」」



4人は竜斗を見て驚いた

瞳に光が無かったからだ



「……」



竜斗は地面に下りる

何故か巫女へと近づく



「わ、私?」



「霊夢頑張れよ……」



「ちょ、ちょっと!」



とて!とて!とて!と効果音が出る程に歩き方が可愛いらしい

霊夢の近くでピタッと止まった



「……」



「な、何よ」



竜斗は霊夢を『じーっ』と見つめる

霊夢は何故か赤くなる



「……」



「ん?」



竜斗は人差し指を霊夢に向けた

其処から白いオーラが出て言葉が出来た



「……」



「博麗の巫女……? 私の事だけど何か用?」



「……」



霊夢の呼び掛けに無視して竜斗は紅魔館を見る

それを追う様に霊夢も紅魔館を見る



「もしかして、早く異変解決しろって事?」



「……」



「はいはい、分かったわよ

さっさと異変解決してやりますよ」



「それをさせるとでも?」



「こんな小さな女の子が危険な目に遭うと分かってて

私に頼りに来た……これで動かなかったら巫女でも人間でもないわ」



「ふ、一段とやる気が出たか

私も頑張るんだぜ」



「此処は危険だから

アンタは、あっちに行ってなさい」



霊夢は門前の隅を指した

竜斗はとて!とて!とて!と歩いて移動する

咲夜だけが何故か鼻血を出した



「アンタもしかして……そっちの気があるの?」



「失礼な巫女ね……可愛いもの好きと言いなさい」



「同じだと思うわよ?」



「一緒にされるのは心外ね!」



4人は再び戦闘を開始した

竜斗という観客を交えて……

如何でしょうか・・・?


色々と問題点がありますねw


次回は最強の姉が登場


戦うかどうかは決めていません><


でわ、また次回に!

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