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東方龍弟記  作者: 神夜 晶
妖々夢
10/21

第8話

どうも、神夜晶です


今回は春雪異変の宴会となります


でわ、どうぞ!

冬が終わり春が訪れた日の夜だった

博麗神社で異変解決の宴会が行なわれていた

その中に二人の人物が居た

そう、龍紀と竜斗である



「全く、また抜け出すとは……

どうして危ない事をするんですか?」



「……」



龍紀は勝手に下界に下りた事を叱っていた

竜斗は龍紀の膝の上に座らされて怒られていた

勿論、食べ物を食べながらだが……



「ちゃんと聞いてますか?」



「……(コク)」



「なら、良いですが……

良いですか? 行く時は誰かに言って下さい

絶対に行っては駄目とは言いませんから

分かりましたね?」



「……(コク)」



「でわ、宴会を楽しみましょう!」



「……(キュッ)」



竜斗は龍紀の服を掴んだ

それは楽しもうというサインなのかもしれない

龍紀も少しだけ羽目を外して酒を飲み始めた

しかし少量だが……



「こんばんは」



「あ、こんばんは」



「初めまして、魂魄妖夢と言います」



「これは御丁寧に有り難うございます

私は龍神と言います

宜しくお願いしますね」



「りゅ、龍神!?

失礼しました!」



龍神と知って土下座をする妖夢

そんな妖夢を見て顔を上げさせた



「私は此処に飲み食いする為に来てるのです

龍神として来てる訳では、ありませんから

大丈夫ですよ」



「そ、そうですか

良かった~……」



「ふふ、驚きましたか?」



「はい、まさか幻想郷最高神が

いらっしゃるとは思いませんでしたから」



「そうですね

本当なら此処には余り来ないのですが

この子が、やたらと来たがるものですから」



「この子? もしかして龍神様の上に座ってる子ですか?」



「えぇ、この子は私の弟なんですよ?」



「え? えぇぇぇぇ!?

そ、そうなんですか?」



「はい、そうなんですよ

可愛いでしょう?」



「可愛いのですが……

男の子だったんですか

それもあるんですが、龍神様の弟とは知らずに……」



「どうしました?」



「昨日、主の回復を手伝ってもらいまして

その時に主が抱き締めたり頭を撫で撫でしてたので

すみませんでした!」



再び土下座をする妖夢

それを聞いて黙る龍紀



「その時、竜斗は嫌がってましたか?」



「いえ、特には

何時もの無表情でして……」



「そうですか……

まぁ、その位でしたら良いですよ?

嫌がってるのに撫でたりするのでしたら

私も動かざるを、えませんけどね……(ニコッ)」



「は、はい……(泣)」



「ふふ、大丈夫ですよ?

妖夢ちゃんは立派な従者です

それこそ主の不始末を謝れる位には……ね?」



「有り難うございます!」



「どういたしましてでしょうか?

兎に角、今夜は楽しみましょう」



「はい!」



妖夢は龍紀と打ち解けていった

勿論、竜斗とも打ち解けていった

竜斗の頭を撫でたりとかもしていた妖夢だった

その後に幽々子も現れて話に加わって盛り上がる4人だった



『私達空気……』



宴会の片隅で体育座りをして

『の』の字を書いていた者が数人居たとか何とか……

どうでしたか><?


短くて、すみません・・・


何か宴会の方がネタが無い気がする・・・。。。


でわ、また次回に!

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