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戦場から夫の鎧が帰ってきました

作者:雲丹屋
最新エピソード掲載日:2026/03/19
私は夫の顔を覚えていない。
貴族同士のお家の事情で結婚した彼は、ろくに会う機会もないまま戦争に行ってしまい、終戦後、物言わぬ鎧となって帰ってきた。

「おかえりなさい……と言っていいのかしら」

 鎧を前に呆然とする私を老執事は諌めた。

「奥様、そんな事を言っている場合ですか! この場はこの爺に任せて、お下がりください。危険です」

「そう?」
ーー
出征時の全身甲冑姿の夫しか覚えていない奥様が、戦後の混乱期に片田舎の領地を守りつつ、愛する夫を取り戻すまでのお話です。
……シリアスっぽく始まりますが主要キャラは概ねトンチキです。

ゴシックホラー風味のシリアスな状況をコメディタッチでお送りします。内政、ロマンス、アクションてんこ盛り。ハッピーエンド確約。(全5章予定)

1章完結しました。
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■第1章 バロールの風は昏き淵より来たる(完)
 呪われた聖珠を探して神聖帝国の勇者がやってきた。どうする?!
 魔導王国の北の辺境、バロール領の領主館で策謀と勘違いが交差する。
■第2章 激流と雷の支配者
 バロール北方は広大な荒地。貧しい村に派遣された黒騎士一行は……。
 内政とこの地の伝承にまつわるお話。
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風が吹きすさぶ辺境で、しっかり者の奥様が謎の黒騎士との交流に悩みながら、ふてぇ根性の家臣団と共に危機を乗り越えます。
カッコいいはずの黒騎士の"かわいそかわいい"様を、凛々しい奥様と一緒にお楽しみください。
第1章 バロールの風は昏き淵より来たる
無言の帰宅
2026/01/11 19:00
勇者来たる
2026/01/12 07:00
惑乱のギリ峠
2026/01/12 13:00
近づいてくる正義の足音
2026/01/16 07:00
漆黒の貴婦人
2026/01/18 07:00
手探りの黄昏時
2026/01/21 12:00
暗々裏
2026/01/23 12:00
月下の魔女
2026/01/26 12:00
しからば共に
2026/01/29 12:00
討ち果たせ
2026/02/02 06:00
今宵はともに
2026/02/06 06:00
勇者退散
2026/02/08 07:00
間奏(intermission)1
小春日和
2026/02/10 06:00
うつろいのつかのま
2026/02/13 06:00
少年の日の面影
2026/02/16 06:00
眠れない夜
2026/02/18 18:00
第2章 激流と雷の支配者
貯木場
2026/02/25 06:00
賑やかな道中
2026/02/27 06:00
温かい差し入れ
2026/03/07 07:00
いつか我が手に命の水を
2026/03/11 06:00
鳥を見た
2026/03/17 06:00
疾風迅雷
2026/03/19 06:00
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