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転生した僕は女神さまの体現者  作者: 輝宮藍衣


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第61話 「導かれ」

こんにちは。輝宮藍衣と申します。ゴリゴリの偽名ですが、どうぞお許しください。


 2024年11月1日より、こちらの『転生した僕は女神さまの体現者』を投稿させていただきました。完全に思い付きとノリで書いております。


 タイトルから分かる通り、この物語は超王道の転生モノ(のイメージ)です。私自身が転生モノ、そしてバトルモノの物語が大好きで、自分だとこういうお話にしたいな、という欲望を極限まで詰め込める作品にしたいと思っています。


 あらかじめ申し上げますと、小説を書いたことは一切ございません。学校での国語の評価も3~4の普通なので、言葉の表現がおかしいと思うことも、普段から小説を読む皆様にとって俗物になってしまうことは重々承知しております。


 でも、どうしても書きたい!やってみたい!と私の好奇心が申しておりますため、どうか大目に見てやってください…。


 あまり長くお話しするのもあれですので、まずは数話読んでいただければ嬉しいです。


 私の妄想(こんなお話だったらいいな)を詰め込めるように頑張ります。(最初は1話なので何とも言えませんが…。)


 これからを含めて面白いと思っていただけるように頑張りますので、どうかお願い致します!


追記:基本前書きはこの1話で書いたことのコピペです。ご了承ください…。

〜B級ダンジョン 深層 ラフ視点〜



僕:「っ…。ギリセーフぅ…。」


 何とか危機を脱した僕、ラファエル・テイラーは倒れ込みながらも安堵の声を漏らす。


 真っ暗闇に覆われたはずの視界。しかし眼前に広がるのは()()()の輝きを放つ神々しい何か…。



モクモクモクッ…



 無論、青龍の(スキル)だ。現在の()()()は、球体状に形作った雲に包まれている状態。


 少し大きめのウォーターバルーン的なモノが、1番イメージしやすいかな。


 『スキル』【鱗雲が為す弾壁(シーラス・キュムラス)


 “隠れ家(バンカー)


アラナ:「あ…ありがと、ラフ…。」


トルさん:「助かりました。」


 すぐ隣には同じく尻もちをつくアラナと、何事も無かったかの如く直立するサブリナが感謝の意を口にする。


 まあ、僕が反応できなくてもサブリナが何とかしただろうけど…。


僕:「なんも~。緊急だったから手荒になってごめんね?(スッ)」


 軽い口調と共に、僕は魔力操作で雲の解除へと進む…。


 スキル発動直前、激しい地鳴りと共に突如視界が暗転。何かしらの衝撃が下から迫っていたのは間違いないんだけど…。


僕:「(何がどうなった…?(ススッ))」



モクモクモクッ…



 僕の疑問とは裏腹に晴れ行く雲。神々しい光景は一変し、そこには先程見た真っ暗闇の世界が顕在して…。


僕:「…!」


 だが、僕の想定は完全な正解とは言えないことを思い知ることになる。



挿絵(By みてみん)



アラナ:「…。屋内?」


僕:「…。みたい。」


 そこは先程までの砂漠地帯から打って変わって、石やレンガが敷き詰められた異質な場所だった。


 真っ暗闇というほどではないが、灯りもない。周囲の状況も詳しく分からないけど、近くの2人は何とか視認できる。


僕:「(砂漠に、石造りの壁…。パッと思いつくのはピラミッドの内部ってとこか…。)」


トルさん:「…。」


 理屈は分からない。しかし辺りに漂う息苦しさ。頬を撫でる風も、照り返す夕日もない。


 現在(いま)僕たちが何かしらの建造物の中に居ることは明白だった。



ブウンッ!



僕・アラナ:「「…!」」


 すると、困惑の空気を壊すように響いた重低音を耳が捉える。同時に僕たちの前をウインドウ画面が支配した。


 書かれていた内容は以下の通り。



挿絵(By みてみん)



アラナ:「うら、くえすと…?」


僕:「…。ってなに?(チラッ)」


 突如現れた謎の単語。それを払拭すべく理解しているであろう隣の人物へと視線を向けると、()()()徐に口を開く。


トルさん:「ダンジョンには稀に、本来のルートに隣接する形で別のルートが存在する場合があります。それが ”裏クエスト” と呼ばれるモノです。」


僕:「…!ダンジョンの中に別のダンジョンがあるんだ?」


トルさん:「えぇ。”裏クエスト” には『見つけにくい』『正規ルート以上の難易度』『攻略が闘いとは限らない』という特性があります。」


アラナ:「正規ルート、以上…。」


 要は、横スクロールマ○オの隠しゴール的な感じか。


トルさん:「本来なら突然 ”裏クエスト” が始まることはありません。しかし先程の衝撃と暗闇…。状況から察するに『何者かが意図的に我々を引きずり込んだ』と考えるのが自然でしょうか。」


僕:「…!(意図的に…?)」


 サブリナの話をゆっくり自身の中で反芻させる。心当たりがあったからだ。



・・・



挿絵(By みてみん)



司書?:「1つゥ!『B級ダンジョンで裏を探す事』」



・・・



 今朝体験した和室での出来事。その光景が脳裏をよぎる。


 司書(仮)が言っていた『裏』は恐らく、いや。確実にこの空間を指しているだろう。


僕:「(ここに転移させられたのが奴の仕業?だとしたら何で…。)」


アラナ:「ら、ラフぅ…。(泣)」


僕:「…!」


 思い馳せていた僕だったが、アラナの振るえる声が一気に現実へと引き戻す。


 顔を見てみれば彼女は既に半泣き状態。サブリナの『正規ルート(バックダンサー部隊)以上の難易度』という言葉で不安になったのだろう。


僕:「大丈夫だよ。青龍(ぼく)のスキルなら予め備えられるし、防御もできるから。(ニコッ)」


 変に考える事を止めた僕は優しくアラナに微笑みかける。でもそれだけで彼女の憂慮は無くならない…。


アラナ:「で、でも裏クエストって相当難しいって…。」


僕:「それも心配ない!ヤバくなった時はこの()()が全部消滅してくれるから!(グッ)」


 僕はグッドの意味を込めながら右の親指を立てつつ、隣の()()も指差す。


トルさん:「誰が保険ですか。あと人を兵器みたいに言わないでください。」


僕:「えぇ~?か弱い僕たちぉ~?いざという時ぃ~?たしゅけてくれないんですか~??(クネクネ)」


 僕は立てていた親指を口元に近付け、まるで甘えん坊の如く動きながら上目遣いで彼女を見上げる。


トルさん:「…。とりあえずその気持ちの悪い踊りを止めなさい。気持ちの悪い。」


僕:「え!2回も!2回もキモイって言った!?最っ低!!」


トルさん:「『たしゅけて』と『踊り』の2回分の気持ち悪いですよ。」


僕:「残念でした~!キモイ要素は『たしゅけて』と『踊り』、それに『ぶりっ子口調』の3種盛りでした~!2回だけじゃ受理できませ~ん!」


トルさん:「君はお刺身ですか…。(こんのガキィィ…。)(ビキッ)」


 何て醜い口論なのだろう。これが5歳児と成人女性のトークかと。我ながらすこぶる恥ずかしい。


アラナ:「何その言い分。(笑)」


僕・サブリナ:「「…!」」


 しかし醜いからこそ、ここでアラナは笑顔を見せてくれた。あまりにもしょーもないから笑ってるだろうけど、それで良い。


アラナ:「ラフは口が達者だもんね。(笑)」


 既に彼女の表情からは一抹の不安は消え去り、この状況を楽しむ姿勢に入ってくれた様子。狙い通りだ。


トルさん:「…。まあ、貴方たちの引率を受けている以上、安全は保障しますよ。一応、大陸最強をやらせて貰っている身ですから。」


 それを見たサブリナもアラナをさらに安心させるべく表情を緩め、堂々たる保険宣言。これも狙い通り。


アラナ:「よろしくお願いします!」


 調子こいた僕を深くは責められないし、何より自身の発言でアラナを怖がらせた。一定の責任は感じているだろう。


 作戦通り!


僕:「とりま、ここで燻ってても埒が明かないよね…。(スッ)」


 その言葉と共に、僕は自身の丹田の辺りに力を籠めると…。



ボウッ!!



アラナ・トルさん:「「…!」」


 身体全体に魔力を纏わせた。



フワンッ…!



 途端に不安定だった視界は()()()の光によって数メートル先まで照らされる。


僕:「これで視界良好〜!」


 辺りを見渡せば、やはり石ブロックが辺りを覆いつくす異様な光景。


 前方にはひっそりとした一本道を作り出しているが、上はどこまでも続いていそうな闇。青天井と言いたいところだが、これでは黒天井になってしまう…。


 皮肉なもんだ。


トルさん:「…。面白い事しますね…。」


アラナ:「ラフらしいですけどね…。(笑)」


 トルさん(に変装したサブリナ)とアラナの姿も、ようやくはっきりと目に映る。何故か2人とも若干苦笑いだったけど…。


僕:「さぁ!楽しい冒険の再開だ~!」


アラナ:「おー!」


トルさん:「…。」



スタッ、スタッ、スタッ…



 こうして僕たちは得体のしれないこの建造物を突き進むべく、先へと歩を進み始めるのだった…。



・・・



挿絵(By みてみん)



アル:「お待ちしておりました。無事 ”転移(ジャンプ)” 出来たようで何よりです。」



挿絵(By みてみん)



王:「お主らが噂の客人かのう…?」



挿絵(By みてみん)



猫:「ぎゃーご。」


僕・アラナ・トルさん:「「「…。」」」


 転移地点スタートから僅か数分後。早くも『楽しい冒険』終了のお知らせが脳内に鳴り響く。


僕:「…。ゴール早ぇぇぇ…。」


 恐らく200メートルくらいしか歩いていない僕たちが辿り着いたのは少し(ひら)けた一室。先ほどまで歩いていた回廊をも凌ぐ暗さに、部屋の中はジメッとした空気でカビ臭い。


僕:「(こーゆー時ってもっとこう、辿り着くまでに苦労するでしょ…?『試練』があったり『罠』があったり…。)」


 しかし先の2()()の発言がここがゴールだという事実を証明し、僕の淡い期待を容赦なく叩き折る。


王:「すまんのう、アルフォート。手間をかけた。」


 1人は身体中に包帯を巻きつけたご老人が台座の上に鎮座。生気の無いしゃがれた声に、光を失った目、包帯の隙間から除くシワだらけの肌。死人と言われても何ら不思議じゃない。


アル:「滅相もありません、王よ。」


 アルフォートと呼ばれた男は台座横で静かに佇む。褐色の肌に、頭には赤い布をターバンのように巻き付け、その手には頭蓋骨の装飾が乗った杖が握られている。


猫:「ぎゃーご。」


 また、台座下には絵に描いたような仏頂面の猫。ベージュ色の毛並みに、丸みを帯びた体つき、鮮やかな青色の瞳を持ち、どこか威厳を感じる。


僕:「…!おじーちゃん、王さまなんだ?」


 あまりに特異なこの状況。堪らず僕は浮かび上がった疑問を口にした。


王:「ほっほぉ!昔の話じゃよ。今はただの老いぼれに過ぎん。」


 石で造られた台座の上に腰掛ける老人は、その様からは考えられない陽気な口調で言葉を紡ぐ。


僕:「王さまって言われる人が得体のしれない僕たちをわざわざ呼び寄せるなんて…。ずいぶんと肝が据わってるんですね?」


 しかし僕の話し方が気に障ったのか隣の青年、アルフォートが口を挟む。


アル:「っ…。貴殿よ、口を謹んで頂きたいものだ。この方は…。」


王:「構わん、アルフォート。この子らとは対等に話すべきじゃろう。」


アル:「っ…。御意。」


猫:「ぎゃーご。」


 しかし老人は手を挙げてそれを制止。その言葉に従い、アルフォートも一歩引く。


王:「お主らが ”バックダンサー部隊” を抑えたと聞いてのう。一度会ってみたかった。」


僕:「…!アイツらのこと知ってるの?」


 彼の口から飛び出した ”バックダンサー部隊” の言葉に僕は少し驚嘆する。


 “裏クエスト” と呼ばれるステージにいるキャラクターが本ステージの魔物の存在を知っていたのが意外だったから。


王:「知っとるも何も、あの子らはアルフォートの配下じゃからのう。」


僕・アラナ:「「えっ!?(バッ)」」


 衝撃の事実。実際に闘った僕とアラナはすぐさまアルフォートの方へと視線を移す。


アル:「…。」


 注目を集めるアルフォートだが、その表情は変わらない。


王:「100年くらい前に突然ワタシの元に現れてのう。当時からその強さと意外性は目を見張るものがあった。その後は()()()()()あって、現在は地上の見張り兼護衛を務めてもらっておる。」


アラナ:「…。その何やかんやが知りたいんですけどね…。」


僕:「…。」


 アラナは何とかツッコミを入れていたが、僕は完全に絶句した状態で目の前の2人を見つめる。


 決して尊敬の眼差しなどではない。『こいつら、正気か…?』という畏怖である。


僕:「(というか、”バックダンサー部隊(アイツら)” を配下に出来るって…。このおじーちゃんもしかして相当…)」


 絶句で回らない頭を何とか使って思考していた最中…。


アル:「王よ。そろそろ本題に…。」


 王の横に佇むアルフォートがここぞとばかりに口を開いた。


王:「おぉ、そうじゃったそうじゃった。実はお主らに頼み事があってのう?」


猫:「ぎゃーご。」


 その助言を受け、老人は思い出したかのように話を切り出す。


僕:「頼み…ですか?」


王:「正確には、お主らの中で最も魔力の高い…そこの()()()()に頼みたい。」


一同:「「「「「…。」」」」」


 老人の違和感溢れる言葉に、部屋一帯の時が止まったかのような沈黙が訪れる。


 お嬢、さん…?


アラナ:「えっ!?私ですか!?」


 少しの間ののち、アラナが素っ頓狂な声をあげて驚きを露わにする。


 当然の反応だろう。この場に『女性』を現せるのはアラナだけ。かくいう僕もそう思った。


 そう、最初は…。


王:「いやいや、君ではなくてだね。ワタシが言っているのはその隣の…。」


 そう言って王がアラナの横へと顔を向ける。そこに立っているのは…。


トルさん:「…。」


僕:「…!(まさか…。)」


王:「お主…。女性と見受けるが、勘違いかのう?」


 老人はサブリナを見てはっきりとこう言った。やっぱりこの人、正体に気付いて…。


サブリナ:「…。おじーちゃん凄いねー?分かっちゃうんだ?」


僕・アラナ:「「!?」」


 そしてサブリナは一切隠す様子もなく、自身の声色で言葉を返した。


王:「ほっほぉ!姿や声が違っても呼吸や足音、僅かな空気の揺らぎなどで何となく分かるものじゃ。年の功かのう?」


サブリナ:「その辺結構気を付けてたんだけどなー。まさかここ数日で2()()()見破られるとは…。ウチもまだまだだなー。(チラッ)」


僕:「…。(こっち見んな。)」


 ここぞとばかりにチラチラ僕に視線を合わせてくるサブリナに思わず苦笑いを浮かべる僕。


サブリナ:「それで?おじーちゃんはウチに何を頼みたいの?」


 その空気の流れをあえて切るように、サブリナは真っ直ぐ王の瞳を見つめる。


王:「うむ…。お主に頼みたいのは、ワタシたちの ”審判” の手伝いじゃ。」


サブリナ:「審判?」


 王の言葉にサブリナが少しだけ眉をひそめる。


王:「…。お主なら、成し遂げられるやもしれん…。あるいは…。(チラッ)」


 ただ一言呟くと、部屋の隅へと視線を送る。



※画像



 何があるのかと隅へと目線を移せば、そこには人1人通れるかくらいの小さな穴。微かに見えるのは青緑色の妖しい光…。


猫:「ぎゃーご。」



ブウンッ!



僕・アラナ・サブリナ:「「「…!」」」



 瞬間、タイミングを図ったかのように聞き慣れた重低音が響いた…。



挿絵(By みてみん)



続く…。

 新年明けましておめでとうございます!2026年になりましたね!


 今年もマイペースに、好き勝手な不定期更新を目標に頑張っていきたいと思います!(身勝手野郎)


 さぁ!遂に謎の王たちと接触したラフ君一行!速攻で正体がバレたサブリナ!


 作者として何より嬉しいのは、サブリナが正体を隠す必要が無くなったお陰でこの後から存分にサブリナ・センサーとして物語を描けること!(私個人的には、トルマラスに偽装したサブリナはどうも書いててムズムズしていたので)


 そんな彼女が今後どう影響してくるのかも期待です!


 次回!王たちの過去が明かされます!”審判” とは一体何なのか?そこも含めてお楽しみに…!


 それではまた次回の後書きでお会いしましょう!これからも『転生した僕は女神さまの体現者』をよろしくお願い致します…。


2026年1月8日 輝宮藍衣

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