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転生した僕は女神さまの体現者  作者: 輝宮藍衣


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第60話 「2人の将来」

こんにちは。輝宮藍衣と申します。ゴリゴリの偽名ですが、どうぞお許しください。


 2024年11月1日より、こちらの『転生した僕は女神さまの体現者』を投稿させていただきました。完全に思い付きとノリで書いております。


 タイトルから分かる通り、この物語は超王道の転生モノ(のイメージ)です。私自身が転生モノ、そしてバトルモノの物語が大好きで、自分だとこういうお話にしたいな、という欲望を極限まで詰め込める作品にしたいと思っています。


 あらかじめ申し上げますと、小説を書いたことは一切ございません。学校での国語の評価も3~4の普通なので、言葉の表現がおかしいと思うことも、普段から小説を読む皆様にとって俗物になってしまうことは重々承知しております。


 でも、どうしても書きたい!やってみたい!と私の好奇心が申しておりますため、どうか大目に見てやってください…。


 あまり長くお話しするのもあれですので、まずは数話読んでいただければ嬉しいです。


 私の妄想(こんなお話だったらいいな)を詰め込めるように頑張ります。(最初は1話なので何とも言えませんが…。)


 これからを含めて面白いと思っていただけるように頑張りますので、どうかお願い致します!


追記:基本前書きはこの1話で書いたことのコピペです。ご了承ください…。

~午前 エルフの森 キリンの里~



 ラフたちが決着したその頃、”キリンの里” でも1()()()()が奮闘を繰り広げていた…。


八百屋 エルフ:「おいレオン!当日の出店の位置関係について確認したいんだが!」


レオン:「はい!こっちの作業が終わり次第、店に伺います!」


 アラナの父にして、”キリンの里” 族長のレオン。ただいま後日開催予定の祭典準備に東奔西走中…。


豆腐屋 エルフ:「レオンちゃ~ん?祭り用の食材発注って個人で掛けちゃっても良かったかしら~?」


レオン:「大丈夫です!ただ、数量は実行委員会(こっち)でも把握するので見積りはください!」


大工 エルフ:「レオンさん!この機材ってどこに運べば…?」


レオン:「それは、ステージ裏の方n…」


委員会 エルフ:「族長~!先方から当日の最終確認がしたいと!」


魚屋 エルフ:「レオン!こっちも助けてくれ~!」


レオン:「っ~~!皆んな頼む!聞くから!ちゃんと聞くから!いっぺんには喋んなぁああっ!?」


 周囲から次々に飛び交うヘルプの声。レオンはその一つ一つに向き合っているため、忙しなさは尋常ではなかった…。


ウェン:「父さん死にそうだけど、大丈夫…?」


シャル:「あれで結構楽しんでるのよ~?仕事大好きだから~。」


ウェン:「…。ソウナンダ?」


 その様子を自宅前から遠目に見るアラナの兄ウェンと、母のシャルロッテ。


 現在2人も祭典準備の真っ最中。当日に装飾するであろうランタンの制作に取り組んでいる。


?:「族長さんってやっぱり大変なんですねぇ。」


 その時、ランタン作りの手が止まる2人に会話に混ざる1つの声があった。



挿絵(By みてみん)



 立っていたのは10歳くらいのエルフの女の子。黄と緑が混ざり合った綺麗な瞳にベージュ髪をお団子に纏めた(さま)から清楚な印象が見て取れる。


シャル:「あら~!こんにちは~。」


ウェン:「いらっしゃい。(ニコッ)」


 彼女を見たウェンたちは物腰柔らかい反応。かなり親しい間柄のようだ。


?:「こんにちはー。()()居ますか?」


 少女は年不相応に落ち着いた声色で話を続ける。


ウェン:「アラナなら早朝(あさ)からラフ君とダンジョン攻略に行ったよ。」


シャル:「お昼過ぎじゃないと帰って来ないんじゃないかしら〜。」


?:「…!ラファエルとダンジョン、ですか…。」


 ラフの名前を聞いた少女は驚いた表情を見せるが、それも一瞬。すぐにその口角を釣り上げ…。


?:「相変わらずラブラブのようで❤️(笑)」


 何となく嬉しそうに、且つ何処となく茶化すような調子でこう言った。


 対してシャルロッテも便乗の意向を重ねる。


シャル:「いつも一緒にいるもの〜。このまま2人が結婚してくれれば私も安心なんだけどね〜。」


ウェン:「!?母さん待ってくれ!アラナはラフ君と結婚するのかっ!?」


シャル:「…?少なくとも、アラナはそうみたい…」


ウェン:「いやいや!アラナは僕の妹さ!いくら相手がラフ君でも認めないよ!?むしろ認めてたまるか!?」


シャル・?:「「…。」」


 冗談混じりのシャルロッテの台詞を、ウェンは真面目に受け取ってしまったらしい。20秒前では考えられない程に憤慨し、取り乱す。


?:「…。こっちは相変わらずのシスコンですね。」


シャル:「私も(アラナ)より、(こっち)の方が心配なのよ〜。」


 必死すぎるウェンに少女も、引いては母親のシャルロッテですらドン引き。


?:「そんな事より!せっかくなので私もランタン作り手伝います!ラナが戻るまで待てますし!」


シャル:「あら!じゃあお願いしようかしら〜?」


 そんなウェンを横目に2人は目の前の作業に取り掛かるべく動き出す…。


ウェン:「ちょっと待ってくれ!まだ話は終わってな…」


?:「はーいお兄さーん!作業しないならそこ退いてくださーい!(ササッ)」


 少女は納得には程遠い顔をしているウェンの身体を力強くで退かしに掛かる。


シャル:「ここよりもお父さんの方のお手伝いに行った方が良いんじゃな〜い〜?(ニッコリ)」


 シャルロッテも普段の大らかな表情に少し圧を乗せる。


 『少し頭でも冷やして来なさい?』と言わんばかりに。


ウェン:「そ、そんな…。」


 こうして暴走を制圧した2人はランタン作りを再開。追放されたウェンは泣く泣くレオンの手伝いに向かうのだった…。



〜同刻 B級ダンジョン内 サブリナ視点〜



トルマ:「ひとまずお疲れさまでした。素晴らしい戦闘でしたよ。」


 あれから数分後。戦いの始終を見届けたウチ、サブリナ・センサー(トルマラス偽装)は目の前の少年少女に激励の言葉を送った。


アラナ:「はぃぃ…。」


ラフ:「…。(チーン!)」


 まあ、2人ともその場にへたり込む様子を見るに、相当な疲労困憊状態。褒められて喜ぶどころでは無いだろうけど…。


サブリナ:「(しっかし、5歳と9歳でB級の魔物を抑えるか…。)(チラッ)」


 視線を向けた少し先にいるのは、少女の『植物蔓』と少年の『雲』。その二重拘束に捕らわれた ”バックダンサー部隊” の姿。


赤サボ:「ゴォ…。」


サボ一同:「「「「「…。(ズゥゥン…)」」」」」


 円状に背中合わせで拘束された5人は戦闘に負けての悔しさからか、酷くうなだれている。


サブリナ:「(『倒す』じゃなく『抑える』ねぇ…。確かにあの状況なら最適解か。)」


 現状の力不足は否めない。とはいえ、彼らはまだ幼いなりに先に進むための導線を確保している。


 そこも含めて評価するべきだろう。


サブリナ:「(チラッ)」


ラフ:「…。アラナ、魔力残量大丈夫そ?」


アラナ:「う〜ん、半分くらい使っちゃったかな…。ラフは?」


ラフ:「僕も残り50%弱くらい。しっかり使いすぎたよ…。」


アラナ:「再生と復活は本当に厄介だったよね~。武器メインだったから何とかなったけど。」


ラフ:「あーそっか。赤い奴単体はスキル使ってたけど、他4体が来た後は各々武器を使っての戦闘だったね。」


アラナ:「5人も一斉にスキル使ったらそれこそカオスだもんね~。味方にも影響出るだろうし。」


ラフ:「ってことは…闘い方次第ではあいつらもっと強いのか…。クソ!なんて恐ろしい奴らなんだ…!」


サブリナ:「…。」


 目の前で反省会を繰り広げる2人を見て強く思った。


 『ウチからすれば、半分の魔力でアイツらを何とかしたこの子らの方がよっぽど恐ろしい』と。


 現状でこれなら、将来どうなるのだろうか…。


トルマ:「…。2人ともこれを。(スッ)」


 とりあえず思考を放棄したウチは、懐からあるモノを取り出すと…。



ポーン!

ポーン!



 ソレを彼らの方へと軽く放り投げた。


ラフ:「おっ…と!(パシッ)」


アラナ:「わっ…!(パシッ)」


 慌ててキャッチした2人は、手にしたソレをまじまじと見る。



挿絵(By みてみん)



 ウチが渡したのは1枚のパンフレット。赤と金に彩られ、高級感溢れる表紙には暖かな光を放つハートと、それを掲げるように黒塗りの手が描かれている。


ラフ:「何これ?」


トルさん:「すぐにわかります。ひとまずそれを開いてください。」


ラフ・アラナ:「「??」」



スルッ

スルッ



 2人は言われるがまま受け取ったパンフレットをゆっくり開いた。



スゥッ

スゥッ



 途端に冊子が発光を始め、彼らは優しく照らされる…。


アラナ:「…!あれ?」


ラフ:「…!身体が…。」


 その恩恵を受けてか、輝きを浴びた2人の強張った表情はみるみるうちに晴れていく…。



ブウンッ!

ブウンッ!



 追い討ちを掛けるように続く急展開。2人の前に現れたのは、馴染みあるウインドウ。


ラフ:「!?」


アラナ:「嘘っ…!」


 内容を見た2人は、まるで幽霊でも見たような反応を見せる。


 まあ、当たらずとも遠からずの表現だろう。何故なら…。



挿絵(By みてみん)




挿絵(By みてみん)



 書かれていたのは今しがたの戦いで見ることが叶わなかった、自身のレベルアップ画面だろうから…。


アラナ:「…。トルマラスさん、これって…。」


 アラナから問われた当然の疑問にウチは…。()()トルマラスとして、彼女に答えを告げた。


トルマ:「 “賢者の定期保険” というアイテムです。戦闘後、経験値を獲得できなかった場合に相応の経験値が貰えるという代物。」



挿絵(By みてみん)



トルマ:「良い意味で不相応な闘いを見られましたからね。私からのご褒美だと思ってください。」


アラナ:「っ〜!ありがとうございます!トルマラスさんっ!」


 アラナ少女。この子は純粋な反応で本当に可愛い。真っ直ぐな瞳でウチに対して素直にお礼を口にしてくれた。


 その一方で…。


ラフ:「…。」


サブリナ:「(なーんでこっちは中途半端(ちゅーとはんぱ)表情(かお)してるかね…。)」


 そしてお隣さんのラファエル少年。相手が相手だったし、この子もレベルはかなり上がっているはずなんだけど、彼の表情は何故か晴れない。


トルマ:「どうかしましたか、ラフ君?」


 疑問を払拭すべく、ウチは彼に尋ねた。


 まあ、少年の事だ。どうせ『自分たちの力でレベルアップしたかった…。』とか?『余計なことしないでよ…。』とか?捻くれた苦言を呈するに決まって…


ラフ:「レベル上がったら体力と魔力って回復するの…?」


アラナ・サブリナ:「「…。え。」」


 生意気な台詞を予想していたのだが、彼の口から出たのはまさかの素朴な疑問。


 思わず地声の『え』を発してしまうほどに、ウチは動揺してしまった。


ラフ:「え?」


アラナ:「…。」


サブリナ:「…。」


一同:「「「…。」」」


 辺りに流れる微妙な空気。その中で胸中を疼く想いが自然と漏れる…。


トルマ:「…。私安心しましたよ、子供らしいところもあって。」


 そののち、ウチが改めてレベルアップの仕組みについて説明を加えたのは言うまでもない…。



※ ラフ君今までの苦戦、自分でレベルアップ出来てないからね。仕方ない。(by.作者)



・・・



王:「…。アルフォート。」


アル:「はい。私も感知しております。」


 時を同じくして、B級ダンジョンのどこかでは。


 アルフォートという若人が『王』と呼ばれる男との謁見を賜っていた。


王:「まさか ”バックダンサー部隊” を戦闘不能にするとはのう。」


アル:「彼らは魔力が残る限り ”再生” と ”復活” を繰り返す異能…。通常の戦闘で殺すことは不可能ですからね。予想外でした。」


 明らかなイレギュラー。王とアルフォートの顔には驚きと困惑が宿る。


王:「此度(こたび)の客人はかなりの腕利きとみた。これは、もしかするかもしれんな…。」


アル:「…!まさか『()()』ですか?」


王:「ありえん話でもあるまい。あの子らを抑える実力も加味すればな。」


アル:「っ…。お言葉ですが、『審判』は実力に直結しません。それに単純な力量なら ”バックダンサー部隊(かれら)" の方が上です。」


 『王』の抱く僅かな希望。それを儚い幻影に過ぎないと否定するアルフォート。


 しかし互いの根底は共通して1つの願いへと結びつく。


王:「ともかく。一度会ってみても良かろう。気配を見るに ”悪” という訳では無さそうじゃ。」


アル:「…。承知致しました。すぐにお連れします。(スッ)」


 命を受けたアルフォートは踵を返し、王の間をあとにしようとする。


王:「()()()()、アルフォート。」


 その後ろ姿に王は一言だけ付け加えた。ただの一言ではあったがどこか、含んだ言い方で…。


アル:「…。御意。」



・・・



トルさん:「さて。お2人の体力と魔力も回復したようですし、そろそろ先へと進みましょうか。」


 少しの休息を挟み、タイミングを見計らった()()()()()口を開いた。


アラナ:「まだ入口ですもんね〜。早く行かないと!(スクッ)」


僕:「流石に、アレ以上に厄介な奴は出ないと信じたいな。(スクッ)」


 彼女の言葉に応えるべく僕らもその場に立ち上がる。


 レベルアップの恩恵もあって、その身体はとても軽い。まだまだ動けそうだ。


トルさん:「彼らは少し特殊な魔物のようですからね。イレギュラーと考えても良いと思いますよ。」


僕:「ああいう特殊系より、地力高い系の方が僕たちとしてもやりやすいからねー。通常の魔物ならゴリ押しでも行けr…」



ジワァ…



僕:「!?」


 その時だった。僕の視界が突如、夕焼けに合わない()()に染まったのは…。


 『スキル』【共感覚(シナスタジア)


 “色素(しきそ)まり”



挿絵(By みてみん)

※ 【共感覚(シナスタジア)】は設定すれば ”様相(モード)” を切り替えなくても自動で反応するスキル



僕:「(緑…!危険、って訳じゃない。対処はできるはず…。でも何だ?何が来てる…!?)」


アラナ:「ラフ?どうかした?」


 唐突な僕の変化にアラナが訝しげにこちらを覗き込む。


トルさん:「…!何か来ますね。(スッ)」


 遅れてサブリナも何かを感じ取ったようだ。辺りを見渡しつつ、臨戦態勢を取る。


アラナ:「ねぇ、ラフ!トルマラスさんも!どうしたの!」


僕・トルさん:「「…。」」


 返事を貰えないアラナの語気が強まる。でも実際それどころじゃない。


 時間にして1秒ほど、僕の脳内で思考が激しく駆け巡る…。


僕:「(まさかサボテン…?いや、ない。拘束が破られたなら僕も気付く。だとしたら何だ?この見渡す限り砂地が広がる水平線の世界で…。)」


 水、平線…。


僕:「…!(そうか!水平線か!)」


 僕はようやく答えに辿り着いた。というか、そもそも【共感覚(シナスタジア)】が発動した時点で気付くべきだった。


 ここは砂丘。視界は驚くほど良好な場所なんだ。普通に接近されて見落とす訳がない。


僕:「(事前の対応が難しくて、且つ青龍のスキルが発動するほどの何か…。来る可能性は1つだけ!)」



…ォォゴォォォオオ…

…オオゴォオオオオ…!



一同:「「「…!」」」


 刹那、遠くから鳴り響いた謎の地鳴り。それは間を空けずに大きくなる!


僕:「くそっ!やっぱ下からか!(ググッ)」



ボウッ!



 それを聞き取った僕は、すかさず()()のオーラを全身に纏う…



ズオオオオオッッ!!!!



一同:「「「!?!?」」」


 激しく揺れる視界と共に赤く包まれる砂丘。その景色は突如、()()()()に包まれた…。


続く…。

 年内最後の投稿となりました!皆さまはどんな2025年になりましたでしょうか?


 私はレーシックの手術したり、親知らず抜くために入院したり、病気ではないのに医療特化の1年でした。意味が分かりません。


 さらに先週、投稿を完っ全にすっぽかしたおバカな作者をどうぞお許しくださいぃぃぃ。


 来年は2週間ペースの投稿を続けられれば良いですが…私も2026年はアホ忙しくなるのでどうなるか…。


 といったところで!来年もどうぞよろしくお願いします!何も考えないで書いてるので話が無茶苦茶ですが!まあ私らしいので良しとします!


 次回、ラフ君たちが王&アルフォートと接触!まさかのサブリナの正体がバレる…!?お楽しみに…。


 良いお年を!


2025年12月25日 輝宮藍衣

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