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転生した僕は女神さまの体現者  作者: 輝宮藍衣


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第38話 「怒気」

こんにちは。輝宮藍衣と申します。ゴリゴリの偽名ですが、どうぞお許しください。


 2024年11月1日より、こちらの『転生した僕は女神さまの体現者』を投稿させていただきました。完全に思い付きとノリで書いております。


 タイトルから分かる通り、この物語は超王道の転生モノ(のイメージ)です。私自身が転生モノ、そしてバトルモノの物語が大好きで、自分だとこういうお話にしたいな、という欲望を極限まで詰め込める作品にしたいと思っています。


 あらかじめ申し上げますと、小説を書いたことは一切ございません。学校での国語の評価も3~4の普通なので、言葉の表現がおかしいと思うことも、普段から小説を読む皆様にとって俗物になってしまうことは重々承知しております。


 でも、どうしても書きたい!やってみたい!と私の好奇心が申しておりますため、どうか大目に見てやってください…。


 あまり長くお話しするのもあれですので、まずは数話読んでいただければ嬉しいです。


 私の妄想(こんなお話だったらいいな)を詰め込めるように頑張ります。(最初は1話なので何とも言えませんが…。)


 これからを含めて面白いと思っていただけるように頑張りますので、どうかお願い致します!


追記:基本前書きはこの1話で書いたことのコピペです。ご了承ください…。

~ロックたちの襲撃の1時間前 『鑑定屋』~



ロック:「は?今何つった?」


トルマ:「…。(スッ)」


 私の名前はトルマラス。現在隣にいる友人、ロックから物凄く恨みのこもった視線を向けられている男です。


ロック:「トルマラス?もっかい言え?」


トルマ:「…。(ススッ)」


 隣から感じる強烈な圧に思わず視線を逸らす。しかし、言わなければならないでしょう。


ロック:「言え。」


トルマ:「…。はい。」


 仕方ない。もう1回言いましょう。一体何故、私が怒られているのかを。


トルマ:「先ほど、”太陽の羽” のメラクさんに小鳥さんを送りました。事情と奴らの居場所を共有するために。」


 ちなみに、私がメラクさんを知っているのはラフ君から話は聞いていたからです。


トルマ:「私がメラクさんと例の場所へ乗り込みます。役割は違いますが、ロックも別箇所からお願いを…。」


ロック:「…。」


 私がそう言い終えてもなお、ロックは変わらず私を睨んでいる。


ロック:「…。はぁぁ。」


 しかし、ロックは大きなため息と共に言葉を吐いた。


ロック:「まあ、確かにメラクを呼ぶなとは言っていないか…。」


 お、行けそうです。渋々と言った様子ですが、この感じは行けそうなのでは?


トルマ:「それじゃあ…。」


ロック:「あぁ、分かったよ。そっちはお前ら2人に任せる。それに、これはメラク自身の意思でもあるんだろ。筋は通ってるし、大人がそれを取り上げちまうのはお門違いだしな。」


トルマ:「…!ありがとうございます。ロック。」


 流石、話が分かる方ですね。これはお叱り覚悟で小鳥さんを飛ばした甲斐もあると言うもの。


トルマ:「では、早速各地点へ向かいm…」


ロック:「一応確認だが!呼んだのはメラクだけなんだよな?」


トルマ:「…。(ピタッ)え?」


 話し合いも終わり、いざ出陣しようと店の出口の扉に手を掛けたその時、ロックは強い口調で問い掛けた。


 私は思わずギリギリと背後を振り返る。


ロック:「もっと確実な質問にするか?()()()()()()は呼んでねえんだよな?」


トルマ:「…。モ、モチロンデストモー?」


ロック:「…。スキル使ってもいいか?」


トルマ:「…!」


 まずい!それは確実にまずいです!何とかしなければ…!


トルマ:「ロック!今は先を急がねb…」


ガランガラーン!


ロック:「あ?」


トルマ:「あ。」


 店内がベルの音に包まれる。ドア・チャイムの音だ。


 しかしその音は、私がドアノブを()()()に鳴り響いた。



~現在 グランデ大陸 とある場所~



僕:「”爆ぜ羽(スキンティラ)”」



ドカァアアアンッ!!



 施設の正面に鎮座していた鉄製の扉は、羽の爆発で完全に吹き飛んだ。


僕:「よし、扉グッバイ完了!」



パラパラパラ…



ロック:「…。」


僕:「ロック?」


 何やらロックからの反応が無い。僕はロックの表情を伺う。


ロック:「ん?あぁ、悪いな。何でも無い。」


僕:「…。何か、怒ってる?」


 よく見れば眉間に皺が寄ってるし、頬の筋肉も上に上がってる。


 あ、でもいつものロックもそんな感じか。


ロック:「大した事じゃねえ。ただ、後でトルマラスをどうシバこうか考えていただけだ。」


僕:「え。」


 トルさんこの後ボコられるの?何故?


僕:「…。まあそれは一旦置いておいて。この後どうするの?」


 僕は朱雀の ”様相(モード)”はそのままにロックに尋ねる。


 トルさんの小鳥から事の顛末は聞いているけど、僕の役割自体は何も聞かされていない。


ロック:「()()()ではメラクたちが奴らの気を引いてくれている。その隙に俺たちは、主力のスキルを完全に潰す。」


僕:「スキルを、潰す?」


 問い返すと、ロックはコクリと頷いた。


ロック:「あぁ、ここにも居るはずだからな。()()()()()が…。」



・・・



ニツメ:「…。な、何?今の音。」


 地下室での作業中、何かが爆ぜる音が聞こえた。上かr…


ドカァアアアンッ!!


ニツメ:「なっ!?」


 その時、さらに激しい爆発音が辺りに鳴り響く。上に視線を受ければ、無数の瓦礫の山がこちらに降り注いで来る光景が目に入る。


 天井に、穴が空いた!?


ニツメ:「ぐわぁああっ!!」


ガラガラガラッ!!


 咄嗟に後ろに下がるが、それでも瓦礫の幾つかが私を掠める。


ガラガラガラァアッ!!



・・・



パラパラパラ…


 数十秒後、落石が収まった。私は自身の身体を確認する。


ニツメ:「大丈夫。()()()()()()()…。」


 それにしても、何故天井が?


 落石の原因を探るべく、再び穴の空いた天井へと視線を移す。


?:「おぉ、すごいね!スキル無しでこの威力なの?」


?:「俺はスキルが戦闘向きじゃないからな。己の鍛錬くらい当然だ。」


?:「筋肉ジジイじゃn…」


ボコンッ!


?:「痛ったいっ!」


?:「馬鹿なこと言ってないで集中しろ。」


 誰か、いる?上から声が聞こえるが、砂埃で姿は確認できない。


?:「…。ラフ。」


?:「あ、あそこか。」


ビュンッ!!


ニツメ:「なっ!?」


 その時!上空から何かがこちらに突っ込んでくる…!


ニツメ:「羽!?」


 その正体は朱色に輝く1本羽だった。羽は素早く私の背後に回り込むと、首の後ろに引っかかる。


ニツメ:「まさ…、かぁあああ!?」


ビュンッ!!


 そのまま羽によって私の身体は上へと昇っていく…。


ピタッ!


ニツメ:「いっ!?」


 ある程度の高さまで来ると、羽の上昇は止まった。


ラフ:「この人が黒幕?」


ロック:「そうだな。」


ニツメ:「っ…!」


 地上へ戻された私の目に飛び込んできたのは、特殊なメガネを頭に乗せた1人の男。そして、朱色のオーラを纏いながら右手を掲げている子供の姿だった。この2人、どちらも知っている…!


ニツメ:「 “嘘つき殺し(リアキラー)” と “ラファエル・テイラー” !?」


 何故この2人がここに!?


 いやそれよりも、どうしてここがわかっt…


ラフ:「ロック。どんな感じ?」


 ラファエル・テイラーは私から目を逸らす事なく、隣に尋ねた。


ロック:「っ…!(キッ!)」


ニツメ:「うっ…。」


 その時、嘘つき殺しの方から放たれたのは途轍もない圧力。この男の黄色に輝く眼。そこから発せられるプレッシャーが異常だ…!


 『スキル』【嘘つき殺し(リアキラー)


 “内なる心の(アルカナム・)観察者(コンパニオ)


ロック:「…。」



挿絵(By みてみん)



ロック:「片に遺る(リプロダクション)情報(・セルラー)…。ふんっ。()()()()『複製』を作るスキルか。一定のダメージを与えれば複製は消えると…。」


ニツメ:「!?」


 私のスキルとその詳細を言い当てた!?この男のスキルか!


ラフ:「…。じゃあ?」


ロック:「やれ。」


ラフ:「おういえい。」


 2人はたったのこれだけのやり取りで何かを決定した。何だ、何を指示したんだ?


ニツメ:「何をs…」


グッ!


 その時、ラファエル・テイラーが掲げていた自身の右手を力強く握り込んだ…と思った瞬間!


ピカッ!


ニツメ:「っ…!」


 私を持ち上げていた羽が眩い光を、放った…。


ドカァアアアンッ!!


ニツメ:「ぎぃやぁあああ!!」


 羽は私の身体を巻き込み、そのまま盛大な爆発を引き起こしたのだった…。



・・・



僕:「っ…。」


 爆破直後、僕は事が起きた箇所を凝視する。


パラパラ…


 先程まで確かにあったニツメの身体は見当たらず、ただ黒い灰が下へと落ちていくだけの光景…。


僕:「肉体がないね。」


ロック:「複製体だからな。相手の一部、髪の毛とか爪とかその辺に戻ったんだろ。一定のダメージを与えれば、スキルは解除されるらしいからな。」


僕:「そっか…。」


 一応死なない程度には加減したけど、目の前で人が死ぬのは見たくないからね。ちょっと安心。


ロック:「さあ、とりあえずこのオンボロ倉庫をぶっ壊すぞ。その後で次の場所(ポイント)に向かう。」


僕:「てか、後でここ調べたりしないの?壊しちゃっても大丈夫?」


ロック:「問題ない。俺たちがここに来る前にトルマラスの鳥が全部の調査を終えているからな。俺たちはお掃除するだけだ。」


 流石、王族の高官。仕事が出来るなぁ。


僕:「トルさん、各々の場所も割ってくれてるんでしょ?マジで優秀だね…。」


ロック:「…。否定はしねえが、あいつはアホなだけだ。」


 『スキル』【朱塗(しゅぬり)矢羽根(やばね)


 ロックの答えを聞いて安心した僕は、20本程羽を出現させる。


僕:「よっ。」


 そのまま倉庫内のあらゆる場所へ羽を打ちこんだ。


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!


ロック:「複製野郎、完全攻略まであと少し…。(ボソッ)」


僕:「え?」


 攻撃の直前、隣でロックが何かを呟いた。


ロック:「何でもない。やっていいぞ。」


僕:「…?」


 独り言かな?まあ僕は、自身の役割を全うするだけだ。


僕:「”爆ぜ羽(スキンティラ)”」


グッ!


 そして僕は、掲げていた自身の右拳を力強く握り込んだ。



・・・



ニツメ:「…。想像以上ね…。」


 私と複製たちは感覚的に繋がっている。私(本体)から魔力を供給することで複製を操っているからだ。


 だがたった今、その複製の1体との繋がりが完全に途絶えた…。


ニツメ:「 “嘘つき殺し(リアキラー)”と “ラファエル•テイラー” か。」


 万が一ということがある。また()()を作っておいた方が良さそうね。


 『スキル』【片に遺る情…(リプロダクシ…)


ヒュウンッ!


ニツメ:「!?」


 その時、背筋に冷たいものが迸った。


 何だ、この威圧感は?身体中が震える…。


 スキルも発動、出来ない…!?


?:「あまり抵抗しないことを薦めますよ。」


バコォオオンッ!!


 すぐ近くから声が聞こえたと同時、背後の出口が激しく吹き飛んだ。


ビュンッ!

ドサンッ!


 私の横を吹き飛んだ扉の破片が掠め、目の前の機材の山に衝突した。


ニツメ:「…。は…?」


 間抜けなことに私の口からは漏れたのは、これだった。


 扉を壊されたから?この場所を特定されたから?いや、違う。()()()()()()()()()()だ。


?:「この感じ…貴女が本体で間違い無さそうですね。」


 この声…この声だ。私はよく知っている。だが、今聞けるはずのない声なのだ。だって…


?:「数日ぶりでしょうか?お久しぶりですね、お嬢さん?」


 本体と複製たちは感覚的に繋がっていて、本体(わたし)から魔力を供給することで複製を操っているから。故に、このイレギュラーを理解、出来ないのだ。


 私は恐る恐る振り返りながら、何とか言葉を紡ぐ。


ニツメ:「…。ドアを壊す趣味でもあるのかしら。物は、大切にして欲しいわね…。」


 そこにいたのは私の予想通りの奴だった。せめて、こんな時くらいは杞憂であって欲しかったけれども。


?:「それは申し訳ない。前回の自分を思い出すとつい、腹が立ってしまいまして。」


 奴の声には言葉通り怒気が篭っている。


 特徴的なオレンジ髪に紺色のコート、その手にはコートとは対処的な白色の紳士手袋…。


トルマ:「さて。私の早寝早起きのために、大人しくしてもらいましょうか?」


 ”均衡(エクリビオ)”と呼ばれる存在の1人、トルマラス・エピロードの姿だった。


ニツメ:「…。断ったら?」


 聞くだけ無駄だと思うけど、私は一応聞いてみる。しかし残念ながら、これも私の思った通りの回答が返って来た。


トルマ:「手加減を、間違えるでしょうね…。」


 そう語る奴からは凄まじい圧力を感じる。震えが止まらない。


 わかるのだ。少しでも反抗を見せたその瞬間、自分は死ぬと…。


ニツメ:「…。従うわ。死にたくないもの。」


 私は震える両手を挙げると、投降の意思を見せる。


トルマ:「懸命な判断です。」


 そう言うと奴は腰から手枷を取り出し、私を拘束し始めた。



〜ハエグサ拠点 メラクたち視点〜



ニツメ:「…。」


バスコ:「…。」


メラク:「…。」


ユーエン:「っ…。」


トルマ:「…。」


 睨み合いながら牽制し合う両陣営。そんな中、メラクは隣のトルマラスに声を掛けた。


メラク:「トルマラスさん。さっきのお話ですけど…。」


 そう言って隣をチラッと見ると、トルマラスは表情1つ変えずにこう答えた。


トルマ:「ええ。先程のお話通り、ここはお任せします。ユーエン君は私が見ておくので、お好きにどうぞ?」


メラク:「助かります。」


ユーエン:「メラク…?」


 それだけやり取りをすると、メラクは数歩ほど前に出る。


バスコ:「何だ、貴様1人でやるのか?」


メラク:「だったら?」


 強気な態度を見せるメラク。それに対してバスコが見せたのは、嘲笑だった。


バスコ:「ずいぶん強気だな。仲間を拉致されたのがそんなに悔しいか?(笑)」


メラク:「…!」


 その言葉を聞いた瞬間、メラクは今まで押さえていた何かが激しく揺さぶられる感覚に襲われた。


メラク:「…。そうだね。あんたらみたいなゴミから、仲間を守りきれなかった…。」


バスコ:「何?」


バチバチバチッ!


 彼女の身体を金色の電流が迸る。


メラク:「そんな自分に心っ底、腹が立つ…!」


バスコ:「言ってくれるな…。」


 両者、お互いを睨み合う。メラクの顔は笑ってはいるがその表情は憤怒に染まり、バスコはまるで虫を見るかのような視線をメラクに向けるのだった。


続く…。

 以上、38話を更新させて頂きました。輝宮藍衣と申します。いかがでしたか?


 今回はニツメのスキルやらトルさんやら色々ごちゃついた回になったのではと思います。


 まず、ニツメのスキルについてです。

『スキル』【片に遺る(リプロダクション・)情報(セルラー)】。これはロックが見通したまま、「複製を作るスキル」です。


 以前からお話ししていた「彼女であり、彼女じゃない」とはこういうことです。本人だけど複製だからそうじゃないという。


 スキル条件が色々書いてありましたが、更なる詳細(ウインドウ表記)は後々判明します。ただ、このスキルが今回の事件をより大きくしてしまいます。


 後はトルさんですね。皆さん分かりましたかね?『あれ?トルさんが2人?』となっているでしょう。


 ここでもニツメのスキルを疑いたくなりますが、違います。どちらかがトルさんでどちらかが別人です。まあ、何となくわかりますよね?どちらが本物なのか。


 偽物トルさんの正体はまだ明かせません。が!名前?は実は本編で既に登場しています。その正体も予想しながら見てみてくださいね。


 物語はここからどんどん加速していきます。ラフ君&ロック、メラク&トルさん、トルさん単体。この3視点から織りなされるストーリーに是非ご注目ください!


 終わりましょう!切り方が上手い気がする今回!


 あ、次回以降も投稿が少し遅れる可能性があります!ご容赦ください…!


 次回、『バトル 始まる…!』です。ラフ君チームはいきなり苦戦を強いられる状況に陥ります。お楽しみに…。


 それではまた次回の後書きでお会いしましょう!これからも『転生した僕は女神さまの体現者』をよろしくお願い致します…。


2025年3月31日 輝宮藍衣

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