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転生した僕は女神さまの体現者  作者: 輝宮藍衣


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33/67

第32話 「違和感」

こんにちは。輝宮藍衣と申します。ゴリゴリの偽名ですが、どうぞお許しください。


 2024年11月1日より、こちらの『転生した僕は女神さまの体現者』を投稿させていただきました。完全に思い付きとノリで書いております。


 タイトルから分かる通り、この物語は超王道の転生モノ(のイメージ)です。私自身が転生モノ、そしてバトルモノの物語が大好きで、自分だとこういうお話にしたいな、という欲望を極限まで詰め込める作品にしたいと思っています。


 あらかじめ申し上げますと、小説を書いたことは一切ございません。学校での国語の評価も3~4の普通なので、言葉の表現がおかしいと思うことも、普段から小説を読む皆様にとって俗物になってしまうことは重々承知しております。


 でも、どうしても書きたい!やってみたい!と私の好奇心が申しておりますため、どうか大目に見てやってください…。


 あまり長くお話しするのもあれですので、まずは数話読んでいただければ嬉しいです。


 私の妄想(こんなお話だったらいいな)を詰め込めるように頑張ります。(最初は1話なので何とも言えませんが…。)


 これからを含めて面白いと思っていただけるように頑張りますので、どうかお願い致します!


追記:基本前書きはこの1話で書いたことのコピペです。ご了承ください…。

~エルフの森 レオンの仕事場内~



レオン:「そうか。大変だったね…。」


 アラナを無事森に送り届けた後、僕はレオンさんに今日会った事の()()を報告をしていた。


 場所はディーフェ家ではなく、レオンさんが仕事場として使っている小屋の中だ。木の香りが仄かに漂い、外の喧騒とは無縁の静かな空間。


僕:「すいません、僕の責任です。」


 僕は深く頭を下げて謝罪の言葉を口にする。事情がどうであれ、アラナを危険な目に合わせたことは事実。責任は感じていた。


 しかし、そんな僕に対してレオンさんは優しく首を横に振った。


レオン:「ラフ君のせいじゃないだろう?むしろ君は被害者だ。それでも、アラナを守ろうとしてくれた。ありがとうね。」


僕:「…。結果として守れただけですよ。それに、最後はアラナに助けられました。」


 最後の着地の時、僕の魔力はほとんど枯渇していた。アラナがスキルで支えてくれていなかったら、地面に直撃していたと思う。


 後先考えずに雲を出しまくった自分をぶん殴ってやりたい。


レオン:「あの子もそれを聞いたら喜ぶと思うよ。(ニコッ)」


 その言葉に僕の中の罪悪感が少し、スッと引いていくのを感じた。器が大きい人だよなぁ。


レオン:「襲撃犯は、ロックに任せられたんだろう?なら、明日にはそいつらも丸裸さ。」


 ロックのことだから、心配はしていない。頭では理解している。


僕:「そう、何ですけど…。」


 でも、何だろう。胸の奥に残る、拭えない違和感。もやがかかったような不安。


 まだ、終わっていない気がして…。



コンコンッ!



レオン:「…!」


僕:「え。」


 そんな事を考えていると突然、小屋の窓を叩く音がした。


 アラナ…?ではない。そもそも、彼女には教えていない。


僕:「誰、ですかね…?(スッ)」


 僕は反射的に身構える。


レオン:「あぁ、大丈夫だよ。この感じは多分ね。」


 だがレオンさんは首を傾げ、すぐに柔らかく笑った。


 そのままどこか納得した様子で窓辺に寄り、迷い無く窓を開ける。



ガラガラガラッ!



?:「キュルッキュウ!」


僕:「へ?」


レオン:「やっぱりか。」


 不自然な窓の音、そして鳴き声のような可愛らしい「キュルッキュウ!」


 その正体は…。



挿絵(By みてみん)



小鳥:「キュルッ?」


僕:「と、鳥?」


 体表に虹色を帯び、美しく輝く、手のひらサイズの小さな鳥だったのだ。



パタパタパタッ!



 小屋内をグルグル舞い飛ぶ小鳥。やがてレオンさんの肩に止まり、羽を休める。


小鳥:「終わりましたよ。任務完了です。」


僕:「え、声渋っ…。」


 あれ、喋った?見た目に反してすごいダンディーな声だったけど、今鳥が喋らなかった?


 入って来た時は、「キュルッキュウ!」って甲高い鳴き声だったのに…?


レオン:「まさかあなたとは驚きましたよ。流石ですね。ご報告感謝します。」


 一方のレオンさんはごく自然に応対している。鳥が喋るのはエルフの中では普通なのだろうか。


小鳥:「…。」


 小鳥から返答はない。ただ首を傾げながらレオンさんを見上げている。


小鳥:「キュルッ!」



フッ!



 やがて最初の可愛らしい声で鳴いたと思えば、レオンさんの肩で一回転。


 そのまま小鳥は消失してしまった…。


僕:「…。幻かな…?」


 鳥は消えたけど、僕の頭の上にはまだヒヨコが飛んでいる。全く状況が呑み込めない。


レオン:「ラフ君の不安が解決した、ってことだよ。明日になればわかるさ。」


 ちんぷんかんぷんな僕にレオンさんが言ったのは、この一言だけだった。


僕:「…。え?」



・・・



?:「…、報告しましたよ。」


 そう言葉を落としたのは、オレンジ色の短髪が特徴的な背格好のある男。歳は3〜40代くらいだろう。紺色のベンチコートのようなものに身を包んでいる。


ロック:「おぉ、助かった。ラフはいたか?」


 その言葉を受けたのは、鑑定屋のロック。彼の問いに対し、男は表情を変えずに返答する。


?:「ラフ、は分かりませんでしたが、5歳くらいの茶髪の少年なら一緒にいましたね。」


 それを聞いたロックは満足そうな表情を浮かべた。


ロック:「よし、問題ない。状況は理解出来ていないだろうがな…。」


?:「…。しかし、よくわかりましたね。その少年がレオンさんと一緒にいる、と。」


 男の質問に対して、ロックは腕を組みながら淡々と言葉を紡ぐ。


ロック:「何となくだ。この後 ”太陽の羽(ソラリス)” と合流するって言っていたし、襲撃があった以上は、帰る時にはアラナを森まで送るはず。そのことでレオンに話をするだろうって踏んだだけ。」


?:「相変わらずの波外れた勘ですね…。いつも驚かされますよ。本当に。」


 男は小さく息をつきながらも、その表情はどこか誇らしげだった。


ロック:「まぁ俺の事はいいだろ。それよりも、()()の方はどうだったんだ?」


ピリッ


 急に表情が引き締まる。空気の温度が一段階下がったような感覚。


?:「…。そうですね。その事で話しておきたい事があります。」


 男はほんの一瞬、目を伏せた後、真剣な眼差しでロックを見た。


ロック:「…。何かあったな?」


 ロックは男の僅かな変化から違和感を察知する。


?:「えぇ、かなり厄介です。覚悟して聞いてください。」


 そう言うと男は、ロックに対して報告を開始するのだった…。



~幻(仮)から数十分後 テイラー家~



ガチャ!


僕:「ただいま…。」


 あの後結局レオンさんは詳しいことは何も教えてくれなかった。


 問題が解決?明日になればわかる?どういうことだ?


母:「あら。おかえり、ラフ〜。」


メラク:「お疲れ様ー。今日はありがとねー!」


メグレス:「感謝してる。心から…。」


 そんな事を考えながら家に入ると、食卓テーブルには母さんとメラク、そしてメグレスが一段落している姿が視界に入った。


 3人とも優雅に紅茶を飲んでいる。


僕:「なんもー…って、あれ?父さんとユーエンは?」


 リビングを見回しても2人の姿は見えない。部屋にでも居るのだろうか?


母:「動き足りないからって言ってランニングに行ったわよ。」


僕:「は?」


 平然と答える母さんに僕は思わず呆れ返った。


 今日のあの事件に加えて僕がいない間にボス戦もやったんだよね?元気が過ぎないかい?


 そんな中、再び母さんが口を開く。


母:「メラクちゃんたち、そろそろお風呂が沸くと思うから入ってらっしゃい?。さっき簡単に体は拭いたけど、地割れの砂埃もすごかっただろうし、本格的に温まった方がいいでしょ。今なら男たちもがいないし。」


 僕も男なんですけど、というツッコミはしない方がいいんだろうな。多分。


メラク:「ありがとうございます、ミアさん。メグレス、行こっか?」


メグレス:「うん。ついでにラフも、連れて行こう…。」


メラク:「お!いいじゃーんそれ!」


 サラッとすごい発言したメグレスに、陽気に賛同を示すメラク。


 僕をアヒル隊長か何かと勘違いしてそう。これは流石に反論せねば…。


僕:「いや、僕は後でい…」


母:「あ、メグレスちゃん!ラフも連れて行っちゃっていいわよ~。」


 しかし、母さんの言葉が速かった。


メグレス:「御意…。」


僕:「え。」


 母さんの言葉を即理解できなかった…時にはもう遅かった。


グンッ!


僕:「うわぁああ!?」


 僕の身体はメグレスによって軽々と持ち上げられる。


僕:「ちょ!メグレス離して…って力つんよっ!」


メグレス:「ラフ、暴れないで…。」


 必死に抵抗するも、僕の身体はメグレスによってガッチリとホールドされていて、ビクともしない。


僕:「僕は後で大丈夫だって!何なら父さんたちと一緒に…」


母:「ラフ〜?」


僕:「(ビクッ)」


 背中に走る、ひんやりとした寒気。


 突然、母さんの声のトーンが変わった。この感じ、前にも経験したような…。


母:「今メグレスちゃんたちと一緒に入るか、その後お母さんと一緒に入るか、選びなさい?(ニッコリ)」


僕:「ひえ…。」


 あ、アレだ。2年前に父さんと模擬戦やった時のアレ。これは、ダメだ。


僕:「(スンッ)」


 僕は大人しく抵抗を諦めた。


 流石に母親と2人は…精神的にきつい。


母:「よろしい。じゃ、3人ともごゆっくり~!」


 数秒前の恐怖ニッコリから、お客様用ニッコリに瞬時で切り替える母さん。


 同じ笑顔なのにこうも迫力に差が出るものか。


メラク・メグレス:「ありがとうございまーす!(ます…。)」


 そのままメグレスに抱えられ、お風呂場に連行される僕。


僕:「…。」


 何か、()()()()()が働いている気がする…。



・・・



メラク:「フンフ~ン♪」


メグレス:「ほわぁ…。」


僕:「…。」


 結局3人でお風呂に入ることになった僕たち。現在はメラクが髪を洗い、僕とメグレスが湯船に浸かっている状態。


 あんまり気にしたことなかったけど、うちのお風呂は結構広めだったらしい。冒険者で稼いでいる父さんのおかげだろうか…?


 ただそれよりも…。



ポフンッ!



メグレス:「ほぉ…。」



キュッ!



メラク:「フ~ン♪」


僕:「(いたたまれない…。)」


 後ろはメグレスにホールドされて動こうにも動けず、顔を上げればメラクの一糸纏わぬ姿。目のやり場に困る。


メラク:「ラフ、ごめんね。無理言っちゃって。」


僕:「え?」


 身体を洗いながらメラクが声を掛けてきた。


メラク:「こうでもしないとラフと折り入って話せないと思ったからさー。」


 どうやらメラクは僕に話があったらしい。いや、それにしてもさ。


僕:「絶っ対にこれ以外にも選択肢あったと思うよ。」


 僕は言い切った。これに関しては間違いなく僕が正しい。


メラク:「まあ、大目に見てよ!ほら!美人なお姉さんたちのナイスバディも拝めてる訳だし?」


 言うだけあってメラクもスタイル抜群だ。お尻はきゅっと締まっており、お腹に余計な脂肪も付いていない。


 メグレスほどではないが、胸だって大きい方だろう。


僕:「はいはい。ところで話って?」


 僕は素早く話題をすり替える。


メラク:「全然深刻な話でもないんだけどさー。何でラフってあんなに強いのかなぁって。」


僕:「…!」


メグレス:「ほへぇ…。」


 メラクは身体を洗いながら僕に尋ねる。このタイミングで、かぁ。


僕:「唐突だね…。」


メラク:「いやさー、その歳であれだけスキル使いこなしてて大人にも勝っちゃうなんて冒険者やってても聞いたことないからさ?最初ケイレブからラフのこと聞いた時、こいつ(ケイレブ)いよいよ狂ったかって思ったもん。」


 やはり5歳レベルだと僕は異常児のようだ。そりゃそうか。前世にこんな5歳児がいたら僕だってビックリする。


メラク:「おまけに魔力の扱いはピカイチなんでしょ?何でそこまですごいのかなぁ、って思ってさ。」


僕:「何で、か…。」


 その時。僕の脳裏を過ったのは、たった2日の、あの夜の思い出…。



・・・



【あ!ラフ君!ここをもっとこうすればいいんじゃないかな?】


【いや、ラフ君?それは流石に違うでしょ…。】


【やだぁ!天空界帰りたくなぃいい!ラフ君何とかしてぇええ!!】



・・・



僕:「…。1番は、()()のおかげ、かな。」


メラク:「親友?アラナ、ではないよね?」


僕:「…。うん。違う人。」


 もちろん、アラナだって大切な友人だ。親友と言っても何も変じゃないし、その通りだと思う。


メラク:「ラフ?」


 メラクは思わず身体を洗う手を止め、僕を不安そうに見つめる。


僕:「…。」


 ティア。この5年間、全く音沙汰がない。確かに数年は連絡できないと言っていたけど…。


 元気、かな。


むにゅんっ!


僕:「へ?」


 その時、背中にとんでもなく柔らかい何かが当たったことにより、僕は一瞬で我に返る。


メグレス:「ラフ、大丈夫?良い子、良い子…。」


 僕をギュッとしたままメグレスは、僕の頭を優しく撫でる。


僕:「メグレス…。」


 何か子供扱いされてるみたい…、って僕の歳なら妥当か。


メラク:「ちょっと踏み込みすぎたかな。ごめんね、ラフ。」


 メラクも少し申し訳無さそうに言う。表情とかで悟られちゃったかな。


僕:「ううん、全然。今度改めて話すよ。」


メラク:「…。いいの?」


僕:「少し時間は掛かるかもだけどね。せっかく聞いてくれたんだもん。ちゃんと答えたいじゃん。」


 まあ、流石に全部を馬鹿正直に話せない訳だし。答えられる範囲内にはなるけど。


メラク:「そっか…。わかった!ありがとね!」


 そう言ってメラクはニシシと笑った。改めて見ると、顔はメグレスそっくりだなぁ。


僕:「はーい。じゃ、僕はそろそろ上がりまs…」


ガシッ!


 僕が湯船から出ようとするが、身動きが取れない。何故なら…。


僕:「…。メグレス、離そっか?」


 メグレスが僕をギュッとしたまま離す気配がないからだ。


メグレス:「嫌…。」


僕:「離そっか?」


メグレス:「いーや…。」


 頑なかよ。


僕:「…。」


メグレス:「やっ…。」


僕:「何も言ってないんですけど…。」


 その後。本当に苦労の末、何とかメグレスの拘束を振り切ることに成功した僕であった。



続く…。

 以上、32話を更新させて頂きました。輝宮藍衣と申します。いかがでしたか?


 ちょっとバタバタしてて更新が遅れました。すみません。今後もそういうことは多々あると思います。ご勘弁を。


 今日はまずどこから話すべきか。迷うので最初から行きましょう。(ここの下り絶対に要らない)


 まず、報告ラフ君。これはアラナを家まで無事送り届けた後、レオンさんに「個別で話がある」と言って、この状況になりました。ここの下りは容赦なくカットです。


 そこに現れたレインボーバード。ラフ君はあまりにも衝撃的な光景に我が目を疑ってましたね。安心して下さい。しっかり本物ですとも。


 お分かりとは思いますが、これはベンチコートの男の仕業です。ぶっちゃけこんな回りくどい言い方しないで名前書きたいですが、まだ発表タイミングじゃないので書けません。


 そしてもう1つ言うならば、輝宮さんの好きなキャラランキング、ビジュアル部門1位の方です。めちゃくちゃカッコいい。シンプルだけど、すごく良い。次回の本編で登場予定です。


 そして、皆さんお待たせしました。ラフ君とメグレス&メラクのお風呂タイムが今回ありました。


 理由は単純。メグレスに書けって言われたからです。本当です。分からない方は「カガミヤの心象世界 #1」をご覧ください。


 メラクに質問されたラフ君は親友である、ティアを思い出します。そうですよね。しばらく会えないと言っていたとはいえ、もう5年も経ってるんです。気にもなりますよ。


 ラフ君と別れたティアのその後。実はもう書き終えてはいます。いるんですけど、出すタイミングが分からず放置中です。何とか見つけねば、隙の糸。


 と、言う訳で。終わりましょう。今回はなかなかあっさり終わります。


 次回、番外編です。アラナのボス戦のその後、です。お楽しみに…。


 それではまた次回の後書きでお会いしましょう!これからも『転生した僕は女神さまの体現者』をよろしくお願い致します…。


2025年2月13日 輝宮藍衣

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