集いし転生者たちよ存分に楽しめ
俺の名前は池田ショーヤだ、好きな食べ物はココアクッキーで楽に生きることを信条にして生きている人間だ。
ながらスマホをしながらトラックに引かれた後に、何故か果てしない闇が広がっている空間にいる。
「此処は・・・何処だ?」
俺はため息交じりに呟いた。
「ふぉっふぉっふぉっ、この場所は魂の送迎所じゃよ」
という声が聞こえると天井から光が差し、それを辿るようにしてサンタクロースのような大髭を生やした老人が地面へと降り立った。
「おまえは誰だよ」と問う。
「おぬしのように死んでしまった哀れな子羊たちを導く慈悲深い神様じゃよ」
「自分で『慈悲深い』って言ってるオッサンが神様って言われてもなあ」
「なら証拠をみせてやるわい」と言うとその老人は小学校低学年くらいの伸長をした金髪の幼女へと姿を変えた。
「姿を変えたか、だが俺が見ている夢の可能性だってある」
「往生際が悪いやつめ、これならば現実として認めざるを得ないじゃろ」
すると幼女の指先に光の点が集まり始めた。
「電撃光線<<レーザービーム>>」
その光線は俺の方に向かい肩を貫通した
「ぐぁぁぁぁぁ、痛い痛い痛いよぉぉ」
肩には耐えがたい激痛が走り先端からは血が絶えなく出続ける。
「どうじゃ!これが神の力じゃ」
「クソったれが、なんで魂の送迎所なのに痛覚もあるし血も出るんだよ」
続く