神秘学・オカルト入門 initiation to mysticism and occultism
いわゆる
西洋神秘思想の系統を学ぶための
入門編になります。
☆はじめに
西洋神秘思想の淵源をたどると
古代ギリシャ ギリシャ占星術
古代ユダヤ ユダヤ教、その進化系?としてのキリスト教
古代エジプト 死者の書 エジプト神官
アラビア錬金術 アラビア科学 アラビア医学
に、行き着くと、言われています。
それらを私ごとき凡人が解き明かすなど不可能ですので
以下の入門編は
ほんの「サワリ」だけだということを事前に
申し上げておきたいと思います。
☆本論
まず初めに私的なことを述べることをお許しください。
わたしがそもそも西洋神秘思想にのめりこんだのは
ドイツロマン派とのめぐり逢いがきっかけでした、
そこで魔女・錬金術・占星術・吸血鬼・ネクロマンサー・などを知ったのです。
更に、1960年代といういまだ「オカルト」など日本ではあまり知られていなかった時代に
本格的に紹介したあの鬼才澁澤龍彦氏の存在がありました。
『黒魔術の手帖』桃源社、1961年
『毒薬の手帖』桃源社、1963年
『秘密結社の手帖』早川書房「ハヤカワ・ライブラリ」、1966年
『異端の肖像』桃源社、1967年
などなど
学究的な専門知識に裏付けられた西洋オカルトの紹介書を出版したくれたのです。
正に干天の慈雨、
わたしの知識欲求にこたえる書物だったのです。
まだまだ当時は西洋神秘学やオカルト学の日本語Ð得読める本などなかったからです
ましてやネットなどあるわけもなく
オカルト学について
調べようにも調べられない時代でしたからね。
こうして私はオカルトや神秘学にはまって行ったのでした
1970年代になるともう一人の奇才、種村季広氏が登場しました
彼の書籍もむさぼるように読んだものでした。
種村季弘のラビリントス 全10巻 青土社 1979
怪物のユートピア
影法師の誘惑
吸血鬼幻想
薔薇十字の魔法
失楽園測量地図
怪物の解剖学 これは必読です
アナクロニズム
悪魔禮拝
壷中天奇聞
パラケルススの世界 これも重要な書物
かくして私のオカルト学・神秘学研究もようやく佳境に入ったということになります。
その後は、こういう分野も開変えて日本語の研究者も輩出してにぎわうようになりましたので
それほど不便はなか卯なりましたが、、、・。
さてでは
神秘学・オカルト入門 initiation of mysticism and occultism
ということですので、、
一応
研究書の紹介という形が一番いんじゃないか
と思い
これは必読という「研究書」をこれからご紹介したいと思います。
一応日本語で読めるものに、かぎりたいと思います
邦訳書も含まれます、
外国語文献あげても意味ないでしょうから?
それでは、、、、、、、、、、、
渋沢氏、種村氏の文献についてはもう、↑あげましたので、以下には書きません。
入門的な文献中心になります
思いつくままに挙げてゆきます
順不同です。年代順ではありません
・パラケルススの生涯と思想 大橋博司
・魔法 その歴史と正体 カート・セリグマン
・魔法入門 WEバトラー
・オカルト入門 WEバトラー
・神秘学講義 高橋厳
・心理学と錬金術 ユング
・ベールを脱いだイシス ブラバツキー
・聖書
・エネアデス プロティノス
・不可知の雲
・キリストに倣いて
・自然の光 パラケルスス
・オーロラ ヤコプベーメ
・科学の結婚 アンドレーエ
・シレジウス瞑想詩集
・アカシア年代記 シュタイナー
to be continuied
こちらも参照くださいませ
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https://ncode.syosetu.com/n5149dy/
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