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菊入涼真と塩崎守

程度の低い下ネタありです。よろしくお願いします。

高校入学式当日

友達はできるだろうか。

どんな奴がいるのだろう。

期待と緊張を胸にしまい教室に向かう。


1年2組の教室の前に着く。

ガラガラ…

と扉をあける。


シーン…


そりゃそうだよな。入学式当日というものは9割は知らない人ばかりで誰も話さないだろう。


運が悪いと思いつつも1番前の席に着く。


ガラガラ…


「こんにちは!」


と教室に入ると同時にクラスのみんなに挨拶をした生徒。


スゲーなこいつ。


こんなことができるのは陽キャぐらいだろう。

いや陽キャの中でもさらに上の奴だな。

それかただのバカ。


そいつは誰にも返事が貰えず、しょんぼりしながら俺の隣に座る。


「ねぇ!君の名前は?」


そう聞かれたので


「菊入涼真だ。」(きくいり りょうま)


と応えると


「珍しい苗字だね!俺は塩崎守!よろしく!」


「ん」


と軽く返事をし会話を終了させた。


入学式が終わり、また教室に帰る。


と担任の先生が


「これから簡単に自己紹介をしてもらう。」


でました。陰キャにとってこれ以上ない苦痛の時間。

数秒とはいえ注目されるのは嫌いだ。


と思いつつも自己紹介は始まる。


「足利 連です!よろしくお願いします!出身は〜で。……」


と自己紹介をしていく。


「金閣寺建てた人かな?」


隣の塩崎がそう俺に向かって言ってきた。


「それは義満」


「そうだっけ?」


こいつは馬鹿かと思ったがそれ以上は追求しない。


「飯田優です!よろしくお願いします!出身は〜」


「コモディ?」


「違うわ!」


「コモディ飯田優じゃないの?」


「外国人みたいなハンドルネームやめろ。ハーフじゃないですって言ってるだろ」


「あ、飯田コモディ優か!」


「そういうことじゃないんだが。」


「俺あそこけっこう行くんだよね!家から近いし!」


「だからどうした。それより勝手にコモディをつけられた飯田が可哀想だろ。」


「それを言うならコモディだって可哀想じゃん!」


「お前が言ったんだろ。」


と会話しているうちに塩崎の番が来た。

「お、俺か!」


「塩崎守です!よろしくお願いします!出身はここら辺です!特技は料理です!呼び名はなんでも良いので仲良くしてねぇ!」


明るく自己紹介をしていく。


「ソルティガードだな。」


と今まで散々人のことを言ってたので足利と飯田の分もと反撃をした。


「おぉ!いいなそれ!かっこいい!」


少年時代から成長してないのかこいつは…。


不覚にも好感触でした。


そして俺にも回ってくる。


「菊入涼真です。よろしくお願いします。出身は東京の方です。以上です。」


と陰キャっぷりを存分に発揮した自己紹介をして俺の番は終わる。


よかった〜。これでとりあえずは安心だ!


「じゃあ何にしようかな。」


と塩崎いやソルティが言う。


「何をだ?」


「あだ名!」


「いや悩むぐらいならつけなくていいです。」


「えぇーじゃあ菊ちゃんでいいや!」


「話聞いてました?」


「聞いてたよ!」


どうやら聞いてないらしい。


「でも菊ちゃんだと面白み無くない?」


「りょーちんは?」


「キモイ。」


「なんでよ!いいじゃん!りょーちん」


「男なのにちんっておかしくないか?」


「んじゃちんちん」


???いきなりぶっ込んできたなこいつ


「ちょっと待てそれはキツすぎる」


「ダメ?いいと思ったのになぁ。」


「どこがいいんだ。そんなあだ名つけられた身にもなってみろ。永遠とバカにされ続けるぞ。」


「じゃあ菊のき と涼真のり をつけて」


「井園きり」


「おい。井園きりはもう芸能人だ。」


「え?井園貴理子じゃなくて?」


「知らないのか?井園貴理子の前は井園きりだったんだが。」


「うわぁーバレたかw」


バレるも何もネタにした井園貴理子に謝れ


「じゃあ菊ちゃんでいいや!」


まぁそれなら今までのやつよりマシだから良しとしよう。


「わかった」


「俺のことはソルティガードって呼んでよな!」


「長い。」


「なんでよ!菊ちゃんが言ったんじゃん!」


「それはバカにしようとしただけだ。」


「まぁ仕方ない。よろしくなソルティ。」


と言うととびきりの笑顔で


「よろしく!菊ちゃん!」


こうして何とか友達?を作ることに成功した。

さすがの陰キャでもぼっちは辛い。


自己紹介も終わり放課後となった。


「菊ちゃんはなんか部活入るの?」


ソルティが聞いてきたので


「全く入るつもりは無い。」


一応運動はできる方ではあるが興味はない。


「そっか〜。じゃあ部活作らない?」


「なんの部活だ?」


「あだ名部」


「却下」


「なんで!」


「くだらなすぎる。それにそんな部活が作れるわけないだろ!」


「下ネタ部」


「…どんな活動をするんだ?」


「あー食いついた!さては変態だな!」


変態で何が悪い。年頃の男はみんな好きだ


「それで?」


「どんな下ネタがあるか調べて実際にしてみる!」


「ダメに決まってんだろうがァ!」


調べるまではいいが実際にするのはいかんだろ!


「いかにも童貞の考え方だな。」


「そう?まぁ童貞だしね!そういう菊ちゃんはどうなのよ?」


「あ。もしかしてもう済ませちゃったの?♡」


「残念ねぇーん♡」


「急に性別転換するな」


「良かったな童貞だ。」


「あら♡嬉しいわ♡今度頂いちゃうわね♡」


「吐き気するからそれ以上そのキャラはやめてくれ」


教室から校門前までよく分からない話をした。


「じゃあ俺はこっちだから!」


「おう。じゃあな」

と軽く挨拶


「じゃあね!また明日!」


それ以上は何も言わず駅まで颯爽と歩いて行った。

今日は散々な1日だったがとても楽しかった。

明日の学校も楽しみだなと思いつつイヤホンをしながら帰路についた。



閲覧ありがとうございます!

小説を書くのは初めてです。

もっとまとめる力が欲しいです笑

これから下ネタ多めにしていくとおもうのでよろしくお願いします。



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