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(旧) 天才は異世界の救世主[厄災]となる  作者: ポルゼ
第一章 天才は異世界に連行される
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異世界・ダージス

「どうも。私の名前を知っているのね」


 冥条世莉架(めいじょうせりか)は自分の名前を知っている目の前の得体の知れない女に対して普通に言葉を返す。


「流石、全くもって冷静ね。普通こんな状況になったら慌てるでしょう」

「慌てる必要がないもの。それに慌てるなんて感情を持っていたらバレずに犯罪なんてできないわ」


 世莉架は堂々と犯罪をしていたことを言う。しかし、問題はない。その金髪の女はそんなことは知っているからだ。


「貴方は私が貴方の全てを知っていることをわかっているのね」

「確証はなかったけどね。でもこんな非日常的な状況に陥ったら何か人外の力が働いているのかと思ってしまうわよ」


 突如として真っ黒い空間に自分が移動しており、椅子が二つあってそこには神のような雰囲気をもつ女がいる。どう考えても異常事態だ。


「そう。まぁ、その通りよ。私は女神メリアス。貴方にお願いが……いえ、命令をしに呼び出させてもらったわ」


 命令という単語を聞いて世莉架は少しだけ眉を動かした。


「命令ね……それを私が聞かなきゃいけない理由は?」

「それは貴方が一番分かっているでしょう? 貴方は今までに一体何人殺してきたの? 貴方の所属する暗殺組織は世界でもトップクラスの規模で、その内容は悪人をターゲットとしたものばかり。けれど、人を法で裁いた上で極刑にするならまだしも、依頼を受けて秘密裏に殺害するのはあまりに道徳を欠いているし、思い上がりもいいところよ。表に出ないだけで、組織や殺害の実行犯である貴方のような人は紛れもなく犯罪者、悪人であるということは分かっているの? 貴方が殺した人物はそのほとんどが危険人物だったり、無実の多くの人を悲しませて絶望させるような悪行を重ねている者達だったわ。でも、やむを得ない事情があるとはいえ、そういう人間しか殺していない訳ではないし、危険人物や悪人だからってすぐに殺してしまうのは間違っているわ」

「それで?」

「だから貴方には重い重い罪がある。一生償い続けても足りない程の罪がね。そんな貴方にはいつか絶望が待っているわ。間違いなくまともな死に方はできない」


 世莉架は黙って聞いている。


「けどね、貴方のその能力。正直人間とは思えない程に卓越した能力。女神たる私が言うのも変だけど、神がかったその能力は素晴らしいわ。素直に賞賛せざるを得ないほどにね」

「ふふ、ありがとう」


 世莉架はそれを聞いて妖艶な笑みを浮かべた。


「その頭脳も運動神経も、活かし方次第では世界を変えられると思わない? そして本当に変えられたなら、貴方に一筋の小さな救いがあるかもしれない。残酷な終わりへの救いがね」

「救い云々は置いておいて……世界を変えるというのはどうかしらね。貴方はそんな風に言ってくれているけど、結局私はただの人間よ」

「そうね。確かに今のままでも相当異常だけど、これから行く異世界(・・・)では実力不足かもね」


 そこで世莉架はついに固まった。そして反復する。


「……異世界? 冗談でしょう?」

「残念ながら冗談じゃないわ。これから貴方にはダージスという世界に行ってもらう」

「そこで何をしろと言うの?」

「今ダージスは大変な状況なの。少なくとも地球よりかはね。何故ならダージスには魔物がいるから」


 どんどんファンタジーの話になっていき、世莉架は流石に疲れた顔をする。


「魔物って……」

「本当にいるわよ。更にその魔物を統制する魔王がいるの。こいつが特に厄介なのよ。ダージスは魔王と人間、その他の種族が睨み合っている状態なの」

「なるほど。よくある設定ね」


 そこで日本人である世莉架は概ねその世界を想像することができた。こればっかりはアニメやゲームが沢山作られている日本で生きている者ならではだろう。


「そこで貴方よ。貴方にはダージスで魔王を打ち倒し、色んな種族が共存できる世界を作って欲しいの」


 スケールのでかい話に世莉架はため息をつく。


「なんで私がそんなこと……」

「だから言ったでしょう? 貴方には重すぎる罪がある。一生かかっても償いきれないその罪をダージスを救うことで償いなさい。まぁ、それでも償いきれないかもしれないけど、大分マシになるだろうし、まともな死に方ができると思うわよ」

「はぁ……どうせ私に拒否権はないんでしょう?」

「当然」


 さも当たり前のように言うメリアス。


「魔物や魔王を倒せと言われてもね……」

「あ、そうそう。確かに一番の元凶は魔王だけど、他の種族にも頭が痛くなるような問題が沢山あるの」

「本当に頭痛がしてきたわ」


 世莉架は片手で頭を抑える。


「ダージスにはそれぞれ異なる種族の勇者と呼ばれる者が五人いるんだけど、そいつらもまぁ面倒でね。正義感溢れる奴らなら良かったんだけど、どいつもこいつも私利私欲のことしか考えずに権力と強大な力を好き勝手に使っている状態よ」

「勇者の称号剥奪しなさいよ」

「そうしたいんだけどね。現状魔王軍と最も対等に戦えるのが勇者達だし、そう簡単に勇者をやめさせるなんて出来ないの。更に問題はそれだけじゃなくて、どの種族も経済とか外交とか内紛とか様々な問題を抱えていて、もう見渡す限り問題しかないの」

「帰っていい?」

「ダメよ。でも安心して。ダージスには魔法が存在するの。これがとても強力でね。いくら貴方が強くて頭が良くても魔法に敵うかはわからない。だから私が貴方にたんまりギフトを贈るわ」

「ギフト?」


 次から次へと現実離れした話をされる。どんどん異世界に行くのが嫌になっている世莉架は足を組んで首をコキっと鳴らす。 


「えぇ。まず貴方が魔法を使えるようにするわ。他にもいくつもの冒険やそれ以外の様々な問題を解決していく上で必要なギフトを贈る。例えば向こうの言語が日本語に聞こえて自分の言葉がきちんと通じるようになるものとかね」

「よくあるご都合展開ね。そんな能力を貰えるのであれば私じゃなくてもいいのでは?」

「それはどうかしらね。私が与えたギフトをどこまで使いこなせるかは人によるわ。私の見立てでは普通の人間では全く上手く扱えずに一週間で死亡すると思っている。でも、貴方なら最大限活かせるかもしれない。でも、あくまでその可能性が高いってだけで、貴方も一週間で死んじゃうかもね」


 メリアスは淡々と告げているが、世莉架からしたらとんでもないことだ。


「はぁ……ここで修行して行くことはできる?」

「無理よ。向こうの世界に行ってから実戦で鍛えなさい」

「無茶なこと言うわ」

「そんなこと言って、貴方なら何とかなるでしょう」

「どうかしら」


 世莉架に拒否権はないし、ここで嫌がっていても仕方がない。


「じゃあさっさとダージスとやらに送ってくれる?」

「えぇ。それと私も行くからね」

「……は?」


 何故女神であるメリアスまで付いてくるのか。純粋に世莉架はそう思った。


「貴方がダージスで本当に世界を救ってくれるかは分からないわ。もしかしたら私が与えたギフトを使って世界を滅ぼすかもしれない。それをさせないために監視の意味も込めて私も行く」

「……それは分かるけど、貴方女神でしょう? ならば女神の力を使って貴方が世界を救いなさいな」


 至極真っ当な意見。人間が頑張って世界を救うより、神が反則技でも使って無理矢理にでも救ってしまった方が遥かに楽だろう。


「私は確かに女神だけど、持っている能力は他者にギフトを与えるというものだけなの。それに神が天界から下界に直接的に関わるのはご法度だからね。そうなると私にできることは基本的に他者にギフトを与えて代わりに世界を救ってもらうことだけ。そしてそのギフトはこの空間から異世界に行った貴方に贈ることが出来ない」

「神は随分勝手で迷惑な存在なのね。嫌になるわ」

「まぁそう言わないでよ。それに一人じゃつまらないでしょ?」

「むしろ誰かと一緒にいる方が……」


 一人でいることが常の世莉架にとって誰かと行動を共にするというのは違和感だらけだった。

 しかしメリアスは世莉架の呟きには反応せず、世莉架に近づいて手を取る。


「それじゃあ行くわよ。ダージスの詳しい情勢や状況は向こうに行ってから説明する。一応人間の国に転移するからいきなり戦闘になることはないから安心して」

「そうじゃなきゃ困る」

「ふふ。それじゃあ世莉架、これからよろしくね」


 メリアスは世莉架に笑いかける。今までの裏があるような笑みではなく、純粋な笑みだ。

 メリアスの手からは眩い光が発生している。


「……えぇ、よろしく、メリアス」


 そうして二人は光に包まれて消えたのだった。





  **





 光に包まれてから数秒後、光が消えた感覚がして世莉架は目を開けた。


「ここが異世界……」


 世莉架の眼前には城壁に囲まれた大きな街があった。世莉架達はその街の近くにある小高い丘にいる。


「そう。ここがダージスよ」


 空はよく晴れており、街からは活気の良い声が聞こえる。滅びかけいる世界と聞いていた世莉架からすれば、イメージとの違いが大きいため、少々困惑していた。


「なんだか普通ね」

「ま、見た目はね。それにここは比較的安全な人間の国の内部だから貴方の想像しているような大変なことがいきなり起きたりはしないと思うわよ」

「それは良かった」


 世莉架はそう言って早速その街に向かおうとする。しかしそこでメリアスは世莉架を呼び止める。


「待って。街に行く前にちょっとやることがあるの」


 メリアスがそう言うと手の平に光が灯り始める。

 少しするとメリアスの手の上には服があった。


「これを着て」

「良いけど、なんで?」

「この服には色んな便利な機能が施されているの。言語の変換を初めとして、身体能力、反射神経の超大幅な向上。その他にもこの世界で生きて行く中で必要となるであろう機能が沢山付与されているわ。あと、脱いだとしても自分の近くにあれば言語の変換はしてくれるよ。更に、長く着れば着るほどその能力は少しずつ強化されるし、もしいつかコートが着れない状況になっても体にその能力が定着するの」


 その服は普通に日本で見るようなベージュのコートだった。世莉架が着て膝の少し上あたりまである長さだ。流石はギフトといったところで、凄まじい能力を有している。

 世莉架はコートの前を閉じずに開いた状態にして着た。そうして世莉架は白のトップス、黒いショートパンツ、ベージュのコート、茶色のブーツという格好になった。世莉架であれば、仮にヘンテコな格好をしても簡単に着こなしてしまうが。


「あとは私ね」


 すると今度はメリアスの着ている白いワンピースが光り始める。

 光が収まるとメリアスの服装が変わっていた。


「どう?」


 メリアスは黒いトップス、膝上二十センチメートルほどのブラウンのスカート、黒いブーツという格好になっていた。

 ちなみにメリアスの身長は百六十センチメートル程で、世莉架もそうだがどちらも素晴らしいモデル体型である。


「まぁ……似合ってると思うわよ」

「ふふ、ありがと。白のワンピースだけじゃどこかの貴族の娘とでも思われちゃうかもしれないしね」


 メリアスはその場でクルッと回る。世莉架もメリアスもその白くて長い美しい足を惜しげも無く晒している。

 

「そうね。それで私はどうやったら魔法が使えるの?」

「お、やっぱり魔法気になっちゃう?」


 世莉架の質問にメリアスは悪戯っ子のような顔をして言う。

 それを聞いた世莉架は目を細めて面倒臭そうにため息をつく。


「そんなため息つかないでよ。それで魔法だったね。実はもう世莉架は魔法が使えるよ。ここに転移するときに光が体を包んだでしょ? あの時転移と同時に世莉架が魔法を使えるようにしたわ」


 そう言われた世莉架は自身の手を見る。しかし、魔法が使えるようになった感覚を世莉架はまだ持ってなかった。


「まぁ、こんな街が見える場所で魔法の試し打ちをするわけにはいかないし、とりあえず魔法の話は置いとくとして、近距離武器はないの?」

「武器?」


 思わずメリアスは聞き返す。この世界では魔法がとても強大で、魔法に長けている者は魔法専門職になることが多い。中には近距離攻撃にも対応できるように剣や槍を同時に使う者もいるが、それは相当な才能と努力が必要であり、あまり実践する人はいない。それに大抵の争い事は魔法だけで事足りて、日常生活でも色々と便利なのは結局魔法なのだ。


「そう、武器よ」

「うーん。別にあっても良いと思うけど、あんまり必要にはならないと思うよ?」

「いいえ、必要よ。いかに私の魔法が貴方のギフトによって強力になっているとしても、どんな場所でも必ず近距離攻撃が有効な場面が出てくるわ」

「それはそうかもしれないけど……武器を作り出しても良いけど、魔法で生成することもできるよ?」

「そうなのね。じゃあ貴方にまず強力な武器を用意してもらって、その武器に後で魔法による効果的な能力を付与していくことにするわ」というか、さも当たり前のように貴方のギフトの能力に頼っていたけれど、ギフトに制限はないの?」


 魔法には当然付与魔法というものもある。その名の通り強力な効果を体や武器に付与することができれば、戦いにおいて有利に立ち回れるのは明白である。


「というか、さも当たり前のように貴方のギフトの能力に頼っていたけれど、ギフトに制限はないの?」


 仮にギフトが無限に仕えた場合、それは完全に反則と言っていいだろう。


「流石にそれは無理。私は今まで全くギフトを使ってこなかったの。そのおかげでコートを作り出したり、世莉架に魔法が使えるようにしたりできた。これらは本来、そうそう与えることができるものじゃないの」

「じゃあ次にギフトを使えるのはいつ?」

「うーん、どうだろうね。残念だけど、一年以内は絶対に無理だよ。というか、本来はギフトが使えるようになるまで数百年のインターバルがあったり、神であっても成し遂げることが難しいことをやってのけて特別に与えられるとかだからね」

「はぁ、そう。それで、武器は作れる?」


 問題はそこだ。世莉架は近接の武器を欲している。誰かを攻撃するのには、遠距離攻撃以外の手段もあった方がいい。といっても、世莉架であれば武器などなくても、簡単に人を殺めることができるのだが。


「それを作るのがギリギリといったところだよ。だから、なんとかなる」

「じゃあお願い」


 メリアスは了承するとまたその手が光り始める。

 しばらくして、その光が収まった時にはその手に純白の剣が握られていた。


「はい」


 メリアスはその剣を世莉架に渡す。しかし、すぐに世莉架はその剣をメリアスに返す。


「もっと短くしてくれない?」

「え、なんで?」

「こんな長いの扱いづらいでしょう。屋内での戦闘とかでも剣が邪魔になりそうだし、何より私は短い刃物の扱いに慣れてる」


 世莉架の短い刃物の扱いに慣れてる、という言葉にメリアスは少しだけ悲しそうな顔をした。メリアスは世莉架が短い剣を求めているのを分かっていた。だがそれでは前の世界と一緒だ。確かにメリアスは世莉架に異世界を救って欲しいと言ったが、世莉架には暗い過去を忘れ、異世界でもっと良い方向に向かってくれたらと思っていたのだ。

 けれど、人はそんな簡単に変われない。それを嫌という程分かっているメリアスは、ゆっくり変わっていけばいいかと考え、世莉架から返ってきた剣を受け取る。

 そしてその剣が光を放ち始め、やがて収まる。その手には短剣くらいの短い剣があった。


「これでいい?」


 メリアスから短剣を受け取った世莉架は軽く剣を振っている。


「鞘は?」

「はい」


 世莉架が尋ねた時にはメリアスが鞘を作り出していた。

 それを受け取り、鞘に短剣を収める。そしてそれを腰につけた。コートを着ているため、外から短剣は見えにくい。


「……?」


 腰に短剣をつけてからほんの少しだけ世莉架が動かずに突っ立っていた。何だろうとメリアスが思っていると、次の瞬間には世莉架の姿が目の前から消えていた。


「!?」

「へぇ……確かにこの強化は凄いわね」


 気づけばメリアスの背後に世莉架は立っており、左手は捕まれ、右手に持った短剣は首元に向けられていた。

 そしてそう動いた世莉架は感嘆の声をあげていた。


「ちょ、ちょっとびっくりさせないでよ!」

「今の私の体がどれだけ動けるのか試しただけよ」


 メリアスの抗議に対し、世莉架は後ろからメリアスの耳に口を寄せて呟いた。

 それに更に驚いたメリアスは顔を真っ赤にして世莉架から離れる。


「もう、世莉架ってそんなイタズラ好きには見えなかったんだけど!」

「別にイタズラじゃないわよ」

「じゃあなんでニヤニヤしてんのよ!」


 世莉架は楽しそうに笑みを浮かべていた。世莉架からしたら突然異世界に送り込んできたメリアスにちょっとした意地悪をしてやりたいという気持ちだったのだろう。


「さて、そろそろ真面目にこれからどうするのか考えましょうか」


 世莉架は一瞬で緩くなった雰囲気を変えて言った。


「よくそんな急に変われるわね」

「感情の制御、意図的な変更は生きていく上で必要だからね。特に私みたいのは」

「……そう。まぁいいわ。とりあえずあの街に行きましょう。分かってると思うけど、今私たちはこの世界の通貨を持っていない。となると何か仕事をしていかなければならない」

「通貨ぐらい貴方が作りなさいよ」

「ダメよ。お金は経済の全てであり、社会を社会たらしめるもの。この世界の経済のためにもできる限りちゃんと働いてちゃんとお金を貰って使いましょう。大丈夫、貴方のスペックなら余裕でお金持ちになれるわよ」

「はぁ。変なところでちゃんとしてる」

「いつもちゃんとしてるでしょ」

「はいはい」


 そう言って世莉架は街に向かって歩き出す。メリアスも世莉架の後を追う。

 こうして本格的に世莉架達の冒険が始まるのだった。


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