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【オッサンと舞台設定】※ネタバレ注意

最終更新 1/15

(本編終了後に更新する予定です)

【パンドラ】

ジム達が住む世界、"迷宮(ダンジョン)が転移してくる世界"。

基本的によくある剣と魔法のファンタジー世界である。

しかし、後述の"迷宮"、そして"遺物"の存在によって文化レベルは意外と高い。


迷宮(ダンジョン)

数十年前からパンドラ中に次々と転移してくるようになった、"異世界のダンジョン"。

外部からでは分からない程内部構造は複雑かつ広大。凶暴化した魔物(モンスター)も多数生息している。

そして最深部には必ず"守護者(ボスモンスター)"と呼ばれる存在が"遺物"を守っている。


種類があり、○○の迷宮と名称づけられている。新種の迷宮も時々発見される。

守護者が倒されたり、一定期間たった迷宮はいつの間にか消えてしまうという。 


メタ的に言えば不思議のダンジョン。


【遺物】

迷宮の内部で発掘される、"異世界からの漂流物"。アーティファクトとも言う。

種類は多種多様で、同じファンタジー世界の物から現代の物、挙句の果てにはSF世界の物まである。

なお、使い方をパンドラの住民が完全に把握出来るわけでもなく、ただの鑑賞用になっていたりする物も多い。

基本的に文化レベルが高い遺物ほどレアアイテムである。


迷宮測量士(ダンジョンマッパー)

迷宮内をマッピング等して生計を立てる者達。別名"迷宮探査のプロフェッショナル"。

内部の構造、罠、魔物の種類の把握。休憩場所の設置。守護者(ボスモンスター)の特定etc...

ギルドと連携を取り、後続の冒険者達が生還できるように補助をするのが仕事。

基本的に冒険者並の危険な仕事である為、数多くは居ない。


守護者(ボスモンスター)

迷宮の最深部に必ず居る強力な魔物。"遺物を守りし者"。

迷宮の種類によって違うが、大体その迷宮に関連した魔物が守護者として君臨している。

守護者は遺物を必ず守っており、彼らを倒すか隙を見て奪わなければ遺物は手に入らない。


【ダンジリア】

ジム達が暮らす小さな街。周辺は広い草原に囲まれている。

近場に迷宮が数多く存在する事から、街の規模に反してとても明るく活気のある場所。

冒険者の為の一通りの施設が揃い、ギルドも存在する。

北東には迷宮の街と呼ばれるトランパルという都市がある。


【冒険者】

未踏の地や迷宮、強靭な魔物に挑む者達。"便利屋"とも呼ばれたりする。

基本的にはパーティを組み、地上の未探索域や迷宮を探索したり魔物を退治するのがお仕事。飼い猫の捜索を任されたりも?

D~Sランクでランク付けされており、ランクが高い程高難度のクエスト、迷宮を任される。


迷宮は地上よりも危険な場所であるため、基本的には迷宮測量士から得たマップを所持して向かう。

ただし、そんなものは必要ないという強者パーティも居る。

この物語ではそこまで出番は無いかもしれないが、パンドラでは憧れの職業でもある。


【お金の価値】

パンドラのお金は全て硬貨である。

銅貨、銀貨、金貨、白金貨といった種類があり、それぞれ偉人の顔が描かれている。

それぞれの価値は以下の通りである

銅貨一枚=十円程

銀貨一枚=銅貨百枚=千円程

金貨一枚=銀貨百枚=十万円程

白金貨一枚=金貨百枚=一千万円程


【総転移】

一年に一度の周期でパンドラ中の迷宮が一斉に転移し、新しい迷宮に入れ替わる現象。

新たな遺物を大量に運んでくるため、この世界ではめでたい事だとして捉えられている。

転移の際には光を発し、まるで星空の様に地上を照らす。

その様子は"星空の絨毯"と呼ばれる程の綺麗な物で、毎年それを見る為に迷宮の多い街へと来る観光客もしばしば居る。


【転移祭】

周辺に迷宮の多い街で総転移の日に行われる大規模な祭。

街の路上に露店や見世物屋が立ち並び、総転移の瞬間を見たい観光客でいっぱいになる。


【トランパル】

パンドラで最大と言っても過言ではない程の大都市。別名"迷宮の街"。

数百を超える迷宮が近辺に現れる為、数多くの冒険者と迷宮測量士が存在する。

旅の神カルーンを祀る大聖堂がある事でも知られ、観光地にもなっている。


【エルフ】

魔術と弓術に長けた美しい容姿の耳長種族。ファンタジーのお約束な人達。

この世界のエルフは名前の最後に故郷の名を付けるのが風習になっている。

つまり『名前・姓・故郷の名』といった感じに名乗っている。


【鑑定士】

アイテム、遺物、スキル等を鑑定し、本質を見抜ける人達。

鑑定には"見抜く力"という先天的な能力が必要であり、鑑定士になれる資格を持つ者は多くは居ない。

さらに年に十数人しか合格しないと言う超難関な試験を合格して初めて鑑定士を名乗れる。

鑑定の際には水晶玉越しに鑑定するものを見るのが一般的。


遺物使い(アーティファクター)

冒険者の中でも遺物を扱う事に長けた者達。

遺物の使い方を熟知しており、武器として使用することが出来る。

使用する遺物によって戦い方がガラリと変わる。


【魔石】

自然界に存在する魔力を帯びた石の総称。

炎、氷、雷、風などの属性があり、ある種の魔法や遺物を動かしたりするのに使われる。

魔石の鉱脈も存在し、トランパルから北の辺りに大きな鉱山街がある。


【ルナルモア】

精霊の森という森の傍にある小さな町。トランパルから西に位置する。

住んでる人の殆どがエルフ。紅茶が名産で、ここの出身の者はみんな紅茶好き、らしい。


【大五神】

パンドラの神々の中でも位の高い五つの神の総称。

"戦神モルガ"、"魔神ウィアナ"、"技神ツァル"、"冥神スーラ"、"旅神カルーン"から成る。

中でも旅神カルーンは最も位が高く、最高神としての一面がある。

各地にそれぞれの神を祀る聖堂が建てられている。


【旅神カルーン】

パンドラで最も位の高い神様。旅の神カルーン。

旅の安全を司り、帰還魔法を人々に伝えたとされている。

渡り鳥がシンボルマーク。


【商人組合】

パンドラの経済を担う組織。所謂商人ギルド。

一般人からはそんなに馴染みが無い為、"卸売り業者"ぐらいの認識。

彼らがいる事で物価の値段が一定に保たれているんだとか。


【変種魔物】

それまでとは全く違った生態、行動を見せる魔物。いわゆる亜種。

総じて通常種よりも凶暴かつ強力。冒険者ギルドも変種の出る迷宮は高難度の迷宮と指定している。

極最近に、迷宮にて確認されるようになった。発生の原因は不明。


【ドワーフ】

大人でも子供くらいの背丈にしかならない小人種族。ファンタジーのお約束その二。

男女共通して童顔で、それを隠す為に男は立派な髭、女は付け髭や口元を隠すのが風習。

魔石を神とする独自の文化があり、魔石を加工して利用する他種族や遺物にかなり否定的。

その為、基本的に人里離れた山岳地帯などで村を作り、ひっそりと暮らしている。


【マグトラ】

トランパルの北に位置する鉱山街。石造りの街並みが特徴。

魔石鉱脈が豊富にあり、近辺の街にある魔石は殆どがマグトラ産。

ドワーフの隠れ里もあるらしい。

魔石以外にも、石窯で焼いたパンが名産品となっている。


【エムリック魔法学園】

トランパルにある魔法学の名門校。

非常にレベルの高い学校で、卒業した者の殆どは王宮魔術師になるという。

過去に飛び級で卒業した天才が居たとか居ないとか。


【三協定】

正式名称は"トランパル三大組織軍事協定"。

有事の際、冒険者ギルド、商人組合、カルーン協会が協力して事に取り組む協定。

この協定が必要になる事案は中々無い為、発令された事は殆ど無い。


【血染め公】

巷で人気になっている小説。物騒な名前だが結構コミカルな架空の軍記物(?)らしい。

"エインリッヒ・ルードルード"という名の吸血鬼が暴君"ノーブ・オーダー"に反旗を翻し、反乱軍を率いて立ち向かうといったお話。

一冊銀貨一枚銅貨四十枚、アーティス文庫より発売。


【ゴーレム】

石で出来た自動人形。

顔に当たる部分に球体のコアがあり、身体中に回路めいた魔術模様が張り巡らされている。

"遺跡の迷宮"の守護者としては勿論、かつての古代帝国の遺産として野良ゴーレムとしてもパンドラ中に生息している。

製法などは研究されているが、まだ未解明の部分が多いようだ。

主食は魔石、弱点はコアの中心からやや右下辺り。


【セレスティアル学園】

トランパルに存在する非常に大きな学園。"次世代の冒険者を育てること"がモットー。

戦闘科、魔法科、探索科、生産科、総合科の五つの科があり、それぞれが冒険者としての経験を積むことが出来るようになっている。

大きな訓練所が併設されていたり、迷宮での実技が行われていたりと、活動も非常に活発。

優秀な冒険者を輩出していることでも有名である。


【ワーム】

名の通りミミズのような魔物。

小さいものは〇〇イーターと呼称され、大きなものは〇〇ワームと呼称される。

ワームまで成長すると家を丸のみに出来るほどの大きさになり、見た目も甲羅が出来たりなど非常にごつい。

ただしイーターの場合は単なるでかいミミズのような見た目である。苦手な人にはたまったものではない。

土の中の魔力や微生物を食べ、フンとして肥沃な土を出すというミミズに似たの生態を持つ。


【吸光晶】

水晶の一種。光や熱を吸い蓄える性質を持つ。

例えば燃える松明を近づけるとまるで吸われるように火が消え、しばしの間ほのかな明かりと熱を発する。

蓄えすぎるとヒビが入ってしまう性質から、日光が照らす場所には生えてこない。

その性質から宝石などには向いておらず、あまり利用価値がないとされている。

石言葉は"繊細"。


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