仲間になった経緯
「勧誘って何?」
俺が不躾にその質問をする。
おぉ!!と思いだしたかのような顔をして
「そうです!!それです!!忘れて美味しい料理と談笑で終わらせてしまうところでした!!」
頭を掻きながら恥ずかしがる観月。まぁエリートにあるまじき失態だね。
「そんなことより旅人の話ってダメじゃない?どうやってコレだけ集めたの?」
まぁそこは気になるよね。募集かけれないもんねコレばかりは。
「それについては彼女のスキルです。私は以前、シュフラ帝国のミラと言う街にいたんですが大きな戦争が始まりましてたくさんの民が虐殺されたんです。それを何とか逃げ延びてシュフラ帝国の南にあるテモラスト帝国に入ったんです。そこには難民がいっぱい入っていて・・・。そこに彼女がいたんです。見た目日本人だから声をかけて見たら案の定日本人で、意気投合して一緒に旅をしていたんです。この子のスキルにサーチ機能があってそれを使って日本人を探して回ったんです。それでこの2人を見つけたと。」
志田理香子が高村涼子と出会って、高村涼子の能力で仲間彰と観月のパーティーを見つけたって言うことだよね。でもって俺達もその能力で見つけたと?
「はい、そのとおりです。日本人のパーティーが他にいないか探している時にヒットして追跡したということです。」
日本人以外はちょっと信用できないんだとか。偶然観月がそんな仕事をしていたから国のために裏で働いているらしい。ただ、国公認ではないので大々的には出来ないらしい。内閣総理大臣くらいのレベルの人が旅人に選ばれればと確率的にほぼないことを言っている。
「出来なくもないわよ。」
やっちゃんがいきなり爆弾発言をかます。その話の内容はこうだ。
最近あった戦闘で非旅人も旅人も大量に死んだはずだと。それなら今、抽選会をやっているはず。それに国の要人がかかればいいとのこと。
そう言う問題??確率ヤバいくらい低いよ。
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